人生初カーボンHT試乗 DOKKE AMの真価
この記事を書くために、当Blogの書庫のに
「忘れちゃならんぜ・26インチ」というタイトルを追加しました。
また、Facebookでも「26インチ友の会」に「いいね」しました。
そんな矢先、世界選手権の南アフリカ大会でも26インチを駆るGミナーはんが仏痴義理のWinnerになりました。
さてさて、それでは本題に入ります。
今回のマーシーツアーには、幸運なことにGRAPHITE DESIGNの鈴木さんが営業のために3台の試乗車を持参してライドに同行されていたんです。
みるからにお人好しな風貌のスーさんに、遠慮することなく
「これ試乗させてください」と申し出てしまったのであります。
それが、コレ!
GRIPHITE DESIGN DOKKE AM (Size:M)
フレーム、ハンドルバー、ステム、シートポストが全て自社製のカーボン製とキタ!
FフォークはKOWAの140mmという必要にして十分なストローク。なんとテスト段階では180mmストロークにも耐えうる強度を持っているそうです。(しかしフロントヘビーになりすぎるのでオススメしないとのこと)
しかもタイヤはMAVICの2014モデルの新作。デモ車にみ装着がゆるされているエンデューロ系のNewタイヤなんです。(ちろさんとこのページがわかり易いアルヨ!)
タイヤ重量のカタログ値はF:2.4インチ幅で950g、R:2.3インチ幅で850g
そりゃ、走る前からこんな顔になっちゃうよなぁ、も~。
ペダルも自身のTIMEに換装させてもらい、本気ライドをとことん楽しめる環境が揃いました。
もともと、以前の記事でも「150前後ストロークのHTが一番欲しい」と思っていた矢先でしたもんね。
願ってもないチャンスです。
Bikeを持ち上げた時は、カーボンと聞いただけで想像できる「超絶に軽い印象」は特にありませんでしたが、それは想像が「純XC系のゲキ軽」のイメージだっただけ。よく考えると、これだけ下り寄りに降ったマシンだとすればかなり軽い部類だと思います。
言い換えると、体躯のデカイ外国人が自国の山で自国の人のために作った強度ではないということ。
必要な部分はきちんとした強度設計を行い、カーボンであるけどしなりを活かす技術も併せ持ち、日本の里山に合わせたディメンション=150mmのHT、手足の短い日本人のためのトップチューブと、適切な位置のBBハイトってことなんです。
プロのライターさんが書いたマジメなインプレが読みたい方はコチラも必読ね!!
開発者の鈴木さんとは、ライド中もランチ中もトークが尽きることがなかったです。
それほど、自分が感じた印象そのものに新鮮味があって、インプレや質問を投げかけるたびに、ロジカルな説明が返ってきます。
2本目は、出だしから中盤まで非常にテンポの早いタイトターンと小刻みな登り返しが続くトレイルでした。
まさに水を得た魚状態。
・Mサイズで1300gという圧倒的に軽いフレーム重量、
・26フレームならではの高過ぎない上体、
・遠過ぎないハンドルバーの位置
の要素が三位一体となって、リズミカルなタイミングで上体を右に左に動かすことが、超絶的に楽しい極楽Bikeへの昇華するのであります。
上体を積極的に動かす+走りが軽い=どんどん漕いでグングン進みたくなるBikeなのであります。
うう、26インチって、こんなに面白かったっけ?と目から鱗が26枚ほど剥がれ落ちた気分だ。
ハンドルを力でよじってもすぐに付いてくる俊敏で固めのフロントに、どっかりジャンプしてもヒザや腰に来る衝撃の角をとってくれるようななめらかな吸収性。
もっとガチガチな乗り物かと思いきや、予想を軽く裏切ってくれました。チェーンステイにあたるカンカンという音でカーボンに乗っていることがさらに認識できます。
今までクロモリの乗り味が好き♡という理由だけで、乗らなかったカーボンに申し訳ない気持ちで一杯になりました。(いや、ただ単に高くて買えなかったという理由の方がでかいっちゅーの)
スーさんとのトーク中、いろいろなお話が聞けました。
開発秘話、他社フレームの強度、なぜループエンドなのか、BBハイト15mmの意図、カーボン繊維はどこで衝撃を吸収するのか、などなど。。。
私の頭で消化するには一日では無理~ってくらいたくさんの情報をいただきました。
それでは、自分がコレを欲しいのかというと、
自分が一番メインで乗るトレイルとの相性次第だと思います。
少し長い登りを自走する距離が伸びてくると一体どんなインプレになるのかは乗ってみないとわかりません。
1本下っただけで返却しようかと思ったのですが、
それじゃモッタイナイと、2本目も試乗を延長するほどにまでLOVE度があがってしまうほどに。
19万9000円
一般的に見れば高い買い物。しかしカーボンフレームでは標準的。
激安中華とか、強度バランスの崩れた激軽とは大違いのMade in Japan
悩みどころです。
カーボンフレームを購入検討する方であれば、迷わず選択肢の一つにいれるべきですね!
世界No.1のゴルフシャフトを製造してきたメーカー。
やっぱり考えてることが違うなぁ。
いつもBlogへの訪問ありがとうございます。
26ホイール放出しようかと思ったけど考え直すか?自分?
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