サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

79er 走る前に考えちゃった6つの要素

先日一応の完成をみせた我が79er Salsa El Mariachiです。
本当は、前後ギアを換えてチェーンを詰めてあと1,5cmはリアセンター詰めたい!!
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まだ、全然煮詰まっていないのです。

Salsaを妻仕様にしたので、軽量リジッドフォーク、セットバックの無いポスト、短め&高めのステム、フラットペダルにしたままですね。

うう、来るべきRitcheyのためにアッセンブリー移植したのに、もう~~~。

Ritcheyくんがいつ来るかわからないので、まだまだSalsaを現役仕様にしなければいけません。
で、本格的にガッツリ走ろうと思えば、以下の変更点が必要かなと。

・Fox フォークに変更
・ペダル:フラットペダル → TIME ATAC
・ステム:THOMSON 100mm 0度 → Ritchey 120mm -6度

と、ここまでは29er → 79erには関係ない範囲のカスタムです。

さて、79erになったことで、何が変わってしまうのか。
実は、ほんのちょっとだけ街乗りしてみて、その違いに気づいたことから、里山ライドでインプレする前に考察をまとめてみたくなりました。

リアタイヤが650Bになることとは>

1)リアタイヤの半径が2cmほど小さいので、リア荷重になる。
今まで以上にフロント荷重を意識して、荷重の中心をBikeの中心に持っていくようにする。

2)BB位置が1cm以上下がる。(計算上は12mmほど下がるようです)
ほんの少しの街乗りだけでしたが、これが一番はっきりわかった要素でした。
そのため、トルク重視にした180mmクランクは、どんなに長くても175mmにするなどのクランクと地面とのヒットを避けなければいけません。

この点は29erフレームに650Bを履かせるデメリットといえるでしょう。
対して、26フレームに650Bを履かせる際にはデメリットにはならないと言えますね。
また、NinerなどのEBBではBB位置を上側にすることで、こうした特質の変化に対応できそうです。

今のところ、あまり大きなデメリットには感じていませんが、
トレイルライドでどの程度の支障があるのか、また漕ぎやすくなるのか体感できるのが楽しみです。

3)同じギア比なら軽くなる。
語弊を与えてしまう表現かもしれませんね。
29erの時に34×24t(1.416)だったギア比ですが、後輪が650Bになることで、同じコグを使った場合は軽くなってしまうという意味です。
以前書いたオタっきーネタで27.5になった時のギア比のことについて述べました。(駄文はコチラ
650Bの場合、29erと比較するに1.05倍したギア比が、理論上イコールになるかと思います。

1.416 × 1.05 = 1.48 → これが、650Bの時のギア比になります。
すると、リアコグは24tではなく23tが同じ軽さを体感できるギア構成になるわけです。

ムズカシイこと抜きに考えると、29erと同じ軽さを実現したいのであれば、650Bを履いた時は1t小さいコグを付ければ、およそ同じ軽さになるというわけです。
(極端に重いor軽いギアはもっと差がでるかな?)

※ただし、実際荒れた道を走る際の路面の抵抗は、ホイール径の大きいタイヤがスムーズに回るため、理論上イコールなはずのギア構成がどのように体感できるかは走ってみないとわかりません。

4)ヘッド角度、シート角度が寝る。
理論上そうなるのはわかるのですが、ほんの少しの街乗り程度では、この点は体感できませんでした。
かといって、対策できることもないので、知らなかったことにしておきましょう。
きっとカラダが慣れてくれるはずです。(無責任サルサ男)

5)空気圧を考えよう!
一般的に、タイヤ径が大きく、またタイヤ幅が太くなるほど、低圧にも耐えられるようになり、また26と29erに同じ2気圧を入れても、押した時の感触は全然違うということは体感してきました。
60kgの体重の私は29erでは1.5気圧、26では2.2気圧ぐらいというのが目安になっております。

そこへきて、650Bですが、
さて、どれくらいを目安にしてよいのか?
タイヤの性格(サイドの柔らかさ、太さ等)にもよりますが、2.0気圧ぐらいから様子を見てみます。
トレイルで実際に走ってみて、好みの固さを見つけようと思います。

6)後輪を振りやすい?!
いやいや、パンケーキをきめるほどのテクは無いですよ。ちょっとしたパンプに当てたり、リアを浮かせて方向転換したり、プッシュしたりする際の挙動を見極めたいなと。もしかすると29erから650Bになったことで、一番楽しくなるのがココかも!と予想しているのです。

自分の今時点のカラダは29erにばっちりフォーカスされてます。
モッサリ感はあまり感じていないのです。でも、これが1.5inch小さいホイールだとどう変われるのか、
どのくらい積極的にBikeコントロールを楽しめるのか。もう妄想段階から後輪が嬉しそうに跳ねて回ってます。

ちなみに重量面でも違いあり。
29erSSの後輪は
2050g (Continental X-King 、アルミニップル、HadleySSハブ、24tコグ、Notube)

650Bの後輪は
1900g (KENDA Nevagal 、ブラスニップル、Hadley ギアードハブ、23tコグ、Notube)
ブラスニップル、ギアードハブという重いハンディがあるのですが、タイヤ重量の差が拓いていたようです。

しかし、ここでいう重量はあまり大きく関係してこないですね。
むしろ、大径ならではの慣性の強さや、重心の高さといった重力系なモッサリ感が、650Bになることでどこまで身軽に感じられるかが勝負です。


他にも、接地面積が29erより減ることや、転がり抵抗の違い、ゼロ発信の加速性など違いは多岐に渡りますが、私にはもう推察しきれない範疇ですので、ここら辺で筆を置きましょう。


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それにしても、オレの駄文は長いなぁ~。。。

言い訳を言わせてもらえば、
Ritcheyフレームがなかなか入荷しないので、別のこと考えて、イジクって、気を紛らわしているのです。

今日もおつきあいいただきありがとうございました。

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今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!