サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

たった2cmの為だけに 〜Revelate Desingnsの最新サドルバッグの最適化

実はワタクシ、1ヶ月くらい前に誕生日がありまして、

優しい妻がプレゼントしてくれたのが、コレだったんです。

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www.alternative-bikes.com

16Lというサイズは、自分史上最大です。

大きいってことは、秋・冬シーズンで衣類が嵩張るときにも有効なんですよね。

 

まぁ、大きさはともかく

・サドルレールにバッグが直接固定できるので横揺れがほとんどない

・バイクパッキング用バッグの元祖のRevelate Designsだけに、各部の生地の素材感、バックル形状や下部の泥除けパネルなど、非の打ち所がない最強・最高のつくりの良さ

という、他社には中々追いつけない優位点があります。

 

しかし、マジでデカイっすね。

デカイのだけれど、尻下がりになるでもなく、平行になるわけでもなく絶妙な角度を持って、固定されております。

でも、ちょっと高いんだよな。

暴走族さんが乗ってた背もたれシートが付いちゃったバイクみたいにね。

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(すいません、ちょいとググって転載させていただきました)

 

外出する予定のない休日のある日

一念発起して、カスタム計画を実行しました。

 

この度のRevelateのサドルバッグは⬇︎こんなパーツでサドルレールに直付けするわけですが、画像の上の昆虫の触覚のような黒いパーツが最大で6.7cm程度の長さしかありません。

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ここが、もっと長くなるとバッグ固定位置が変化し、結果としてサドルバッグの標高が下がるってことに、すぐに気づいたのであります。

 

気になっちゃうと手が動かずにはいられない!!!
なぜか在庫していたアルミの平板でワンオフパーツをつくります!
必要な工具を揃えて、作業開始!!!(簡単すぎるので設計書は不要)

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久しぶりのタップ作業!

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約1時間で出来上がり!

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全長8.4cmのアルミパーツとなりました。

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このパーツを純正パーツと交換することで、サドルレールの最上部に取り付けることができちゃうんです。

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改造前は、サドルからおよそ8.5cmの高さまであったサドルバッグでしたが、

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改造後は、なんと6.5cmまで下がることに成功!

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もっとわかりやすく表す為に、画像を並べてみました。

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2cmの違いは、コレだけ違うんです!!!(上が改造後、下が改造前)

 

はぁ、たったそんだけ?
それがどうしたのぉ??

 

と、このBlog読者の97%の人はそう思うかもしれません。

しかし、自転車というのは足を後方から振り上げて乗車するのです。

特にバイクパッキングなんて、クッソ重い荷物を積載して山を登ったりもするので、

極度に疲れちゃった脚を高くあげて乗り降りする時、誰しもサドルバッグをキックしてバイクを倒しそうになるのです。

 

おそらく、この2cmを低くしたことで、サドルバッグキック率が50%は減ることでしょう(自社比)

 

そんな妄想をしながら、まだ予定すら立てられないバイクパッキングの旅に

ニヤニヤした休日でありました。