サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

TREKの最高峰e-MTB Rail 9.7試乗レポート (by 価格.com)

価格.comに連続掲載していただいているe-MTBインプレ・レポート第3弾が公開されていたようです。

試乗したのは、私自身、「コレ国内最強?」とも思えた
TREK Rail 9.7 (税別79万円)です。

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TREK Rail 9.7 
29×2.6 フルサス まさしく全部載せってイメージのフルスペックe-MTB
コレまでに同企画で合計4台乗らせていただきましたが、こんなにも進化したのかと驚くばかりでした。
画像42枚、動画5つととても詳細なレポートですが、e-MTBの購入を検討される方への参考になれば幸いです。

https://kakakumag.com/sports/?id=15455

 

記事本文中にもありますが、過去3台の記事も改めて紹介しますね。

YAMAHA YPJ-XC (ハードテール 29.8万円  2018年6月4日)
https://kakakumag.com/sports/?id=12256

BESV TRS1 (ハードテール  50.8万円 2018年6月6日)
https://kakakumag.com/sports/?id=12252

Panasonic XM-D2 (フルサス 60万円 2019年 4月15日)
https://kakakumag.com/sports/?id=13679


3年に渡って、4台も試乗させていただき、e-MTBの驚くべき進化を成し遂げてきたのを体感してきましたが、PCや大型家電のように「進化が激しくて、いつ買えばいいかわからない」ってジレンマを抱き続けてきましたが、今回のTREKに乗ってみて、

「あ、コレなら後悔しない」ってハッキリ断言できるようになりましたね。

コレまでのe-MTBとは違う重要ポイント2点はこちら

1) 乗車姿勢が今どきの最先端のMTB

コレまでは初級者に寄せて上体が起きたものが多く、本格的にトレイルを駆るには中途半端なものでしたが、TREKはハイエンドモデルのレース車両と同じジオメトリーなので、スポーツとしてのe-MTBを楽しむ上級者志向ですね。

2) 見た目がソフィスティケート!

バッテリーの収め方が秀逸ですよね。フレームと一体型になるので、一見すると別体バッテリーが見えなくて、電動アシストのない一般的なカーボンフルサスのまんまです。
コレって重要。見た目がレーシーなバイクは飽きが来ないと思えるんです。
別体バッテリーが、ダウンチューブにカタツムリのように乗っかっているコレまでのe-MTBだと、

誰から見てもすぐに、「ああ、e-MTBだよね」ってわかってしまうのが、なんとなく切ない?んです。


【最後に】
さて、記事の性格上、インプレ中心だったでですが、e-MTB購買者が着実に増えていく現状で、少しモヤモヤしたこともあるのも本音なので、ここだけに書いちゃいます。



e-MTBの盛り上がりで、今まで乗らなかった人が乗り出したり、もうMTBは引退かなって思えた方にも乗りこなせるようになるのはWelcomeなことなんですが、e-MTBまたは普通のMTBの遊び方が増える一方で、走れる環境を継続的に維持し、周囲の関係者と協力する仕組みの重要性はさらに増す必要があることも強く感じております。
かくいう私も、数年前まではMTBを走る環境作りに参加していたこともあったのですが、今は日々の生活に追われて(という理由を後付けにして)なかなか取り組めていません。
e-MTBに限らずMTBを楽しむ為にも、コレを機にもう一度環境作りの担い手の一人になりたいなと思うのでありました。

現行のe-MTBの最高峰モデルといえるトレック「Rail 9.7」の性能を試すべく山道で試乗。これまでのe-MTBに抱いていた不満をまったく感じないほどの完成度に大興奮!