念願のWolf Tooth 30tに装着萌え
いろんな縁のおかげで、やっとこさっとこ念願のWolf Toothを装着
今日、言いたいのは性能うんぬんではない。(まだ走ってもいないので)
その作りの良さだけで、アゲアゲなのである。
この製品の特徴はいろいろあるけど、
私が装着したのは30t。
主にフロントシングル×リアワイドレシオカセットで走りたい人向けであろう。
そのために、クランクアームからの内側にオフセットされている。
このとおり、SRAM10s用チェーンとクランクアームは1mmくらいのクリアランスが確保されている。
いやいやそういったことは装着する前から知っていたのよ。
素直に感動したのはコレ↓
おわかりだろうか?
リングの固定方法に変革がもたらされている。
通常、リング固定はボルトとナットによってリングを挟み込むのが一般的だが、
このリングはリングそのものにねじ切りされている。
考えてみれば、リングが小さいだけにチェーンとの干渉をさける仕組みが必要なわけで、裏側にもナットがあると干渉してしまうのだ。
そのためにリングそのものにねじ切りし、余分な出っ張りを出さないというのが納得できる。
納得するだけでよかったのだが、
これまた実に作業が楽だった。
・裏からナットを当てなくてもよい。
・ナットの供回りに気を配る必要がない。
・ボルトがかなりキツく固定されてしまった時に、供回りを抑えるツール(※2 ペグスパナ)を抑えている手が滑って怪我をするリスクがない。実際、チェーンリングで皮をむくこと多数経験ありな自分。
・ボルトの締め付けトルクが常に一定していてわかり易い。
※1 ちなみに、同社CX用の36tリングは、このような固定方法ではなく、一般的なボルト&ナット固定でした。
※2 ペグスパナとはこの工具ナリ 「 SHIMANO TL-FC21」
確かにミドルのチェーンリングが1枚10,000円以上するのは高いと思うのが常識的感覚。
しかし、これを作った人は本当に手間ひまをかけてでも良いものを作りたかったに違いない。高価かもしれないが、この作りとチェーン落ちリスク激減効果を体感できれば、元は取ったといえるのではないかな。
クランクアームの内側に取付けるミドルリングであれば、すべてこのような固定方法でもいいんでないかなとさえ思った次第。
走行後のインプレは近日中にUp。
ただし、スタビライザー無しのRディレーラーしかないので、
果たしてその効果は如何に???
注)固定用ボルトはWリング用ではなく、もう少し長めのものを使うのが良いかと。固定時にネジ部分がかかる面積が少ないと、ボルト破損だなんてこともなりかねない。175→170mmのクランクに交換する必要があるのでその時にボルトも交換する予定。
マイド最後までよんでいただき、ありがとうございました。