サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

BBの抵抗をゲキ減する超ハイコスパのライド雑感

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メーカー様や代理店様とは全くの無関係なワタシですが、
とんでもなくハイコスパのBBを紹介します。
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(それほどスゴイってことで、いつものごとく長文になる可能性だい!)


まず、このBBを知ったのは、たぬき小屋さんのBlog記事でした。
https://ameblo.jp/tanuki-goya/entry-12345156534.html

そして、調べていくうちにY's RoadさんのBlog記事も参考になる記事がありました。
http://www.ysroad.net/shopnews/detail.php?bid=371611

もう、理にかなったことばっかりの理屈を愚直に実践した一品であるわけですが、
ここで上記2つのリンク先の内容を勝手ながら要約させてもらいますね。


【これまでのプレスフィット方式のBBの問題点】

1) フレーム側のBBカップの材質が樹脂だったり、金属だったり、カーボンむき出しであったり、カーボンの上に載せた金属だったりと、様々でした。

2) 組み合わせによっては、音鳴りしやすい場合も多々あり、とくにフレーム:金属とBBも金属の組み合わせが鳴りやすい。組み合わせによっては規格が同じなのに、入らない場合もあるらしい。

3) BBは左右のカップが独立しているがために、ペダリングするとわずかにねじれたりたわんでしまったりする。最悪の場合、徐々にBBカップ(フレーム側)がゆるく広がっていき、異音が生じる。

4) そもそも、左右のカップが別々に動いてしまうので、クランクシャフトのセンターが出ない=クランクの回転抵抗が生じてしまう。

スクエアテーパーのカートリッジBBなら、こんな問題なかったのにねぇとつぶやいてみたり
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さて、ここで、今回紹介するのが、コチラ

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(まともに撮影した画像がなくて、代理店様のHPから拝借させていただきました)

TOKEN THREAD FITタイプ - Ninja BB
(略して TFBBとかNinjaBBって呼ばれてるyo)
私のは、PF30にロード用シマノホローテックⅡをつけるタイプなので、
型番はBB84T-46 というモデル。

セラミックベアリングではないけど、同社のプレミアムベアリングの廉価モデルで
なんと、BBとしては、かなりお安い

6500円(税抜き)なんですの!



ここで、私の場合、今まで何を使っていたのかが個人的にはかなり重要。

NinerにはNinerのEBBだろ!
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両端のシールを取ってBBむき出しで撮影してもた。。。
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ってことで、
Niner 純正の Bio Centric 30というエキセントリックBBをつけてました。
http://www.ninerbikes.com/biocentric_2?sc=34&category=594327
(国内正規取扱店で19000円くらいで購入した記憶)

さて、前述したプレスフィットBBの問題点に照らし合わせて
Niner のEBBはどうだったのか。

1) フレーム側のBBカップ:金属。BB側も金属 でも特段音鳴りはしたことはありませんでした。

2) BBは左右のカップが独立しているが、2本のボルトで連結され締め上げていくことで、チェーンテンションを調整しBBを固定することができる。
しかし、その2本のボルトの位置が極度に非対称のように偏って配置されているため、締めこんでいくとBBがたわむのか、クランクの動きが渋くなっていく。


さて、今回のTOKENはどれほどスムーズになったのか。
チェーンを外した状態でクランクが2時の位置で手を離し、クランクが止まるまで何往復動くのかを見て欲しいのです。

Niner純正EBB Bio Cenrtic30の回転抵抗
平均すると、4往復くらいでクランクは止まりました。

実は、こんな実験方法での測定も試しました
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3時方向に止めたクランクのペダルに10円玉を一つずつ載せていき、6枚になるとクランクは回り始めました。(5,6回やったうちに平均です)
1枚=4.5g 6枚=27gで回転ということ

そして、New BB TOKENの登場です。

BBカップが硬度のありそうな樹脂でできているため、音鳴り問題も少ないらしいです。
インストールマニュアルに従い、薄くグリスを塗布して準備スタート!
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ネジ部が長く切ってあるので、カポっとはめてすぐに反対側のネジ山を掴んでくれました。後は8割程度は手で回せるほどスムーズ。
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BB用ツールにはめて、時計回りに締め込むだけ。
左ワンのみ逆回りに締めるとか、既存の概念は不要です。
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インストール完了!
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右側のツラはCリングに隠れてしまうから、左側クランクからだと薄い存在感が確認できます。
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さて、回転抵抗のテストです。
さきほどと同様に2時の方向からクランクを自由落下させるテスト

ど、どうですか〜〜〜〜〜!!!!
10往復はしておりますよ、往復した数で比較するとなんと2.5倍

10円玉を載せるテストでは、2枚(9g)載せたところで回転しました。
計算上、27g→9gということになり、3倍!

ザックリした2つのテストを行った結果、
なんと、2.5〜3倍も抵抗値が低くなったのであります。

もちろん手でまわしてみても、その軽さは瞬時に把握できました。
さて、実際に乗車した時はどう感じるのでしょうか?(ココ大事) 

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そして、マイナス2度の凍りつくような寒さの中、2時間ほど走ってみましたさ!

こりゃ、わかる!
こりゃ、ちがう!
一体、今までどんだけ損してきたんだ?
ってくらい、差が出ますね。

箇条書きにすると、こんな時に軽さを感じます

・どのギヤでも、一様に一枚ギアを軽くした感じ。
・特に、回転数を少し弱めてペダリングのトルクが抜けかけた時、クランクが惰性でクルクルと前に進みます。なんか後ろから押されているような(言い過ぎか?)
・あまり必要ないかもだけど、クランクを逆回転させるとさらに如実に軽さがわかる
・結論として、疲れにくいバイクになったという印象。

とまぁ、いいことづくめ。

それでいて、税抜き6,500え〜〜ん
かの、王様BBはスレッドフィットタイプでもなく、PF30用BBとコンバージョンキットのセットで25,000円もするのに。。。。


しかも、


TOKENのTFBB
たぬき小屋スタッフによると、世界的に品薄状態が続いているとか、しかも国内の初期入荷は数個だったみたいで、次回入荷がかなり先?(本当か?)
善は急げ 急がば回れ!!!
クランクよ、もっと回れ〜〜〜〜!


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