NEW XTRブレーキを付けた(追加記事・写真あり)
ただいまハノイに出張中のKさんとチャットしてたら、勢いが付いてしまい、つい発病。。。。
New XTRのブレーキを手に入れてしまいました。
だって、1万円の商品券があったんだもんもん。
(発注から納品まで数時間?!?!)
と、言い訳は置いといてっと。
火曜の夜にインストール。
水曜の朝にはトレイル。
なんか、最近、こういうのが続く気がするなぁ。
金太郎さん夫妻のBlogを見ていたら、もっと紅葉を見たくなりました。
真っ赤でした!
でも、よく見ると、
黄色から赤に変わる途中というタイミングでもありました。
ちなみに、色が変わるのがモミジ。変わらないのはカエデだそうです。
トレイルも落ち葉絨毯でしたが、葉っぱの下やややウエットでスリッピーでした。
New XTRのブレーキを手に入れてしまいました。
だって、1万円の商品券があったんだもんもん。
(発注から納品まで数時間?!?!)
と、言い訳は置いといてっと。
火曜の夜にインストール。
水曜の朝にはトレイル。
なんか、最近、こういうのが続く気がするなぁ。
金太郎さん夫妻のBlogを見ていたら、もっと紅葉を見たくなりました。
真っ赤でした!
でも、よく見ると、
黄色から赤に変わる途中というタイミングでもありました。
ちなみに、色が変わるのがモミジ。変わらないのはカエデだそうです。
トレイルも落ち葉絨毯でしたが、葉っぱの下やややウエットでスリッピーでした。
肝心のXTRのブレーキは、冷却フィン付きパッドの付いた988系(Trail仕様)をチョイスです。
キャリパー固定用のボルトが4mm頭のヘキサになっており、軽量化されてます。
結論を先に言えば、Fは7ではなく6インチで必要十分かと。とくに29erSSはね。
このレバー、実測していないけどめっちゃ軽量です。
エア抜きは、キャリパー側からオイル満タンの注射器を差し込んで、
レバー上部にある黒キャップを一旦外して専用のじょうごを差し込み、オイルを下から圧送。
このじょうごの中にオイル一杯になったら、今度はレバーをニギニギ数回。
驚くほど早くエアが抜けてくれたのにはビックリです。圧送方式LOVEです。
980系になって目新しい点が多いのです。
<特徴1>1.5フィンガーのショートリーチ
1.5フィンガーというショートリーチレバーになりました。
ん? 1でもなく2でもなく1.5???
果たして、この世の中に指が1.5本という人がいるのでしょうか?
1本派、2本派の人に両方に対応OKヨーンといいたいのでしょうね。
しかし、使った後の感想ですが、これは間違いなく1本用です。
レバーが短いのでレバーの曲がっている部分に人差し指が乗るようにレバー位置を調整。
人差し指1本のために初期位置と、パッドあたり始めの位置を設定する。
このため2本使うことが難しくなります。
こんな感じですかね。
(防寒対策として、HESTRAのGORE+ウインドストッパーのグローブにしました。)
レバーが短くなったので、弧を描く曲線の半径も短くなってます。
つまり、初期位置からブレーキがかかるまでのタイムラグが短くなったと言えますね。
こんな感じでSaintと、新型XTRを計測してみました。
(こちらはSaint実測時)
レバーの先端部からグリップまでの距離を計測
Saint
初期の位置: 65mm
制動時の位置:39mm
制動距離: 26mm
新型XTR
初期の位置: 62.5mm
制動時の位置:49mm
制動距離: 13.5mm
(こちらはNew XTR)
970系のXTRと比較した方がわかりやすかったはずなんですが、外してしまったので計測できず。
ただ、上の値からみると、半分の制動距離で効き始めるわけですから、反応の早さはすぐに体感できます。
また、最上位機種ということもあってか、引きが恐ろしく軽いのも特徴でした。
<特徴2> 熱だれしにくい設計
インストールする前に、とある関係筋の方からお聞きした情報によれば、
新型のアイステックローターは最高温度が旧型と比べて100度低いそうなんです。
ローターは、今回インストールしていないのですが、今度ホイールを新調する際はセンターロックにしようかなと真剣に検討したくなります。
さて、一番の特徴ともいえるあの冷却フィン付きパッドですが
高価なプロダクトですが「もとが取れます」と、断言したい!
今回のトレイルの最後に長いジープロードを下ってくるのですが、当然前後とも強めにブレーキコントロールします。
止まった直後に、ささっとグローブを取りキャリパーを直に触ると、
なんと
な、なんと!
ピカピカのキャリパーは、少し低めのお風呂くらいのぬるさなのです!!
