サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

エアロ形状ドロップバーを自作する

よくある突発性の病みたいなもんですが、ハンドルバーを変えたくなりました。
KOGAのBeach Racerにセットされているラウターワッサー型ハンドルバーから、
やはりというか案の定というか、「元の木阿弥」感覚でOn-OneのMidge Barへ戻ってきました。

ところがただ単に変更するのでは、なんか気が済まにゃい!

約10ヶ月ほどグラベルロードを継続的に乗っているうちに、よく走る場所、路面の荒れ方、登り/下りの頻度などいろんな条件が見えてきた = つまり「自分のスタイルが確立しつつある」ってことなんですね。
ハンドルを握る箇所も肩が一番張り出したところに手を乗せてブラケットに指を2本かけて握る時間が一番長いことも判明しました。

そうなってくると、やはりハンドルバー上面はフラットな面積があるほど手のひらに優しいわけです。

とはいえ、昨今流行りのエアロ形状ハンドルバーは使わんよ!!!
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たいがいは、カーボンだし、高いし!
ってことではなく、グラベルに適した『幅広なハの字』に開いていないから!

というわけで、Midge Barをカスタムするのであります。
使用するのは、もうほとんど使わなくなってきた感のある機械式ブレーキアウターケーブルを60cmほど。それだけです。

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本物のブレーキケーブルの上に適当な長さにカットしたダミーのブレーキホースを2本固定するだけです。

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こうすることで真円だったノーマル状態に比べ、ハンドルバー上面がやや平らに近い形状になります。
また、2本追加したことで、握った時に「コの字」になる指の内側に3本のケーブルが絶妙にフィットするのであります。

実は、今回が初めてではないんです。
過去記事を検索したら2度ほどありました。
初めてエルゴノミックな改善をしたのはコチラ
そのあと、さらに改良したエルゴノミック改造はコチラ

そして、もう一つの改善ポイント!
それは、バーテープそのもののクッション性を高めること。
やはり、グラベルが主体となると手のひらに来る振動は少ないほど嬉しい。

ひと昔前は、バーテープの下に載せるGEL状パッドなんていうのもありましたが、そこまで柔らかくしたいわけではないのです。

というわけで、今まで使ってきたバーテープを再利用します。
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もう何回も巻き直しをしたり、小コケもしてきたので、数カ所はささくれだったり、小穴が開いていたりしますが、下地作りのための再利用なので、問題ありません。
ハンドル上部のみ、旧バーテープを巻きます。

その上から、新しいバーテープを巻けば、クッション性が欲しいところだけ極厚となるわけです。
Lizard Skinsのオレンジ(2.5mm厚)がお気に入りなので、同色をリピートしました。

ハイ、できあがり!
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この角度から見ると、エアロ形状には見えにくいですが、握ってみるとしっかりエアロです!(というかアナトミック形状か?)

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フラット部の増設ができました。

実際に走った時の握り心地を知りたくて握りたくて、いざ河原へGo~~~!
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肩幅が広くなったMidge Barは、やはりラフなオフロードで、上からの抑え込みに有利でした。

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バーテープ2重巻き+ケーブル2本追加となった極太カスタムハンドルバーは、たった1.5時間程度の走りで「自分のモノ」になりましたとさ!

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