サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

しばしSSを離れ、レトロ感満載なギアードバイクへ!

Jagwireさまからサポートいただくことになったのは先日お伝えしたわけでありますが、そのサポートいただく条件として、

『レースまたはレース同様のシビアなコンディションで、Jagwireの新製品であるシフトワイヤー&ケーブル、ブレーキパッド&ワイヤー&ケーブルを試すこと!』という至極真っ当な命題をいただいたわけなのであります。

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現在、いつでも走れる状態として所有中の4台の中で、この条件にドンピシャだったのが、いわずもがなNiner RLT9 Steelでありました。
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昨今の私の注目スタイルは、なんといってもグラベルグラインダー。
しかも背面には極力荷物を背負わないスタイルのバイクパッキング。1泊分の食料、着替え、水、テント装備一式など必然的に積載する荷物も増え、乗車時間も長く、ブレーキに求められるブレーキ性能やフィーリングを体感するにはうってつけのバイクなのです。(と、勝手に自己解釈)

さて、Jagwireさまからのパーツが届くのを待ってから作業を着手するのも、待ち遠しくてモヤモヤするので、手元にあるパーツでギアード化の準備を進めてみることにしました。

まずは、コチラ!
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RD7700 9s最後のDURA-ACEです。

チェーンはSSでもCN7701を使っており、充分な量のストックがありました。
カセットは、7700と同時代のアルテグラを13-17-19-21-24-27の6s化です。
HOPEのSSハブだと、9s用であれば6枚は使えるのがいいですね。
フロントはシングルでWolftoothの真円42tなので、ギア比は、3.23~1.56とSSの時では味わえなかったハイギアード領域を確保できます。(当然じゃっつーの!)

今や、1×11sなんて~のが普通な時代になり、F32×R11~42tだとすると、
ギア比は2.91~0.76の超ワイドレシオなMTBが世の中を席巻しつつありますが、
大事なことは、自分自身がどの速度領域(トルク領域)でたくさん漕ぐのかが重要なのであります。SSに慣れ親しんだ今の私にとっては6枚もあれば充分満足感と新鮮な感動が待っていることでしょう!

さて、それに合わせるシフターはどうするかという問題が残されておりました。
選択肢は3つ!

1)STIレバー
2)バーエンドコントローラー(略してバーコン)
3)コラム管シフトマウント

1)のSTIレバー、最もシンプルな考えだとコレに行き着くわけです。幸い10年くらい前に使っていた9s仕様の105も程度良好の状態で所有しております。
でも、フロントはシングルにしたいのに、STIレバーというのがイヤ!
ましてや、左右で別々のレバーにするなんてもっとイヤ!
というわけで、「ハイ、消えた~!」と机をたたいて隣の回答者席へ向かう関口宏のように、却下しました。

2)のバーコンですが、スタイルとしては大好きです。
今でも根強い愛好家もいるようですし、なんかエンスーな香りが漂いますよね。

しかし、しかし、
On-OneのMidgebarは580mmと、ただでさえ幅広く、末広がりな「ハの字」は前から見ても上からみても「ハ」なんです!
全幅600mmオーバーとなるのは必至であり、転倒→破損のリスクが高いのは旅先で困るかなと思い、消去法で取りやめることにしました。
(といいつつ、いつか使うかもね~だ)

3)のコラム管シフトマウントですが、正式名称はレバーコラムマウントというそうです。
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東京サンエスさんが2010年から販売開始したオリジナル商品でコラム管スペーサーの位置に取り付けてしまうという画期的商品なのです。

ズバリ、SS⇄ギアードを行ったり来たりする私のような乗り手にはメリット多いんです。

・SS時に使っていたブレーキレバーはそのままでよい。
・シフターの取り付け・取り外しのためにバーテープの付け外しは不要!
・好きなシフトレバーを使える!

はい、というわけで、7700系デュラのバーコンのレバー部のみを使い、このようになりました! 

ドーーン!
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標準的なストレートなレバーではなく、あえてバーコン付属の「く」の字レバーが、なんかいいアクセントになりました。

アチェンジのために、わざわざ片手を離してトップチューブ上のレバーをおもむろに倒しこみ、大きめのクリック感を手のひらで感じながら変速作業を終了させるなんて!!

気分はまるで70年代ぢゃん!!!
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よくよく考えてみるとこの時のジュニアスポーツサイクルって、グラベルバイクに近い要素が盛りだくさんですよね。

・細すぎないタイヤ(グラベルの方がちょい太めが多いかな)
・ちゃんと明るいライト(ロングツーリングの大事なおとも)
セミドロップハンドル(ロードとオフロードの中間をゆったり行くフォルム)
・荷物を積載するキャリア(安易な軽量化よりも、夢という荷物を積載する余裕)

おっとっと、脱線大好きなもんで、ついついタイムマシンに乗ってしまいました。


Ninerの続きです。

お次は新パーツのインストールです。
現行のNinerグラベルフォークはダボがあるのですが、私のはダボ無しタイプ。
「おいおい、ダボ無しのカーボンフォークにUSBはまずいんじゃないか?」と10人中9人から指摘されそうですが、衣料やシュラフマットなどのかさばるけど軽いもの限定で取り付けてみることにしました。
もちろん、金属製のUSBのベルトの内側には分厚い保護テープを二重に巻いてます。

Salsaのエニシングケージをボルトオンした後、2Lの防水バッグをつけてみました。
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9月に1泊2日のバイクパッキング&キャンプを予定しているのですが、本番の前に同様の装備で試走する予定なので、Jagwireの製品をインプレするだけでなく、積載重心のバランスや不具合の有無なども確かめてみようかなと。

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