サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

Ritchey さらに Ritcheyに

昨晩から1日あけて。

本日、辛ラーメン計画のRitchey P-29erを組み上げました。

組み上げるのが大好きなワタシ。
サラっと終わってしまうのがなんだか寂しいのであります。

ですので、当Blogにておさらいすると同時に、組み上げ時の楽しさを噛みしめることにします。





まずは、いきなり本命パーツです!
じゃ~ん!
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Ritchey Logic フォーク for 29erです。

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本物のLogicちゃんです。

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ディスク台座を備えたP-29er用のLogicフォークなのです!

Ritchey P-29erを購入後、あることを思い立ったワタシはすぐにTom Ritchey宛に熱烈メールを送り、自分が昔からの大ファンであり、心底クロモリリジッドフォークに飢えていることを訴え、そしてダメもとで「神様、オネガイ! 29er用のLogicフォークを作ってください!!」と猛烈なリクエストを送付したのでした。

すると、2週間後、
「断ろうかと思ったけど、君の熱意には負けた。ちょうど自分用に取っておいたパイプが残っていたからこれから作ってあげるよ。時間かかるけど待っててくれ」と!!!
超ラッキー池田!




え~、
というのは、ワタシのいつもの妄想癖でして。。。
みなさま、ゴメンナサイ。
一瞬でも信じちゃった人、ほんとゴメンナサイ。

実は、Ninerカーボンフォークの固さが1日中トレイルライドしていると、腕のダメージが酷くなってしまうようになり、街乗りで乗っているLTBにインストールされたSalsaのクロモリフォークの振動吸収性に惹かれていたんです。
そこで、どうせならと、
いにしえのチャンプマシンであるP-21を彷彿させるリメイクに挑戦しよう!ってことでクロモリリジッドのベンドフォークを探しました。
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これがお手本のRitchey P-21です。おそらく1994年製

当然、29er用のLogicフォークは作られておりません。
そこでいろいろと検討した結果、あの名車Blackbuckのリジッドフォークに決めました。
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世界的なMTBパーツメーカー:WTBの創設者でもありMTB界のレジェンドでもあるマーク・スレートさんがプロデュースしているBlackbuckの専用フォークと、Ritcheyのコラボ計画です。

VeloCalsというヴィンテージバイク専門のデカールキット製作屋さんから縦書きのフォーク用デカールを発注。

そして、塗装は日本が誇るカスタムペイント:KeenEdgeにオーダー。(KOOWHOさんお世話になりました!)
この時に、フレームの色見本として、酷似している辛ラーメンの空き袋をフォークに添えて送ったのでありました。
(しかし、その後やはり実物の色を見ながらがベストということでRitcheyをそのまま預けました)

そして、出来上がったのがコレです。

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さらに、「あの時の輝いていたRitchey」を目指して。。。

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タイヤを新調!
愛して止まない、永遠のスタンダード
WCS Z-Max Revolution Tubeless Ready 29×2.1でっす!

サドルは80年代のド定番。Sella Italia Turbo(復刻版)バックスキン!

シートポストとシートピラーもLTBに付いていたClassicシリーズと交換です。

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ハイ、完成です!




さっそく夜の公園で試走してきました。

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それまでのNinerカーボンフォークと比べてですが、乗り始めて5秒で明らかにしなやかな振動吸収性を体感。
サスを動かすように意識的に上半身を上下動させた時に、戻ってくる反発スピードとストローク?がカーボンのそれとは別次元のモノでした。

少しガレたシングルトラックに入ると、その挙動の違いがさらにはっきりとわかってきます。
一旦大きな振動の後の余韻のような微振動が少なくなったような、
角を削って丸くなったような
厚さ2mmのカーペットの上を走っているような、
そんな印象です。

サスがあれば、もっとトータルに性能がイイのは当然なんですが、なぜかリジッドの微細な粘りが今のワタシにはピッタリとハマっております。
Genuine(正真正銘の)Ritchey Logic フォークではないのでが、もしRitcheyが29er用のLogicフォークを作ったら、きっとこんなカンジなんだろうなと想像してます。


なんといっても、走りながらコレが見えるのが最高にオツなんです
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デュアルコンパウンドとなった新生Z-Maxも最高にトラクションがかかります。
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以前より、ノブの間隔が開いて泥詰まりしにくくなった気がします。


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自転車を趣味として始めた一番最初に買ったレース系サドル:turbo
懐かしい形状ですが、座り心地はもちろん良好。
バックスキン革が効果的にスリップを防止してくれました。





寝る前に、
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また、走りたくなってきました。

辛ラーメン計画」コレにて終了!

16日、全開でライド予定!

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