バイクパッカー術 Vol.3『住編』
「衣食住輪」のうちの「住編」、とうとう後半になりました。
やっと半分ですが、だんだん濃い系のネタになります。
もう少々、お付き合いくださいね!
「住編」つまり、キャンプ地での居住空間を向上させるアイディアです。
6) 現地着いたら、まずは落ち木を探すべし!
バイク旅をする際、キャンプ地に到着して真っ先にすること!
それは、乾杯ビール!
と言いたいところだけど、違うのね。(笑
と言いたいところだけど、違うのね。(笑
まずは、50cmから1mくらいの丈夫な落ち木を探すことなんですよ。
理由は簡単
「バイクを安定して自立させたいから」
通常、スタンドの無いバイクは壁が無い限り立てかけられません。
各バッグの荷物の積み下ろしが容易にできるようになるために、どうしても自立するための棒が欲しいのであります。
埼玉の河原にあるキャンプサイトで拾ったのは、竹の棒でした。
これが、めちゃくちゃ安定したスタンドになりました。
いい感じの枝があったおかげで、タイヤが回転しないようにシートステイに挟まってます。使い勝手の良さに持ち帰りたくなるくらい!
バイクをタープのポール代わりにするとしても、まずはバイクを自立させることが先決。
今回は、テント場の近くの竹やぶに入り、2,3分たらずで見つけたのでラッキーでした。
7) 座椅子の三段活用(ツワモノなら四段?)
バイクパッカーの皆様、椅子は持って行きますか?
どんなに軽くても500g前後はするアウトドア用の椅子のことです。
どんなに軽くても500g前後はするアウトドア用の椅子のことです。
私は、9月のソロライドの時に持って行き、改めて「くつろぐことの重要性」に気づきました。
その時に持参したのがこちら
Crazy Creekの座椅子
ハニカムメッシュ構造の軽量版で、10数年前に購入したもの。今や廃盤に!
収納バンド込みで440g(現行品のHex#2.0は600g超だとか?)
これは、足を伸ばせたり、リクライニングしたりと、タープの下でめちゃくちゃリラックスできる逸品でした。
ハニカムメッシュ構造の軽量版で、10数年前に購入したもの。今や廃盤に!
収納バンド込みで440g(現行品のHex#2.0は600g超だとか?)
これは、足を伸ばせたり、リクライニングしたりと、タープの下でめちゃくちゃリラックスできる逸品でした。
で、オススメの三段活用がコチラ
1) 普通にリクライニングチェアとして使う
2) 座面を折り返し、正方形の座布団として使う
常にリラックスポジションでなくても、あぐらをかいたりする時にちょうど良いのが座布団スタイルでした。さっと座れて、さっと立てるのもこちらが有利。
3) 就寝時は丸めてまくらにも使用!
椅子というのは、寝る時は使わないもの?
いやいや、利用頻度が多いほど持っていく価値が高まるのです。
いやいや、利用頻度が多いほど持っていく価値が高まるのです。
専用品のまくらを持っていかなくても、シュラフマットの下にチェアを入れておくことで、質の高い睡眠ができるのです!
本来の用途以外に第二、第三の用途を発掘することが、自走装備をできるだけ軽量にする秘訣でもありますからね。(私は贅沢系快楽装備ばかりなので重量級ですが)
四段活用として、、、、
Crazy Creekは両サイドのベルトを緩めると、完全にフラットになり全長80cmほどにもなりますので、これを上半身のみのシュラフマットに使うなんていうことだって可能ではあります。(ストイックすぎるので私には無理ですけどね)
四段活用として、、、、
Crazy Creekは両サイドのベルトを緩めると、完全にフラットになり全長80cmほどにもなりますので、これを上半身のみのシュラフマットに使うなんていうことだって可能ではあります。(ストイックすぎるので私には無理ですけどね)
8) 歯ブラシでペグ掃除
土の中にぶっ刺したペグ。
引っこ抜くと、大抵は土がこんもりと付着してますね〜。
特に、MSRのリブ付きのペグを使っているので、土はかなり多く付いてきます。
このまま収納袋にいれるのはできませんよね。
わたしは、コレを使ってます。
使い古しの歯ブラシ。持ち手の部分をさらに短くカットしてます。
この歯ブラシで磨けば、水を使わなくても99%キレイになりますね!
白猫屋のリフレクト素材の付いたコードに変更してあるMSRのアルミペグ
ちょうど良いサイズのTHOMSONのステムバッグに、歯ブラシとペグをセットに収納してま〜す。
さて、次の投稿はいよいよ、肝心要の「輪編」です。
9) ハト目はリムだけでなく、シートにもね!
ハト目(アイレット)加工されているリムを見ると、ニップルの周りのスムーズさを想像してはニヤっとしちゃう私です。
今回は、そのハト目をグランドシートにも、100均カスタムでアレンジをしてみました。
使用したのは、100均のハト目パンチ
これに内径7mmのハト目を利用し、
4角の角を少し折って、二重に重ねたところをパンチ加工
これで、グランドシートの固定はペグダウンで確実固定ですね!
さて、次の投稿はいよいよ、肝心要の「輪編」です。
バイクパッキングにとって理想的なバイクの仕様、積載方法論などの持論を述べていきたいと思います。