サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

バランスウェイトを付けてみた

数日前、最寄りのプロショップKOOWHOさんに寄った時に見つけたのがコレ!


巡航速度が高いロードバイクには、かなり効果的と思っておりましたが、
タイヤ成形誤差が大きいMTBだって、バランスの悪さはロードバイク以上。

いやいや、MTBはスピードもロードほど高速ではないし、泥がタイヤに付着することでバランスなんかすぐに崩れるでしょ!って気持ちもないわけではないのですが、やはり、ホイールに真がでていることは正義だと思うのであります。

「自転車・ホイールバランス」とググるロードバイクを始め、バランス取りをした多くの動画が検索されますね。
私は動画を見ずに作業を進めちゃいましたが、コチラなんかは作業の手順やメリットなんかもわかりやすいかと思います。

さて、私のMTBホイールのBefore & Afterの動画を撮影して確認してみたので、見比べてみましょう。

<バランスウェイト加工前>

ある程度のトルクでクランクを回してから7秒くらいすると、振動がMAXになり、フレームが大きく揺れているのがわかります。
32×22tのSSなので、大したスピードにはなりませんが、44×11tなどのアウタートップで同じケイデンスで回せばもっと高速回転となり、振れ幅はもっと強大になることでしょう。

さて、ウェイトバランスを貼り付けていく手順ですが、
(この時点で前述の動画で確認しておけばよかったな。。。)
KOOWHOさんで、使用方法の図解を撮影してきたのでそちらを参考にしました。

イメージ 1

そして、貼り付けたのがコチラ
イメージ 2
(あまりキレイにはいかなかったなぁ)


では、回転させた時の振動はどうなっているでしょうか。
クランクを回す前の緊張感ったら!!!(かなりワクワクしちゃいましたよ)

<バランスウェイト加工後>

な、なんと振動がかなり最小化されているじゃありませんか!!!!!
かなり予想外な結果に満足です。
しかも、真が出ているためか、後半になっても回転がタレてきません。
公正な比較にはなっておりませんが、施工前は45秒くらいで回転停止したのが、施工後は60秒くらいに伸びております!なんと33.3%向上!!
ま、この数値は実走行して体感できるかどうかわかりませんが、プラシーボ効果は炸裂しそうですの!うふっ♡
明日のレース参戦にむけて、準備が整いました!



ただし、ホイールバランスを正確に取るためには以下の事前作業も重要です。

1) 振れ取りをしておくこと。
とくに縦振れがあると、それだけで回転バランスも崩れる。

2) チューブレスの場合、シーラントを入れてから数回ライドして、シーラントが全体に馴染んでからのほうが良い。
シーラントが液化したままタイヤの底に池のようになっているうちにはバランスは取れませんからね。

3) タイヤ、リム、スポークなどの泥を丁寧に取ること。
当たり前のことだけど、泥があるだけでバランスは崩れるのであります。

4) ハブの洗浄・注油も一緒にやっておこう。
ベアリングが組み込まれたバランス取りの専用台が無い場合、ホイールの回転の滑らかさがとても重要になります。
私のHadleyハブも事前にVipros グレサージュで注油し余分な脂は拭き取っておきました。
ちなみに、ベアリング入り専用台だと、0.1g単位でバランスが取れるとのこと。

5) このタイヤでしばらく乗り続けると決めた時、または高速回転領域のあるレース前の決戦仕様にやる!
バランスを取るということは、タイヤやチューブを交換するたびにバランスは変わってきます。なので、一度ウェイトを貼り付けたらしばらくは貼ったままで走る覚悟でね。



さて、今回はParkToolの振れ取り台で行いましたが、
前輪は、ベアリングの回転負荷が大変少なくて正確にバランス補正できましたが、後輪はやはり少し動きが渋いと言わざるを得ませんでした。


前述の動画にもあったように、やはり専用台を自作したくなりましたね。
QR用、9mm、12mm、15mmという内径のベアリングを2個ずつ用意しておき、
イメージ 3
このようにボルト固定すればいいのですから、あまり難しいわけでもなさそうです。
(あ、タップ切るの面倒くさそう。。。そろそろタップも習得しないとかなぁ)

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