サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

トレイルライド報告と、ハンドルバーの小カスタム

数日前、グラベルバイクで里山ライドしてきたのですが、いつもの平地ライドとは勝手が違うトレイルで、前後&上下の体重移動の範囲が広い挙動の楽しさ・奥深さを存分に味わってきました。

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今回は、なんと2台ともNINER RLT9(相棒はあの野口商会のお茶目男子Kさん)
しかも、27.5インチにインチダウンし、その代わり1.95〜2.1インチのグラベルバイクではプラス規格に相当するタイヤを装着するという徹底した異端児男子2名!

リアランス広めなチェーンステイを持つRLT9ですが、それでもギリギリなので現物合わせが必要なきわどいカスタムでもあります。

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ライドは難しい局面もあったけど、ひっくるめてめっちゃ楽しかったわ〜〜〜
いや〜〜、土の上って最高ですよね。
27.5×2.1タイヤでもトラクション抜けは起こるわけで、重心を掴む練習は最高のご馳走になります!

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「素直にトレイルでMTBに乗ればいいのに」という声も聞こえてきそうですが、確かにスピードの乗りの悪さ、荷重・抜重のしにくさなど、MTBと比べちゃうと難易度は1.5倍くらいになるんですよね。

でもね。だから面白いの!
限界の低いBikeのコントロールは、重心を捉えてセンターに乗り切る練習にはモッテコイ!
サス付き3.0インチのプラス規格のブロックタイヤより、小さなノブが連続するセミスリック系2.1インチ(実質52mmなので2.0インチ)のWTB NANOは、圧倒的に限界も低いので、登りにせよ、コーナーにせよ、トラクション抜けを起こさないための体の使い方が自然と学べちゃうんです!!

それまで700×43c(SimWorks Homage)だった時に比べ、小径になったハンドリング
は、根っこや石や段差など、路面状況が目まぐるしく変わるトレイルでは、実に軽快にクイックにスパっスパっと態勢を変えるように、操舵感覚が別次元のBikeに変わりました。
今まで太めな方だった43cタイヤよりもさらに増したエアボリュームは、ガレた路面でも、リジッドMTBに近いアグレッシブなライドも可能にさせてくれます。

うん、27.5グラベル面白いぞ!!
ドロップバーなのに、そこそこ行ける限界がまたまた広がった気分!!


と、ここまでは強気モードのグラベル肯定派ですが、、、

今まで見えてこなかった難点がわかり始めたのも事実。
いくらワイドなドロップバーのMidge Barとはいえ、やはり少しシャクリ過ぎていたようで、斜度のある登り坂では手首の角度が悪く力が入りずらかったです。
下りのライドを考えると、これ以上ステムを下げたくはないのですが、少しブラケットを低めにして角度を小変更したほうがいいかもって感じました。

そこで、今日は雨模様で肌寒い一日だったので、思い立ってハンドル周りをカスタムすることに。

まき直しできるようにバーテープを慎重にほどき、
・MidgeBarのハンドルのフラット部を水平→やや下向きに角度変更
・ブラケットは従前よりほんの少し高さを下げるけど、あまり変えすぎない程度に

こうすることで、前下がりになったハンドルバーとブラケットには凹む谷間が出来てしまうのですが、手首の負担を軽減するためどうしても凹みをフラットにするべく、余っていたスポンジ製のRitchey WCSトゥルーグリップを適当な大きさにカットして、凹み部分にテープ留めしました。
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(2本の白いブレーキホースはダミーで、真円のバーをアナトミカル形状にさせるために装着してます)

真横から見て、フラットになるように埋めたつもり
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バーテープをまき直して出来上がり!
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結果的には、MidgeBarの内側にブラケットが寄ってくることになり、ブラケットが手元に近寄ることになりました。
少し懸念していたリーチの遠さも解消できるかもしれませんね。

見た目は誰にもわからない超小変更のカスタムですが、
乗っている時のほとんどの時間をブラケット握りで過ごす私にとって、実はかなりシビアで重要なカスタムなのでありま〜す!

さて、次の走りはいつかな〜〜?!


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