サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

Notube Stan'sのシーラントの剥がし方

わけあって、現在チューブレス化している後輪のタイヤからシーラントを除去することに決めました。

一念発起するほど、重い腰を上げた気持ちです。
なぜなら、シーラント剤をいれて1ヶ月も満たない状態でエア漏れもなく非常に良好な状態にもかかわらずの強行作業だったので。

ビードを外すと現役のシーラント剤が乾燥することなく、ベストの状態で液化を保っておりました。
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しかし、アレをやるからにはシーラントの完全除去が望ましいはず。

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【シーラント剤を剥がす手順】

・必要なもの
 乾いた雑巾、ドライヤー、こすっても平気な親指、折れない心

・剥がす時に使ってはいけないもの(後に理由を明記します)
 消しゴム、紙ヤスリ、乾いたタオル
 とにかく、強い摩擦力でタイヤの裏面のゴムを擦り取ってしまうものは厳禁です。

1) まずは乾いた雑巾などで液化しているものをできる限り拭き取りましょう。
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2) 液化しているとはいえタイヤ裏面にはほとんど付着した状態で残っております。
 水洗いでながしてみたら溶けるかなと思って軽く水洗いしました。
 
  => 後の作業工程で判明しましたが、できればシーラント厚めのまま乾燥させた方が取りやすいです。なので、水洗いは省いて結構です。
今後の参考になるかなと思い、やってしまったプロセスをあえて書き残しました。

3) 半渇き状態でしたので、乾くまでしばらく放置しました。
 
4) シーラント剤をドライヤーで温めながら剥がしていきます。
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日焼けした皮膚をめくるように、一枚につながってペリペリとはがせるのが理想ですが、そのためにもシーラント剤の”皮”は分厚い方が剥がしやすかったです。

ドライヤーで幅5cmくらいを局所的に熱すると、シーラントが柔らかく伸びやかになり、常温の時よりも簡単にめくることができました。
ビード近辺もリムと接触する部分は”皮”をきちんと取った方がいいですね。

前述しましたが、ここで強い摩擦で剥ぎ取ることは厳禁です。
・乾いたタオルでゴシゴシこする・・・確かに”皮”が取れていくし、指先よりも強力な摩擦力があるのですが、タイヤ裏面の黒いゴムも一緒に取れていき、表面が薄くなりタイヤ繊維が見えてきてしまいました。

・消しゴムで軽くこすって、シーラントの"皮”が消しゴムのカスと一緒に取れるだろうと思い、使ってみましたが、タオルの時のような強い摩擦力というより、消しゴム成分の特性により、どんどんとタイヤのゴムが薄くなってしまいました。だからアウト!

結局、適度な摩擦力と、タイヤゴムを劣化させないのは、自分の親指でした。
(しっかし、これが地味ですごい疲れる作業なんですよねんのねん。)
2時間かかって、親指の皮下がジンジンと痛くなりましたが、なんとか終了。

5) はい、除去した”皮”を全部集めてみたら、犯罪者になった気分でした!
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700×40cのWTB NANO 40cの裏側に固着した脱法ハーブチックなブツです。
本当です。
決して、こんなふうに使う危険なヤツじゃありませんっ!!
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重さを測ってみたら
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見た目の割には、そんなに重くないかもしれませんが、これから「とある作業」の目的からすると大罪なくらい邪魔者になってしまいます。

ふぅ~、やっときれいになりました。
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シーラントのつぎ足しであれば、このような作業はしなくても結構ですが、
気持ちよくチューブドにするには、やはり完全除去が正義なのであります。

すべては、あの作業のために。。。

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