サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

61gのパーツがハンドルバーバッグの縦揺れ問題を解決!

重装備のバイクパッキングになると必要になってくるのがハンドルバーバッグ(以下、バーバッグと記述)
ハンドリングに直接影響するからあまり重いものは詰めたくないし、走向移動中にしょっちゅう開け閉めするものでもないので、大抵はテントやタープ、シュラフマットなどを私は積載します。

ところが、バーバッグって走行中の振動で上下に動くんですよね。

大抵のバーバッグは、ハンドルバー上に2箇所のベルトストラップと、バッグ下部にヘッドチューブを巻く3点装着スタイルが基本であります。
しかし、バーバッグ自体が柔軟性のある素材・構造なので、3点装着ではやはりブラブラと揺れてしまいます。揺れている間に徐々にストラップは緩み出し、さらに揺れは増幅するという悪循環。。。
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もちろん、このような固定方法ではブラブラと揺れてしまう為、確実に固定する為の専用バッグがいくつも存在しております。(例:リクセンカウル製サルサ製など)

でもね、
このような対策済みの専用品でないものでも、愛用して来たバーバッグをどうしても使いたい!どうにかして揺れを解消させたい!!!

そんな思いに悩むユーザーさんの声を複数人から聞いていたので、どうにかして対策グッズを開発できないものかと、原因と対策方法などを考えておりました。

すると、今年の年初にこんなパーツに出会い、コレを元にして加工してみたらうまくいきそうな気がしたのであります。
アルミ製 重量61g(実測)

先端の筒状のパーツを加工して、バッグを抑える形状のパーツを自作しようかと思案しておりましたが、試しにそのまま装着してみたら!

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あらやだ!
バッチリ!
揺れ解消!

バーバッグ下部のストラップを強く引っ張り強固に固定することによって、Minoura
のスペーサーマウントが、バーバッグを強く押してくれます。
つまり、ただ「3点を引っ張って固定するだけの固定方法」から、
「3点引っ張り+ 1点押し出し」=「4点固定」になることで、バッグの上下の動きが99%抑制される結果を導き出したのでありました。

どうぞ、検証動画をご覧ください。


コツは、

・バーバッグの中身はできるだけギュっと詰めて、バッグそのものを柔らかくしない。
 CS-500が押す部分が柔らかいままでは効果が少ない)
・上記の画像のように、CS-500がバーバッグに対して垂直に当たること。
 (CS-500は角度調節することができますが、少しでも緩むのを回避する為)

たった61gのパーツで!(正確には10mmスペーサー分は代用されます)
たった1000円ちょっとのパーツで!Amazon価格は1154円)
揺れを無くすという目的が達成できてしまったようなので、私自身のブランドで製品開発するのはやめました。

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明日から、バイクパッキングで1泊2日の旅ライドをするので、
解消されたバーバッグの揺れをしっかりと検証して来ま〜〜〜す!


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