サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

Wolftoothのドロッパー用レバーがスゴ過ぎて笑える!

すでに試した人のウハウハなインプレを聞いていたら、試さずにはいられなかったのであります。
それでは、インストールから実践までレポートいたしますぜ。

by Alternative Bicycle

1. そもそも今までは何を使っていたのか?

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私のドロッパーシートポストは、THOMSON ELITE DROPPER SEATPOSTです。
レバーは純正品を使っておりましたが、稼働する向きを90度変更したくて、Ritcheyのエンドバーをブった切ってマウントしていたため、こんな感じでした。
左側より、ERGONのコルクグリップ、TOGS、Ritcheyのバーエンドを再利用したリモートレバー、XTブレーキレバーという、バンド物ゴチャゴチャ状態でした。

さて、レバーを取り替えましょう。
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THOMSONのレバーは、引きしろを調整できるようにワイヤーの中継にアジャスターダイヤルが付いていました。
この小物があるおかげでフレキシブルさに欠けるのがタマニキズでしたね~。

もっというと、こちらのガタも「なければもっといいのになぁ」と思っていたり。


2. インストールします

SHIMANO iSpec2のブレーキレバーには、クランプの内側に別体パーツが付いておりますが、今回のレバーを付けるためにはコレを取り外します。
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しっかし、このシステム、よくできてますよね~~。
シフターでも、リモートレバーでも、挟んでクランプすることでスッキリしたハンドルバー周りになるんですからね!

いや~~、めっちゃシンプルにスッキリしました!
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3. じ~~くり観察してみよ!

特徴・その1
取り付け角度が30度・横方向には10mmの調整幅アルヨ!
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ブレーキレバーも個人の好みで取り付け角度をセットアップするわけですから、それに完全に連動するのではなく、親指の押し下しやすい角度でドロッパーレバーも個々に角度調整できるのがモア・ベターよ!
左右方向へのスライド調整幅は10mmあります。

特徴・その2
ワイヤーのラインが非常にきれいになります。
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ブレーキホースと平行にシュっと伸びていくライン。
THOMSONの純正の付け方だと、ハンドルとは直角方向=前方に向かって伸びていくので、どうしてもホースを長くしてRをゆるやかにする必要がありました。

レバーを動かしてみてわかるのですが、ラインの向きが非常に良いので、インナーワイヤーのギリギリとした摺動抵抗が皆無!
ワイヤーが見え始める出口の穴との抵抗が極限まで抑えられてますね。
こういったレバー系では珍しく贅沢に大型ベアリング内蔵しているのも特徴です。

特徴・その3
タイコ要らずのワイヤー固定方法
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通常、シフターやブレーキレバーなど機械式のレバー系パーツは片方の先端にタイコがあって、レバーのどこかにタイコを引っ掛けて引っ張る方式が一般的で部品点数も少なくコストが安く抑えられます。当パーツはレバー部分の真下に固定ボルトがあり、タイコをひっかけてもいいし、タイコなしで固定するのも可能です。
この点が実はひっじょ~~~にニクいアイディアですね。
私はあえてタイコをカットしてプレーンなワイヤーにしたのですが、これでアウターホース交換などの作業効率がグンと上がります。

特徴・その4
ザラザラなレバーがスリップする気がしません!
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レバーの先端部は滑り止め加工のラインが交差するようにうろこ状になっており、この考え抜かれたラインの向きによって、今まで経験したことのあるレバーの中で親指のかかり方が最も滑らないレバーになってます。
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特徴・その5
絶妙のロングレバーで引きが軽い!

以前使っていたTHOMSON純正のレバーはレバー先端から支点まで26mmでした。
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Wolftoothは!!!
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倍近くの46mmに達しております!!!

作用点・支点・力点の3点の位置関係でレバー比が決まるので、レバーの長さだけでは正確な比較はできないのですが、やはりレバーがこれだけ長くなると、レバーを押すのに必要な力はかなり軽くなります。


4. 使ってみた!


こればかりは触らないとわからないのですが、とにかく押しが軽くスムーズでレバー操作のストレスが皆無!
ついつい積極的にやりたくなって「ボク笑っちゃいます」

あまりにもスムーズにサドルが上がったので、近くの犬が吠えました!!!爆

レバーが長くても、極端に外側によってしまうわけでもないので、ダンシングやもがいたとしても、不用意にレバーに干渉することはない位置です。
ちなみに、レバーは左右方向の位置については、まずはセンター位置で走りこんでみてから本決定する予定です!

iSpec2だけでなく、iSpecAB、SRAM、通常のバンド式も、あるようなので、ワイヤー式のレバーのドロッパーユーザーなら、真っ当な進化をもたらすオプションパーツの筆頭になるかと思います!
ちょっとお高いパーツかもですが、これだけの作りの良さと引きの軽さで皆が納得するのもよ~~くわかりました。

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