バイクパッカー術 Vol.4『輪編』その1
バイクパッカー術もとうとう最終章になりました。
最後は、バイクパッカーのためだけに通じる「バイクの仕様」や、「積載方法」の持論を考察してみたいと思います。
10) 120の29の2.8の20の快楽仕様!
この数字の羅列で全て意味が通じることはまずありえないでしょうね。
私はこの1年で舗装路系バイクパッキング、悪路系バイクパッキングをそれぞれ何度かためしてみた結果、特に林道中心の悪路系のバイクパッキングで行き着いた数値がこちらなんです。
120 ・・・120TPIのしなやかなケーシングで、サスフォーク不要=若干軽量化!
29インチ・・・しかも29+! 大径ホイールの転がり抵抗の少なさは疲労度軽減
2.8インチ幅・・・2.4と2.8と3.0を試した結果、いいとこ取りしたのが2.8でした。
20mm・・・ShockStop Stemのストローク量です。この20mmの動きが下り本来の楽しさと快楽を与えてくれます。
それが、こちら!
120TPIケーシング、2.8インチ幅のTERRENE McFlyは、なんと重量は実測769g
2.4インチ幅でも800gオーバーはざらにある中、この太さでは異例の軽量仕様です。
2.4インチ幅でも800gオーバーはざらにある中、この太さでは異例の軽量仕様です。
(このタイヤの特徴はコチラの記事もね)
私が行き着いた結果の一つが
29+のフロントタイヤにはリジッドフォークの相性が最高!
さらに、下りを気持ちよく走りたい人は、ショックストップステムは最強!
さらに、下りを気持ちよく走りたい人は、ショックストップステムは最強!
てことなんですよ。ハイ!
フロントにはハンドルバーバッグ、フォークにはメニシングケージなどバイクパッカーならではの超フロントヘビーな状態で、路面の凸凹に合わせてハンドルを引く作業は非常に困難。
500〜1000g追加して、サスペンションフォークをとるのか?
たった100g程度の追加で、サス効果を得るのか?
私は、後者を選び、下りを楽しむことにしました。
たった100g程度の追加で、サス効果を得るのか?
私は、後者を選び、下りを楽しむことにしました。
120TPIで、769gという軽量なタイヤにパンクのリスク不安はないのか?
と言われると完全に無いとはいえませんよね。
と言われると完全に無いとはいえませんよね。
だから、サムライスォードもバッチリ完備することにしましたゾ!
このままでも十分な存在感があるのですが、この場所はなにかとヒットしてダメージを受けやすいので、Alt店主が教えてくらたギミックで対策
なんと、ビールの王冠がバッチリ!
王冠系パーツの専用品であるNINERのY.A.W.Y.Dと共通の外径26.7mmなので〜す。
もしかすると29+はそんな旅人たちを後押ししてくれるための存在かもしれません。
おっとっと、
「輪編」のネタがいきなり濃ゆい方向性になったので、本投稿は一旦ここまで
その2として、最終章につ続きます。