フィンは、長くは触れませんが高い温度になってました。
(他のでパッド試した事ないから比較できないけどね)
ローターはチンチンに熱かったです。(昔ローター触ってグローブ融かしました自分。)
このフィンがあることで、ローター → パッド → シリンダー → シリンダー内のオイルの順で
熱くなるはずのオイルですが、ほとんど熱くなってません。
でも、こういうのって同じ条件で複数の機種の実験をやってみないと正確ではないですね。
なので、自分のための参考実験てなところです。
肝心の使い勝手ですが、
制動力が十二分にあるため1本でのDHも全く問題なしです。
中指をグリッピングに使える分、ハンドルバーをしっかり握ることができるので、視線が安定しライディングに集中できる(気がします)。
効き方はMAGURA MARTAに似た感じ。中盤かまでコントローラブルで最後はグニャらない腰の強さ!(稚拙だなー。おいらの表現力は)
ただ、MAGURAの場合、オイル温度が高くなってレバーのあたり始めが遠くなることもありました。
これはエアが入っていることも想定できますが、私のMAGURAは長く下っているとよく起こる現象でした。
まだまだ使い始めたばかりのNew XTRですが、この値段でこのクオリティーの高さは
さすが『世界のSHIMANO』といえるのでしょうね。
1フィンガーのクイック感覚に慣れると、今まで2フィンガーのBikeの印象が変わってしまうのが気になりますが、ま、XTRは純レーシング機材なんだってことがよくわかりました。
<追加 記事と写真>
ブレーキレバーのサーボウェーブ機構
左写真が初期の位置、右写真はレバーを引いて制動が開始している位置です。
このカムが少しカーブしているサーボウェーブの谷を通過する時に、少しひっかかりがあります。
特に、箱から出したまんまの時にニギニギしてしまうと強烈なシコリに感じるはずです。
私もRace仕様に返品しよかなと思いました。でも、きちんと装着するとシコリは気になるレベルではないんですよね。ここら辺、SHIMANOにしてやられてました。
XTR専用のカタログです。メリットは載っておりますがシコリの部分の写真は無いようです。
ブリード用じょうご
キットとは別売りの専用じょうごです。
下がネジ状態になっておりレバー上部にねじ込みできる仕組み。
爪楊枝みたいなものがついてます。じょうごの穴を爪楊枝の先端(Oリング付き)で
簡易的にふさぐもので、じょうご内にオイルが入っていても栓をできるので
レバーからじょうごを取り外す事が容易です。なのでオイルまみれにはなりにくいアイディア製品です。
(でも、こういうのは、キットに付属するべきです →SHIMANOさん!)
これは付属品。ブリーディング時にキャリパーと注射器の間に一時的に取り付ける治具です。
指で回せるので、微妙な開閉がコントロールできるというアイディアです。
でも、取り外す時にエアが混入するかもと思い、使いませんでした。(根性なし)
どうしてエア抜きが簡単になったのかというのがカタログの概念図に掲載
概念図なので、わかりにくい
そこで旧XTRと現行を比較して見てみた。
あ、ブリードニップルの位置が見事に変更されているぞ!
970系は、キャリパー上側に対して、980系はパッドよりも最下部に口があります。
このことが奏功する因果関係は整理できませんでしたが、圧送するだけでエアが抜ける
オイルラインになっていることなのでしょう。
エア抜き作業中には1mm以下の小さな気泡がほとんど無くて、優等生なエア抜きでした。
以上、長過ぎる追加記事でした。
<今回のライドの写真たち>
おしまい!
キャリパー固定用のボルトが4mm頭のヘキサになっており、軽量化されてます。
結論を先に言えば、Fは7ではなく6インチで必要十分かと。とくに29erSSはね。
このレバー、実測していないけどめっちゃ軽量です。
エア抜きは、キャリパー側からオイル満タンの注射器を差し込んで、
レバー上部にある黒キャップを一旦外して専用のじょうごを差し込み、オイルを下から圧送。
このじょうごの中にオイル一杯になったら、今度はレバーをニギニギ数回。
驚くほど早くエアが抜けてくれたのにはビックリです。圧送方式LOVEです。
980系になって目新しい点が多いのです。
<特徴1>1.5フィンガーのショートリーチ
1.5フィンガーというショートリーチレバーになりました。
ん? 1でもなく2でもなく1.5???
果たして、この世の中に指が1.5本という人がいるのでしょうか?
