サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

デザイン&発明大賞2018受賞の簡易メンテスタンド来ました

今年に入ってからスグレモノを手に取ることが多くなった気分ですが、
またまた使えるグッズの登場です。
またしても、Alternative Bicyclesさんが引っ張ってきてくれたようです。
世界中からいいものを見つけてきては、即決な取り扱いと素早い国内入荷がウリですね。

今回は、GRANITE DESIGNのHEXSTANDというものです。
公式サイトはコチラ https://www.granite-design.com/hexstand

な、な、なんと

Design and Innovation Awards 2018

デザイン&発明大賞2018をサラっと受賞したらしいです。

そして今日、夕方に届きましたので、さっそく開封して使ってみました。
開口一番
「メンテスタンドなのに、色が鮮やかすぎる!」
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いまだかつて、こんなに発色のいいスタンドがあったでしょうか?(あったかもね)
バイクに取り付けて見せびらかすことなんてないブツなのに6色展開だそうです。
バカの一つ覚えで、オレンジを選択したのですが、またまた満足感アゲアゲですわな。
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差し色=オレンジ一択かよ。。。

公式サイトに、わかりやすいデモ動画があるので、そちらを転載しておきます。

Granite Design Hex Stand Demo

特徴としてアイコンに私の一言感想を入れて表現
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1) 折りたたみ可能(カメラの三脚みたいに綺麗にコンパクトに)
2) 軽量(実測したら、ケースにいれて721gだった)
3) シマノのロードクランクにも対応(私はロードもMTBシマノユーザーなのだ)
4) 6061アルミを使用(強くて軽い)
5) 65mmの高さ調整幅あり(いろんなサイズのBikeに対応ってことか)
6) アクスルがちょっと上向き(コレがミソだったのか!)



写真を交えて、別の観点も含めて、サルサ野郎的にもう少し紹介するだよ

1) コンパクトの有用性とは?
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コンパクトになるってことは、狭い我が家でもサッと使え、いろんな隙間に収納できるってこと!

これはイイです。

というのも、今まで20年近く使っている我が家のリペアスタンドは
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ParkTool製 古すぎ・重すぎ!!!

高さ130cm 重さ8kgという、
2本の足がまっすぐになるだけで、全くコンパクトとは無縁のスタンドです。
ベランダにビニールシートかけて置いているのですが、いや〜これが重くて面倒

もちろん、この度の新商品はこの立派すぎるスタンドにとってかわるものではありません。万能というわけでもないです。

でも、
バーテープを変えたい 
・ブレーキのフルード交換をしたい
・ディレーラーの変速調整をしたい
などなど、簡易スタンドでもできることはたくさんありますからね。

あえて、簡易スタンドではできないことをあげるとすれば
・BB周辺作業
・クランク交換
・フロントホイールのパッドあたり調整(フロントホイールは地面に接地するから)

車に運んでレース会場に行く時の作業台としても多いに活用できそうです。


2) 軽量ならではのメリットは?

何かしらのスタンドを使ってメンテしている時に、バイクの方向を変えたいって時ありますわな。
この新型スタンドを使ってみて、その有用性に気づきました。


なんと、スタンドをぶっ刺したまま、バイクを持ち上げてサクッと方向転換できちゃいます。
作業場の都合で、自分が回りこむより、バイクの方向を変えたいって時ありますもんね


3) なんでHEXなのか?

そもそも、どうしてHEX STANDってネーミングなのか?
そう、メインパイプがヘキサゴン(六角形)なのです。
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アーム部分にかかる応力が、このHEX形状でしっかりと受け止めてくれるので剛性マシマシなんだそうです。

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高さ調整幅が65mmあります。
自分のBikeにとって、使いやすい位置にスライドさせた後、ボルト固定するのですが、
割りが入っているので、ボルトを締め付けていくと、ヘキサゴンが全体で締まっていき、面接触で固定されガタが皆無になり強度が上がる仕組みのようです。
上の画像では、一番低い位置になっていることを表してます。


4) 一本刺しで大丈夫なのか?

ここ、少し懸念していたところです。
使ってみて、クランクを回してみましたが、シャフトが抜けて落っこちることはなさそうです。
理由として、
前述の特徴を示したアイコンの6番目にあるとおり、クランクに差し込むシャフト部分がほんの少しだけ上向きに付いているからです。
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微妙な傾きですが、オレンジ色のセンターのHEXシャフトに対して、クランクを差し込む黒い部分のパーツは2度くらい?ほんのわずかに上向きになってます。

もちろん、複数のアルミ部材の集合体ですので、重量が加わることで全体がしなることもあるのですが、真正面から見てもほぼ垂直を保っておりました。
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5) 単なるバイクスタンドとしてもいいでないか!!!

そう思ったのは、こいつがとっても刺しやすいからです。

5秒で立たせる GRANITE DESIGNは刺しやすいのだ

クランプするためにレバーを倒すとか、固定ハンドルをぐるぐる回すとか、そういった動作は皆無!
画像には映ってはいないけど、スタンド部分の脚2本を、自分の靴で踏んで動かないようにして、バイクを持ってクランクシャフトにブッ刺すだけ。
この動画だけで5秒。 慣れたら3秒でスタンドアップ状態完了!

富士見パノラマやSMPなどの常設コースに行って、バイクを自立させるために持ち込むスタンド台としては、これ以上軽量でコンパクトで高品質なスタンドは無い!って断言

(確かに高価だけど)クオリティが高く、簡易メンテスタンドとしても使えるだけでに、室内での使用だけに限らず、どんどんお外でも持ち出して使用頻度を上げてあげれば元は取れるんじゃないかなって思う次第です。


6) SHIMANO製ロード用クランクには最高

SHIMANOだけを推奨するつもりではないですが、自分がたまたまSHIMANOユーザーなものでして。。。
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ロード用クランクは、左クランクに差し込むため、右クランクを回しながらディレーラーの調整をする作業などは理にかなった向きとなります。
対して、MTBの場合は、右クランク(Cリング側)にシャフトを差し込むため、右クランクを持ってくるくる連続するのは難儀します。
その代わり、左クランクを回せばいいだけでなんですけどね。

SHIMANOロード用クランクに対応するために、穴が貫通しているアルミの特製キャップが付属しています。
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上:付属の貫通穴方式のキャップ 下:SHIMANO純正キャップ(貫通してない)

この特製キャップ、もう一つゲットしてMTB用左クランクにも付けたいぞ〜〜!

いじょ!

またしても、長いインプレになっちまったですが、
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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