サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

ドロッパーポストの「防汚・防水対策」(前提条件つき)

決して病気とか怪我とかしてなかったけどご無沙汰してしまいました。
久しぶりにビビビッってキタ、激安系カスタムが上手いこといったので記事書きます。

久しぶり(1.5年?いや2年ぶりかな?)に5月の王滝SS100kmに出ることになったので、あれやこれやと王滝に向けたバイクセッティングを行なっていたのですが、

ふと、ドロッパーポストの泥除け対策をどうすっか?と考えていたのであります。
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当時も今も超高額なTHOMSONのドロッパーを優しく、丁寧に、長く使いたい気持ちから、どうしてもインナーチューブとシールの間には泥や水を混入させたくなかったのです。

以前は、このようなフェンダーを付けていたこともありました。
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確かに、フェンダーを付けないよりかは、後輪から跳ね上げてくる泥水の混入のリスクは激減しますが、降り続く雨天の中だと、前方からも水はやってくるのです。

最初に頭に浮かんだのがコレ
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80年代に楽しんだRC時代の懐かしパーツ。
ラバーバッグ!!

その発想を生かして、
こうなりました!

(作業中は、すっかり撮影のことに頭が回らなかったので画像なし)

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水没でもしない限り、99%防水と言えるほどの防汚・防水対策ができました。

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 THOMSONの場合、ドロッパーのケーブルガイドが、↑このように存在しているのですが、このパーツは簡単に取り外すことができるので、ケーブルを取り外すことなく、フレームからドロッパーポストを外して、適当な長さのタイヤチューブをかぶせるだけ!

あとは、摺動しない部分にタイラップで固定して完了!

ヤグラ付近の場合、このような場所でタイラップ固定してます。
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余ったチューブが重なっている部分は前方部に向けて、できる限り後輪から巻き上げた水から回避するようにしました。

私の27.2mmドロッパーの場合、インナーチューブも細いわけですが、
たまたま余っていた修理不能タイヤチューブのサイズがコレでした。
1.9〜2.35幅の太さでぴったりみたい。
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100%縮ませた時も問題ないみたい!
どこかに空気が抜ける隙間があるのでふくれたりしませんよ。
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 チューブか噛み付いて動かなくなるなんてこともなく、ドロッパーの動きはスムーズそのものでした。
できる限り、薄いチューブが良さそうですね。
ちなみに、THOMSONのケーブルガイドは純正の位置ではなく、やや下方にずらしてありますが、チューブを挟んでいるのでかなり良い塩梅で適切な位置で固定できました。

ゴムが被さっているので、ちょっとアレがアレみたいでアレですが。。。
カッコ悪いと言えばそうかもしれませんが、ココはなるべく汚したくないという方には
まさに、ウッテツケな激安カスタムであります。

ドロッパーポストって、安くても2万以上!高くて6万ぐらいはするしね。
たった1本で前後左右に揺れる体重を支えていたりするので、実はめっちゃ酷使されてます。せめて泥・水の混入リスクだけは回避し、できる限り長く使いたいものですもんね。

荒天率の高い(というか絶対に泥水ハネ必至の)王滝はもちろん、
ドロッパー装着率の高いエンデューロレースでも、有効なんではないでしょうか!!!

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と、投稿したところ
「今や、シールの性能がよくなったから、付けない方が良いよ!」っていう業界の方から
ご指摘を受けました。
なんでも、チューブがドロッパーのインナー擦れることもリスクがあるとのことでした。砂や水を混入させないメリットもあるがデメリットもあるってことでした。
(ご指摘していただいた方、ご親切にありがとうございました)

で、一旦削除したのですが、
やはり、自分の中で再考したところ、サスフォークと違ってドロッパーはそんなに激しく動かさないものだし、それよりも実際に砂と水が混ざってドロッパーの中に混入してドロッパー本体をダメにしてしまった友人の悲痛な声を聞いたので、再投稿することにしました。

そんなにドロッパーを多様するわけでもない王滝限定としてする装着ってことで
今回は、この仕様で王滝を走ることにします。
カスタムって、いつでもいつまでも誰にでも有効とかではなく、
ある前提条件のもとで有効っていうのもあります。
(メーカーにだって、製品発表後に失敗に気づいて改良を重ねていくものですからね)
あくまでも自己責任で実践しましょうね!



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