1本派、2本派の人に両方に対応OKヨーンといいたいのでしょうね。
しかし、使った後の感想ですが、これは間違いなく1本用です。
レバーが短いのでレバーの曲がっている部分に人差し指が乗るようにレバー位置を調整。
人差し指1本のために初期位置と、パッドあたり始めの位置を設定する。
このため2本使うことが難しくなります。
こんな感じですかね。
(防寒対策として、HESTRAのGORE+ウインドストッパーのグローブにしました。)
レバーが短くなったので、弧を描く曲線の半径も短くなってます。
つまり、初期位置からブレーキがかかるまでのタイムラグが短くなったと言えますね。
こんな感じでSaintと、新型XTRを計測してみました。
(こちらはSaint実測時)
レバーの先端部からグリップまでの距離を計測
Saint
初期の位置: 65mm
制動時の位置:39mm
制動距離: 26mm
新型XTR
初期の位置: 62.5mm
制動時の位置:49mm
制動距離: 13.5mm
(こちらはNew XTR)
970系のXTRと比較した方がわかりやすかったはずなんですが、外してしまったので計測できず。
ただ、上の値からみると、半分の制動距離で効き始めるわけですから、反応の早さはすぐに体感できます。
また、最上位機種ということもあってか、引きが恐ろしく軽いのも特徴でした。
<特徴2> 熱だれしにくい設計
インストールする前に、とある関係筋の方からお聞きした情報によれば、
新型のアイステックローターは最高温度が旧型と比べて100度低いそうなんです。
ローターは、今回インストールしていないのですが、今度ホイールを新調する際はセンターロックにしようかなと真剣に検討したくなります。
さて、一番の特徴ともいえるあの冷却フィン付きパッドですが
高価なプロダクトですが「もとが取れます」と、断言したい!
今回のトレイルの最後に長いジープロードを下ってくるのですが、当然前後とも強めにブレーキコントロールします。
止まった直後に、ささっとグローブを取りキャリパーを直に触ると、
なんと
な、なんと!
ピカピカのキャリパーは、少し低めのお風呂くらいのぬるさなのです!!
フィンは、長くは触れませんが高い温度になってました。
(他のでパッド試した事ないから比較できないけどね)
ローターはチンチンに熱かったです。(昔ローター触ってグローブ融かしました自分。)
このフィンがあることで、ローター → パッド → シリンダー → シリンダー内のオイルの順で
熱くなるはずのオイルですが、ほとんど熱くなってません。
でも、こういうのって同じ条件で複数の機種の実験をやってみないと正確ではないですね。
なので、自分のための参考実験てなところです。
肝心の使い勝手ですが、
制動力が十二分にあるため1本でのDHも全く問題なしです。
中指をグリッピングに使える分、ハンドルバーをしっかり握ることができるので、視線が安定しライディングに集中できる(気がします)。
効き方はMAGURA MARTAに似た感じ。中盤かまでコントローラブルで最後はグニャらない腰の強さ!(稚拙だなー。おいらの表現力は)
ただ、MAGURAの場合、オイル温度が高くなってレバーのあたり始めが遠くなることもありました。
これはエアが入っていることも想定できますが、私のMAGURAは長く下っているとよく起こる現象でした。
まだまだ使い始めたばかりのNew XTRですが、この値段でこのクオリティーの高さは
さすが『世界のSHIMANO』といえるのでしょうね。
1フィンガーのクイック感覚に慣れると、今まで2フィンガーのBikeの印象が変わってしまうのが気になりますが、ま、XTRは純レーシング機材なんだってことがよくわかりました。
<追加 記事と写真>
ブレーキレバーのサーボウェーブ機構
左写真が初期の位置、右写真はレバーを引いて制動が開始している位置です。
このカムが少しカーブしているサーボウェーブの谷を通過する時に、少しひっかかりがあります。
特に、箱から出したまんまの時にニギニギしてしまうと強烈なシコリに感じるはずです。
私もRace仕様に返品しよかなと思いました。でも、きちんと装着するとシコリは気になるレベルではないんですよね。ここら辺、SHIMANOにしてやられてました。
XTR専用のカタログです。メリットは載っておりますがシコリの部分の写真は無いようです。
ブリード用じょうご
キットとは別売りの専用じょうごです。
下がネジ状態になっておりレバー上部にねじ込みできる仕組み。
爪楊枝みたいなものがついてます。じょうごの穴を爪楊枝の先端(Oリング付き)で
簡易的にふさぐもので、じょうご内にオイルが入っていても栓をできるので
レバーからじょうごを取り外す事が容易です。なのでオイルまみれにはなりにくいアイディア製品です。
(でも、こういうのは、キットに付属するべきです →SHIMANOさん!)
これは付属品。ブリーディング時にキャリパーと注射器の間に一時的に取り付ける治具です。
指で回せるので、微妙な開閉がコントロールできるというアイディアです。
でも、取り外す時にエアが混入するかもと思い、使いませんでした。(根性なし)
どうしてエア抜きが簡単になったのかというのがカタログの概念図に掲載
概念図なので、わかりにくい
そこで旧XTRと現行を比較して見てみた。
あ、ブリードニップルの位置が見事に変更されているぞ!
970系は、キャリパー上側に対して、980系はパッドよりも最下部に口があります。
このことが奏功する因果関係は整理できませんでしたが、圧送するだけでエアが抜ける
オイルラインになっていることなのでしょう。
エア抜き作業中には1mm以下の小さな気泡がほとんど無くて、優等生なエア抜きでした。
以上、長過ぎる追加記事でした。
<今回のライドの写真たち>
おしまい!