あの力が増大する薄さ0.8mmの快楽(下ネタではない)
下ネタぢゃありませんので、安心して読んでください。
格子状と思っていたのですが、どうやら丸いゴムの山がびっちりと詰まって配列され超絶なグリップ力を発揮していたのでした。
ちなみに、私は春夏シーズンは指切りグローブを使うので、レバーはいつも指が直接触れるのであります。
好みの問題もありますが、アレにゴムをかぶせるネタでして、その効果がテキメンだったので、ココで紹介しようと思います。
(本当に下ネタではありませんので、男女問わず声を出して読んでも平気です)
まず最初に、このチューンナップ系カスタムを実施する上でこだわったのはゴムの薄さでした。
実際に採用したゴムのかけらの薄さを測ったら0.8mmでした。
ええ?分厚い?? いえいえ、これでもかなり薄い感触です。
このゴムにたどり着く前にも、紆余曲折がありました。
最初に導入実験したのはこちらでした。
この形状でもう、お気づきになったかもしれませんが、
これをあの先っぽに被せてみたのです。
「小」を選んだのに、それよりもアレがかなり細いので、
裏返しにして折り重ねて詰めたところでホッチキスで固定しました。
これで準備完了(のつもりでした。)
これを、アレの先端に被せたのがコチラ!!!
はい、ここでもうボケるのは終わりにしましょう。
ブレーキレバーカバーを作りたかったのです。
これらの商品は実際には商品化されているのですが、どうにもあの厚みが気になって仕方なかったのです。
しかもロードレバー用は存在していないし。。。
と、ところが、やはり指サックは詰めが甘かった。。。
薄くてすぐに破けやすく、ゴムの張力が柔らかく、容易に伸びすぎてしまい、レバーと密着せずにゴム部分だけがよれて動いてしまいました。
(やっぱり、100均一カスタムはロクでもない。。。。のかなぁ。。。)
ここで、ゴムをすっぽり被せる手法は断念。
レバーにぴったりと密着させるためにも、ゴムのように滑りにくい材質のステッカーを貼るのがベストだと、確信したのであります。
しかし、ワールドサイクルさんが既に専用品を紹介しておりました。
レバー左右で、1セット税込2170円とは。。。ちょっと高い
しかも、どうしてもメーカーロゴの「OTION」がなんかイヤ(これが最大のNG理由)
滑り止めなら、ホームセンターなどでいろんなテープが売っているんではなかろうか!
滑り止めなら、ホームセンターなどでいろんなテープが売っているんではなかろうか!
しかも見て触って感触を試さないといけないので、通販で冒険はしたくないぞ!
ってことで
ってことで
圧倒的に種類の多い、渋谷東急ハンズに行ってきました。
地下1階のB1Aの一角に、「滑らないコーナー」がありました。
あるわ!あるわ!まったく滑らないものから、手の皮がムケるんじゃないかってくらいの粗いヤスリのようなシートまでいろいろありました。
いろいろ触った中で、ひときわ超好感触なゴムを見つけました。
泣く子も黙る、天下の名門3M社製品です!!!!
コンパウンドとグリップパターンの合わせ技といったところでしょうか。
しかも、25.4mm幅×110cmもあって920円!というロープライス
帰宅するや、レバーに貼ってみました。
帰宅するや、レバーに貼ってみました。
これが、貼る前です。
On-One・ミッジバーの末広がりになる形状と、SRAMのレバーの相性もあってレバー先端が外側に向いてしまう位置であるためレバー先端が傷つきやすかったのが難点でした。
On-One・ミッジバーの末広がりになる形状と、SRAMのレバーの相性もあってレバー先端が外側に向いてしまう位置であるためレバー先端が傷つきやすかったのが難点でした。
それが、こうなります。
表面を拡大しちゃいましょう。
そのハイパーなグリップ力のため、予想していなかったことが起こりました。
これは、ブラケットから一番近い部分を握った時です。
指の関節がしっかりとかかりますので、レバーからすっぽ抜けることはありません。
しかし、てこの原理で、レバーを握る力はあまり強くありません。
人差し指ではなく、中指の握力がちゃんと発揮されることが必要です。
次に、一番適したポジション。
上記の位置より、指半分くらい下にずらした位置で握っております。
指が長くないからレバーを包み込むような握り方はできませんが、超絶グリップ力があるおかげで、指のかかりが非常に向上しました。
しかも、てこの原理でレバーを握る力も少なくてすみます。
そして、さらに指半分さげた位置で握ってみると!
これも、頻繁にあるチョン掛けするような指の当て方です。
停止するようなブレーキングではなく、あくまでちょっと減速するための位置です。
これでも、まったく滑ることなく、ザラっとしたゴムが私の指を捕まえて離しませんでした。
レバー表面がツルツルスベスベと滑るから良いのだという好みの方もいるでしょう。
しかし、私は99%ブラケット握りなので、ブラケットの上から掴んだ2本の指のグリップ力はとっても重要なのです。できれば滑らずに握力を倍加してくれた方がメリットがでかいのです。
とにかく、レバーに軽く指を添えれば、そんな位置からでも滑らずに握ることができるのは武器としか思えません。
もうゴムなしの生活に戻れない!!!
しかも、ゴムテープならではの適度な伸縮性もあるので、レバーの曲線に馴染んで貼ることができ、まるで専用品のような仕上がりができちゃいました。
左右レバーに貼り付け、1セットで合計24cmくらい使用しました。
1.1mもあるので、あと3セット分もストックできます。
つまり1巻で4セット分の量があるので、1セットだと230円相当!!
これは、ほかの所蔵BikeのVassagoとChargeにもカスタム決定であります。
0.8mmの薄いゴム
左右セットで230円(相当)のカスタム
信頼の3M社製
Bike専用品ではないけど、ドンピシャなBike用品となりうるカスタム。
泥系コンディション必至のシクロレーサー、雨でも決行するDHレーサーなどの純競技者にも有効かと思いますYo!!!