Wolf Tooth その実力とは!
うう、今日は激混みのコストコに行ったんですが、
いつにも増して「試食センター荒らし」の”炎のコマ”の連写さながらに、
試食大魔王になってしまい、昼から膨満感炸裂でした。
それじゃイカンというわけで、帰宅後ササっと着替えました。
TOPEAK ERGON USO Team 代表のサルサ野郎
たった30分ほどの街乗りに出かけました。
走った目的は、軽く汗を流したかっただけという、
いかにもオレってスポーツマンだろ!みたいなノリではなく、
Wolf Tooth 30tの実力とやらを体感したかったのであります。
まずは、平地でスピードをあげずにその場でジャンプ。
確かにチェーンがチェーンステイを打つ「チャン!」という音はしますが、
着地後にペダルを回しても、フロントシングルギヤは何もなかったかのように、ごく普通に回り始めます。チェーンが落ちかかっていることもなければ、カセットスプロケットの上で、変速しかけていることもありません。
平地でいくらジャンプしても、同じ結果しかでないし、周りからの目線がちょっと痛く感じられてきました。
ここで仕様を簡単に説明します。
フロントリング:Wolf Tooth 30t 4アーム, PCD104mm
チェーン:SRAM 10s
リアカセット:SRAM PG1070 12-36 10s
Rシフター:SRAM X0
Rディレーラー:SRAM X9 ※TYPE2ではないです。
BIke:Salsa El Mariachi 650改
チェーンがバタツくのは主に下りのみ。
下りであれば、トップから4段くらい軽いあたりの位置にあるのが、
いつもの里山レベルでのシフトポジションになります。
決して、最大のロー、最小のトップにチェーンがあることはほぼ無いはずです。
ここで人ごみを避け、人通りの激少ない段差を探し、
まずは、20cm近い段差の連続するドロップオフを通常よりもおだやかに走ってみました。
チェーンがチェーンステイにあたる音はわずかに聞こえてきますが、
・30tというフロントリングなので、チェーンステイに近いから仕方ない。
・スタビライザーの無いSHIMANOディレーラーよりも音が少なめ。
・なんといってもチェーン落ちが無い。カセットの上で暴れることもない。
・ドロップオフ走行直後にペダリングしても、チェーンは絡むことなくしっかりと仕事開始
という結果でした。
時間があるわけではなかったのですが、3度ほど試してみても結果は同じ。
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ここで、SRAMのディレーラーのお話にしばし脱線。
どうやら最新機種のTYPE2というディレーラーがあるらしい。
詳しくはちろさんのBLOGにその特徴がわかりやすく書いてあります。
しかし、今Salsaに装着しているのは、旧世代モデル。
TYPE2はホイール脱着をする際のみケージをロックさせてテンションを緩めるための装置。
つまり、ケージロック機能とかは無いのですが、
旧モデルも、かなりスプリングが強めでテンションが高いと想定してます。
おかげで、ホイールの装着がドエライ大変でしたけどね。
リターンスプリングが非常に強いおかげで、シフトアップする際は短いレバー操作で確実に変速を終了させ、「カンッ!!」の変速ショックが異常に大きいのであります。一段ずつシフトアップするのもシフトミスを防ぐ上で好感触でした。
他にも、トップ・ローの位置決め用の調整ボルトが+ではなく3mmアーレンキーで行うのも操作性の向上につながる◎ポイントでしたね。
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閑話休題。
チェーン落ちなどのトラブルは、Type2ディレーラーでなくとも今のところはない。
あとは、ケージの長さ、チェーンの長さ、サスペンションの有無などでも、物理的なテンションはかわってくるだろうから、インストールする際に確認したほうが良い。
(なお、Wolf Toothとしては、スタビライザー付きのディレーラーを推奨している。Alt店主曰く「9sよりも10sの方がチェーン落ち防止効果が強い」らしい。)
こうしたメジャートラブルが少しでも解消できるのなら、SSではないギアードBikeもそれはそれで楽しめるんでないかなと、久しぶりのギアードライドで前向きな余韻が残りましたとさ。
<オマケ>
前後左右・東西南北に誰もいないのを確認した上で、
路地裏の人気の無い階段(5段×3)を低~中速スピードで降りてみました。
結果は同じ。トラブル無し!
ここまですると、同じ条件で【ノーマルリング+チェーンデバイス無し】でも試したくなりましたが、ま、面倒なのでやめときます。
この度もたかがリング1つの話題にこんな長文になってしまったのに、
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。