サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

29+と650B+ タイヤサイズ実測値リスト公開

5年前に乗り始めた29erに衝撃を覚え、
3年前に3インチ幅の29+に楽しさとやさしさを感じ、
2年前に650Bの世界の広がりに期待が膨らみ、
そして今年、650B+(=27.5+)に、楽しく速い世界をもらいました。

今まで試してきたタイヤとリムの組み合わせの全てのデータではありませんが、
いくつかのパターンの実測データを公開します。

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 ※1 私のKnard3.0は自己責任カスタムのために外側ブロックのみカットしてあります。
 ※2 空気圧は、体重60kg弱の私仕様ということで650B+は0.8Bar、29+は1.0Bar、29の2.2インチは1.6barという値です。

その真意は、

・29+タイヤ、自分のフォークとのクリアランスは
・29専用フレームで、650B+タイヤは入るの?
・フロントだけ29+にすると、どれだけフロントの車輪径が上がるのか?
・650B+って、結局29と同じ直径になるの?
・リムの内幅が違うだけで、タイヤ最大幅は変わってくるの?(←コレ重要)

などなど、私が現物あわせしながら直面してきたクエスチョンの答が、これから試そうとする人たちにも役立てて欲しいからです。

現物を手にしたものは、なるべく実測値で計測してます。
重量は、家庭用のキッチン秤です
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リムの内幅がタイヤの最大幅を決める鍵となりますが、手持ちのノギスで計測
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一番、曖昧な計測方法となってしまいますが、タイヤの高さは、子供の身長を測るかのように、ティッシュの箱使って垂直にした程度のラフな感じです。
しかし、タイヤの成形誤差、空気圧の高低などで、数ミリは変わってきますので、目安程度にお考えください。
また、フレームやフォークとのリアランスは絶対必要です。
左右に倒し込んだ時のしなりもありますし、タイヤ成形時の誤差もかなりあります。
個人的観測では、左右それぞれ3~5mmくらいのクリアランスは確保したいところですかね。(こするくらいギリギリだとしても、そんなに大げさにヤバくなるほどのデメリットはありませんが、そのあたりは個人的なリスク管理でね!)

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上記リストの結果から導き出せるのはいろいろありますが、

一番言いたいことは、「29持ってるなら、650B+やっちゃいないよ」ってこと。

一般的な29インチ(2.2幅)と650B+(2.8幅)はほとんど車輪径が同じ!
つまり、前後ハブ、BBの地上高はほとんど変わりませんので、乗車姿勢には大きな変化はなし!
フレームとのクリアランスの条件さえあえば、来期以降ますます加熱するセミファットの世界観に突入できるのであります。

650B+(27.5+)のタイヤは、WTBが先駆者となり突破口を開いてくれましたが、スペシャ、ボントレガー、シュワルベ、マキシス、ケンダ、パナレーサーと、ほぼ全ての主要タイヤメーカーが、来期に向けて製造・販売が進んでおります。

ここ数年間で広く浸透した29フレームオーナーも、
(バリバリ・カリカリなレース志向でないならば)2016年は冒険してもいいんでないかなと思ってます。

と、ここまで+ネタをツラツラと書いてみましたが、
明日は、Fのみ29+のVassagoディングル仕様で今年の走り納めをしてきます。
まだ未公開ですが、新製品のアレを試すのも目的の一つです。
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今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!