「蘇る狐」FoxフォークOHとデカールキット
2011モデルのFox F29 RLC100であります。
2012年に当時新発売された低抵抗のダストシール交換した後、王滝100kmレースを少なくとも4回は走波し、ダストシール、インナーチューブを綺麗に保つ以外は分解などせずにほとんどメンテしておりませんでした。
正規代理店によるメンテナンス有効期間でもある5年間の最後の年になるわけで、今回はオーバーホールに出して各部の消耗パーツを新品に交換しました。
これだけでも、十分に気持ちイイ~メンテナンスなんですが、
前から気になっていたコイツで、さらに外観までもイメージチェンジすることに!
デカールを剥がすのって、なんか苦手意識がありましたので、
一応、上記リンク先の大島さんからのアドバイスによると、
やけどに気を付けることが前提になりますが、ドライヤーを使い、デカールを温めながら剥がすとキレイに作業できると思います。糊が残ってしまった場合には剥がしたデカールの糊の付いた面を張り付けて取り除きます。上手くいかない場合にはレスポのパーツクリーナーがお勧めです。DIYショップで売っているデカール剥がし液もアルコール系ならば大丈夫です。溶剤はNGです。
とありました。
なるほどです。ドライヤーは準備しておきましょう!
ふと、デカールキットをみるとインストール方法のリンク先が載っているいるではありませんか!
アメリカ人らしく、潔いというかテキトーな部分もありますが、役に立つ方法も会得することができました。
では、私も始めましょう!
<用意したもの>
(写真左から)
ドライヤー脱脂用のパーツクリーナー
ウエス
はさみ
デカールキット
そもそも、標準で付いているデカールが粘着性の強いものなので、ドライヤーで温めてから剥がさなくてはならないものだと思っていましたが、
常温のままで試してみたところ、なんの苦労もなく、サクサク剥けました。
粘着材もほとんどフォークには残りませんでした。
見事に真っ白なフォークに!
ごくわずかに残った粘着材や油脂成分などをパーツクリーナーをウエスに付けて磨きあげました。
まずは、接着面を剥がさないうちに、位置決めをして見当をつけておきます。
次に、インストールビデオの方法に従って、接着面を半分だけ剥がし、位置を決めながら軽く貼っていきます。
この段階では、まだ細かな位置修正はできるので、曲がったり歪んだりしないように慎重に貼っていきます。
下半分の位置が決まり、気泡を入れないようにセンターから外側に向かって貼っていきます。上半分も同様に!
デカールの台紙のツルツルした方を使って、再度入念に密着させるよう強くこすります。
できました!
次に、左レッグの作業ですが、
インストールビデオのTipsを使いましょう。
これを、左レッグに貼り付け、左右同じ高さからデカールを貼るわけです。
ペンなどでしるしをつけるよりも、見やすく作業しやすかったと思います。
ついでに、
フォークブレース部分にあるF29のデカールが浮いてしまって汚れも除去できず、みすぼらしい状態でしたので、
デカールキットにある一番小さなサイズのものを貼ってしまいました。
こうして、新生F29 RLC 100が出来上がりました。
はやくインストールし、ダストシールの滑らかさを確認したいのですが、
当面はリジッドフォークで走りたいため、少しお預け状態です。
皆様の応援クリックがモチベーションにつながります!