HOMAGE43cはオン・オフのイイトコ取りなニクい奴
飽きっぽい私がこんなに続くなんて滅多にないのに。
そんなMyグラベルバイクに履かせていたタイヤは完成した時から今までずっと、ディファクトスタンダード的存在とも言えるWTB NANO40cでした。
ところが、半年も経つと自分のグラベルライドのあり方・楽しみ方がだんだんと定着化してくるようになりました。
・一番多いのは片道8.5kmでT川にたどり着き、5~20kmほどグラベルを楽しんで、また舗装路で帰宅する遊び方 (舗装路率:50~70%)
・1,2ヶ月に一度、グループでロングツーリング!輪行でA川まで行き、往復100km
(舗装路率:60~70%)
・2,3ヶ月に一度、バイクパッキングで1泊2日旅。走行距離は80~130km
(舗装路率:90%以上)
なにが言いたいのかというと、グラベルバイクとはいえ、都心部に住んでいると移動のほとんどは舗装路だということ。こうなるとブロックの荒いタイヤよりかは、センターはスリックパターンの方が転がり抵抗が軽い=効率的に前に進むってこと。
でも、
グラベルに出たら心置きなくオフロードに突っ込みたい!
ツルツル系スリックのローディーさんとは別世界に突き抜けるあのグラベルが自分を待っている!
そんな矛盾を解決してくれるタイヤをやっと試す時がやってきました。
すると、あとでSim WorksさんのHomageのページを見たららららら!!!
クリソツな写真でクリビツ!!
ま、本題に移ると、
やはり開発コンセプトからして、私の使い方にマッチしたタイヤでした。
重要なことは2つ!
舗装路のアプローチが多い場合、または非常にグリップのよい固く締まった土などに有用
んで、実はその当時の26×1.95という幅をそのまま700c化したんではないんですよ、コレが!!!
一番の摩擦頻度の多い、センター部分に注目!
スリックの粒の数を数えてみたらMachSSは6粒に対して、HOMAGEは11粒
また、スリックの粒のすぐ脇にある細長のエッジの効いたスパイクにいたっては、MachSSは前後間隔が狭くまたノブの高さもあるが、HOMAGEの間隔は少し広めでノブは低い。もっとも外側のノブの高さの違いも歴然!
見た目だけでも判別がつきそうだけど、
HOMAGEの方が舗装路のコーナリングでもセンタースリックだけでグリップし、エッジの効いたブロックが邪魔しないから余計なバタつきは少ない。
しかし、いざ凹凸の激しいグラベルにでると、必要な時だけエッジを効かせてくれるという寸法だろう。
2)これ、実際に今日走ってみて感じたんだけどね!
WTB NANO40cと比べるとね。(写真左がHOMAGE43c、右はNANO40c)
走り=軽い
転がり=なめらか
クッション=さらにボリューミーになって手に振動が来ない
なのよ。マジで。
NANO40cが490~500gで、HOMAGEが535~550gと50g前後重くなったにもかかわらず、メリットがしっかりあるんですわ。
つまり、長距離のライドでも疲れないってこと!
通常のロードタイヤに近い回転抵抗だから、どんどん進むんで、Aveも1~2km/hはラクして伸びちゃうんです。
Sim Worksさんのいう通り、
「行動範囲が広がっていくことが体感できる」んです。
ちなみに、NANO40cは41mm HOMAGE43cは、ずばり43mmでした。
(リムはStan's ARCH EX 空気圧は2Bar)
少し冷静に考えると、比較対象がセンターリッジで小さいブロックが連続するNANO40cからの乗り換えだったので、以上のようなメリットばかりが先行してしまったのかもですが、それでもこのエアボリュームとグラベルでもしっかりとグリップする高次元のバランスは、私にとってまさにドンピシャなグラベルタイヤのホットシートにおさまった気がします。
お後がエロしくってよ。。。