サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

ブレーキパッド考察!~最適なブレーキフィールを求めて!

「Jagwire様からブレーキパッドをご提供いただいたので、ここ何回かグラベルライドをこなし、パッドをアレコレと変更しながら、最適なフィーリングって一体なんだろかと考えてみる」

という砂利っぽい内容の記事ですので、ご容赦を!

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ランキングに登録だっちゅうの。(死語ダイスキ)


ブレーキ系パーツを比較考察するにあたっては、様々な前提条件が存在します。
走者の技量、メンテナンス能力、これまで乗っていた様々なBikeのブレーキフィーリング、ブレーキパーツそのものの性能、ローター径、ローターとパッドの相性、天候、タイヤ、常用スピード、バイク重量、、数えればきりがないほど、「感じるために必要なファクター」はあげられますね。

それらをゴチャっと融合して主観に頼るのがインプレとなります。もちろん全ての要素を数値化できるものではないのですが、だからこそ、感性を中心とする作文は面白いわけで、乗る人が違えば感じるフィーリングも多少のズレは出てきて当然なのであります。

さて、そんな言い訳じみた前提条件の話は置いといてっと!
私が感じたことをもろもろ吐き出していきますね。
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比較検討に使った機材は以下の通り

[ Bike ]
NINER  RLT9 Steel Size54 11.5kg
グラベルツーリングに必須な装備をしているので、重めです。
フレームバッグ、工具、チューブ、ポンプ、ハンドルポーチ、ボトルケージ3つ、フォークマウントケージ2つ、時計、方位磁石などを全部載せた重量です。

[ Brake ]
キャリパー:TRP Spyre SLC
レバー:TRP RRL SR レトロシルバー
ホース:(F) Jagwire Road Elite Sealed  (R) Alligator
ローター:(F) SHIMANO SM-RT99S 160mm (R) Magura Marta SL Rotor 160mm

※1 フロントに集中する制動力に対して放熱性の高い(=耐フェード性がある)フィン付きローターSM-RT99Sをあしらえました。
※2 後輪には、2.0mmの厚みのあるMagura製のタッチが好みであるということと、軽量性を優先して、Marta SLローターを愛用しております。
※3 ホースはフロントのみJagwire製に変更 わけあってリアは変更できずAlligator製

[ 比較対象ブレーキパッド ]
SHIMANO B-01S レジン
SHIMANO E-01S メタル
Jagwire Sport Semi-Metalic セミメタル


[ 本文 ]
まず、レジンパッドですが、過去に装着したものがあまりにも制動力が足りなくてすぐに使用を中止しましたので、以降にレジンについて記述するものは過去の記憶に頼っております。
今回、メタルパッド(SHIMANO E-01S)からJagwireのセミメタルに変更したことで、新たな発見ができました。

メタルに比べてJagwireのセミメタルはロックしにくいです。
ロックしにくいというのは、相当量の力でレバーを握らないとロックしないということ。
そうかといってレジンのような絶対制動量が少ないわけでもなく、中盤から最後まではきちんと制動しますので、意図的なロックも可能です。

(あまりロック、ロックばっかり言っていると、この人が降臨してきそうでイヤだなぁ。。。)
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ロックするまでレバーの引きしろを有効に使えるため、制動中はタイヤのグリップ力が増し、コントローラブルになるってこと。
タイヤを止めるためではなく、スピードを落とすための制動力の調整が行いやすいので、必要な時に必要な制動力が得られるというもの。

一言でいうと
最適化された減速フィーリングを得られやすいよ!
ってことなんですわ。(セミメタル最高だわ!)

土・砂利が混在するグラベルでは、このロックしないというのが、とっても重要になるわけで、乾燥した舗装路に比べてグラベルは圧倒的に滑りやすいんですね。
それをいかに意図的にロックしないでコントロールするのかっていうのは、ライド冥利に尽きるといっても過言ではないわけです。

この砂利っぽい画像を見て欲しい。
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左側はロックしてツーーってなった状態で制動距離は伸びるばかりでどこで止まるかは運しだい?!
右側はロックしなかったからこそ、タイヤのブロックパターン痕がはっきりと残ってその位置で制動完了した証なのでありんす!


と、セミメタルパッドに換装して、花の子ルンルンなご気分になってしまった矢先!
変なことを思い出してしまった。。。。


積載量たっぷりのバイクパッキングだったら
そもそも条件ちがうぢゃん!!!

そうだったのです。
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今度のバイクパッキングで行く装備を大まかですが、測ってみたところ
上記画像の装備品だけで、約8kg(食料・ビールを含めず!)
ちなみに背中にはバッグなどは背負わないスタイルです。

ってことで、11.5kgとバイクに8kgの装備でなんと70%増しの19.5kg!!!
スーパーヘビー級だったひと昔前のDHバイク並みに重いバイクになるわけです。
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さて、コイツに見合ったブレーキパッドって一体なんなんだ???

続きは後編にて!



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