サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

「ツール ド タマ #37」参戦しました

Team Vassago Japanの戦力系ではなく脱力系代表のワタシ。

去る5/7(土)、東京都多摩市の米軍のレクリエーション施設で行われた「ツール・ド・タマ #37」に参戦してきました。

日本国内ですが、米軍の施設なので入場するにはパスポートが必要となり、なんだかちょっと緊張しちゃいました。Googleにも表示されない秘密めいた臭いがプンプンのエリアです。
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大きな敷地内には、旧日本軍の弾薬庫あとがひっそりと時を刻んでおります。
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戦争の物悲しさも漂いますが、見渡す限り緑が濃い森。ここが東京都だなんて信じられない環境であります。こういった原生林が戦前まではいくらでもあったのかと思うと、経済優先で開発してきた人間の浅はかさを感じずにいられません。

敷地内を10分ほど走り、やっとメイン会場に着きました。
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日英2カ国表記のでかいバナーがイカしてました!

ナカザワジム、小川輪業、トレイルストアなど顔なじみのライド仲間や店長や業界の関係者がいて、ホームな気分を味わいながらホッコリする開会式が行われました。
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さて、コースの紹介をば!
1周約5km弱の小刻みなUp&Downのある丘陵地の中に原生的なシングルトラックが半分以上あり、いかにもSSでリズムをつかむには最高のコース。
前日の雨もほとんど影響なく、泥除け対策は無用。路面コンディションも最良でトラクションがしっかりかかり、風もなくレース日和な天候に恵まれました。
第37回を迎える伝統あるレースですが、ワタシは念願の初参加!
今回は「2周男子・2周女子・3周オープン・4周エキスパート」というカテゴリーがある中で、一番距離のある4周エキスパートを選択。
だって、たくさん走ったほうが楽しいっしょ!
キツさもわからず、コースの全景もわからないので、レース前にナカザワジムの健脚な先輩たちにもアドバイスを聞いて選んだギヤ比は32(楕円)×22tの1.45です。
長距離で登りの時間が長い場合はもっと軽くしちゃうのですが、当コースはそんなに長距離の登りは続かないで、全体的にフラット。登り返しのつづく加速リズムをつけるには22tあたりがちょうどよいとのこと。(表彰台ねらう脚を持っている人なら32×21 or 20ですね)
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9:00から15分おきに、各カテゴリーが時間差でスタートします。
4周エキスパートは一番最後の9:45スタートでした。
(コチラは一番参加者の多い3周オープンクラス photo by Hideyuki Suzuki)
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最後尾のエキスパートクラスは9:45スタート。26人の出場でした。
ギヤードの速い方々には早々にごぼう抜かれされ、一段落したあと、自分とペースの近いシングルライダーの方についていくことにしました。なぜかというと、彼のボトルケージの中に搭載されたスピーカーからは、early90'sのガンガンなメタルが流れていたんですよ。もう大満足。BGMがコースまで流れているのは滅多にないこと。体力面では辛いタイミングですが、聞いたことある曲ばかりなので、リズムをペダリングに変換したりと、いいことだらけでした。

と、気持ち良く走れたのも2周までで、3周目にはワタシがペースダウンしてしまいソロライドを楽しむことにしました。

さすが、Bike Photoのプロ。Hideyuki Suzukiさんによる写真は、その場の空気、流れる風をも切り取るような作品にまで仕上がっております。
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実は、この坂。当コースの中で一番の斜度のある難セクション。
ギヤードの人でも押す人がいる中で、SSならではの力強い助走と、低いケイデンスでトルクを生かした登り方だと、実にスムーズにかつ早く乗り越えられるんですよね。
SS乗りならわかるっしょ? SSやってて一番成長するのは登り返しの登坂能力なんです。

4周目には脚がつり始めるほど使い切ってましたが、なんとか大幅にペースを崩さずゴール。
リザルトを見ると、
1h10m12sの21位 同カテゴリーでは25位完走中の21位なんでかなり下位ですが、楽しければいい性格なので、これでヨシとします。

各Lapタイムは、
1周目 16m34s
2周目 16m59s
3周目 18m11s
4周目 18m28s

試走時にサイクルコンピューターが電池切れして、腕時計の経過時間のみしか情報がなくてペース配分もめっちゃくちゃでしたが、とにかく久しぶりのレースで楽しさ100%でした。

表彰式もほんわか和みっぱなしの感じで終わりまして、
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そして本日のメインイベント
それは、
超豪華、アメリカンサイズのビーフステーキランチで~~~す!
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でかい、でかいのよ、このお肉!
しかもミディアムレアで、柔らかくジューシー、アメリカン大好きなBBQソースも多めにトッピングしちゃいました。
こ~んな感じでオソトのテーブルでランチ。(photo by Daiちゃん)
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ランチあとも、コースをゆる~く1周走って、もうお腹も心も満たされました。
なお、次回の第38回は、ついにSSカテゴリーも新設されるそうです。
今回もSS乗りが10人近くはいましたが、SS熱はさらにあつくなる傾向にあるようですぞ! 絶対参加しよっと!

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