サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

4時間耐久レース・ソロで走っちゃったよ〜!

昨日、12月16日の日曜日


川べりの森と芝生ゾーンを巧みに活用した1周約2kmのコースレイアウト。川が近いのと冬特有の大量の霜が溶け出し、場所によってヌメっと粘土質っぽく、グチョグチョ必至で有名なんだそうです。この日、だいぶ時間に余裕を持って現地入りし、親しくさせていただいているショップさんたちのブースに仲間入りさせていただきました。

6時前の気温は体感でマイナス2度!! 
都心部から比較するとかなり冷たい気温で、外気に10分もさらすとモノがどんどん凍っていきました。
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私たちは、いつもお世話になっているAlternative Bicyclesチームとして、
店主のKoさんと私の「がっつりチーム」と、Telさん、Tsuchyさんコンビの「のんびりチーム」で、【4時間エンデューロ・2名】のカテゴリーに参加しました。
当然のごとく、皆、シングルスピードでっせ!

と、ところが、
私のチームパートナーでもある店主のKoさんが、腰痛が完治せず来られないことに。
TelさんとTsuchyさんの「のんびりチーム」に混ぜてもらい3名チームでもいいかなとも、思ってました。


しかし、試走を2本終えると、
・登りが少ないしキツすぎない。このコースなら、平地で回復できそう。
・いい機会だから、自分だけでどれだけ走れるか試してみるのも悪くない

と、そんな思いがよぎってしまい、
「やっぱ、ソロで走ります」
宣言しちゃいました。
なお、当レースは、ソロは2時間エンデューロのみで、
4時間エンデューロは、2名、3名、4名、5名のカテゴリー。
つまり、4時間をソロで走るのは、100名の参加者中ワタシだけ!

イインデス!
疲れたら、ピットに入って多めに休憩すれば、イインデス

と、あまり気負うことなくレースを楽しむことにしました。
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幸い、このピットゾーンには、たぬき小屋、シコーバイシクルの楽しい面々が20名近く集まり、励ましの応援だけでなく、豊かなフードメニューがずらりというスペシャルなサービスがありました。やはり耐久レースはこうでないとね!

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スタート前の緊張感ほぼゼロの自分(隣はTelさん)

会場では、レース界では超有名なナカザワジムのエースことShigeさんたちや、サイクルショップMikamiの店主三上さんなど、おなじみの顔ぶれともご対面でき、0度近い気温の低さとは裏腹に和やかムードで盛り上がっていきました。

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この日のBikeの仕様は、
フレーム:Vassago VerHauenフォーク:Vassago ODISフォーク 
ステム:Shock Stop Stem (ストロークは15mm以下)
ハンドルバー:ENVE カーボン 700mm
Fタイヤ:TERRENE McFly 29×2.8inch (1Bar)
Rタイヤ:MAXXIS ARDNET RACE 29×2.2inch (1.2Bar)ギア比:F32楕円×R22t 1.45フェンダー:Shindyオリジナル

いつもと大きく違うのは、ハンドルバーの幅
通常は720mmのGraphite Designですが、たくさんの木々が生い茂って、コース幅がゲキ狭いらしいという情報を先に入手しておりましたので、手持ち中で狭い(と言っても700mm)のENVEに換装しました。

コースは確かに、狭いセクションが何回もありました。
一緒に参戦した友人も、ハンドル幅が広いが為に、木にヒットしてコケていたりと。
危険であるかもしれませんが、よく言えば、自然の地形をできるだけ残してあるレイアウト。
シングルトラックでは、二股に別れるセクションも多く、スピードの変化の有無、難易度別のルート設定など、参加者が自由に選択できる楽しさが詰まっておりました。

森の中では、
・ベストなラインを読み切る経験値
・激坂でもトラクションをキープできる体幹の良さ
・前走者との兼ね合いで選ぶ分岐ルートの判断力
が要求され、コレがこのコースの大きな醍醐味の一つとも言えるでしょう。

ワタシも、タイムを縮めるためというより、その時々のベストな走りを追求する意味で、特に難易度の高いセクションを重点的に挑戦し続けました。
我がAltチームのTsuchyさんが用意してくれたおでんの他、豚汁、おしるこ、甘酒、たらこスパなど、「チームたぬき小屋」さんたちが用意してくれたあったかくって美味しいサービスのおかげで、スタミナ切れを起こすこともなく、楽しい4時間があっという間にすぎました。
レース結果は、チームたぬき小屋のITKとマメの双子兄弟と、SS界のキングのYさんの3人チームが、なんとギアードの強者たちを押しのけ、シングルスピードで優勝
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Yさんに至っては、35×21で回し切るんですから、マジで次元が違ってます。
それだけ、SSにとってもメリットが多いコースだったのかもしれません。

この日、「縁の下の力持ち」的に、私を助けてくれたのは、ダウンチューブ下に取り付けた木製のフェンダー
手作りのボード職人でもあり、自らMTBやCXなどを駆る生粋のバイカーのShindyさんから数年前にいただいたものです。
タイヤが巻き上げる泥が顔に飛び跳ねることが、全くと言って良いほど皆無で、視界はいつもクリア! 安心したライドができました。
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私の結果ですが、おそらく4時間2名チームのカテゴリーでは案の定ビリ。。。(当たり前だっつーの)
手持ちのGarminのデータをReliveにUpして確認してみたところ、
周回数は15周を記録しておりました。

え?15周?
おいおい待てよ!

総合優勝したチームが3人で30周だよ!(平均すると1人10周だよね?)

それじゃ、どのチームのどのメンバーよりも、
私が一番多くの周回数を走ってるじゃん!!

ちゅーことで、
4時間ソロでは優勝した(という自己満記録の)2018年最後のレース結果でした。

ちゃんちゃん🎵