サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

TURNER 650B改造 インプレ

先週末のことでした。
KOOWHO永井店長の計らいでマーシーツアーに飛び込み申し込みさせていただき、トレイルカッター:マーシーのトレイルに行ってきました。

本日の目的は!

「SPEED DROPPERの使い心地」
「650B化したTurner Flexの真価は?」

の2点でした。
1本目が終わるまではね。。。。


もったいぶってスミマセン。
Blogでもつながっていたマサヒロフさんが実は大昔からの顔なじみだったという再会をして、4:50amごろ東京を発ち、現地に着いたのは9時前でした。

ササっと用意をして、1本目です。
ドロッパーズポストを使いこなしているマサヒロフさんとアレコレと談義しながらバスに揺られること30分。

濃い緑、下界の温度と湿度を忘れさせてくれるそよ風が最高に気持ちんヨカ!
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(我らがマーシー! この日もトレイルの中にすっかりと馴染んでました)

さて、念願の可動式シートポストのインプレです。

<良い点>
下ることがメインのマーシートレイルですが、やはりサドルを高めにしたい時は積極的に上げ下げした方がイイ走りができるなと感じた次第。
もともと富士見のダウンヒルでもあまりサドルをベタ下げしない自分ですので、スタンディング時にサドルに内股を当ててバイクを抑える走りをします。
しかし、マーシートレイルは小刻みなターンの繰り返しが多く、前述のようなスタイルで乗るRの大きいカーブが少なく、曲がりきれるかどうかのタイトなスイッチバックも多く含まれます。
そんな時、サドルが90mm低いだけで、腰から上の上体が自由に動かせるメリットを大きく感じますね。
きっと登り返しが多い西東京のトレイルでは、登り時にかなり有効でしょう。

<改良したほうが良い点>
SPEED DROPPERの操作レバーの稼働範囲が広く、かなり押し下げないと上下に作動しないことが判明。
特にサドルに座ったポジションでは親指にかかる力が少ないせいか、なかなか作動せず、故障したのかとさえ感じました。スタンディングポジションだと親指を上から押し下げることができてレバーを思いっきり倒し込むことができ作動がスムーズに。
シフトワイヤーと同じ細さのワイヤーですが、新品だけに初期の伸びをきちんと取ってあげることが肝要でしょう。また、初期の伸びを取った後、さらにテンションをピーーンと高くなるようにインナーワイヤーを固定することも必須。とにかくレバーの操作性向上はインストール当初から手を抜いてはいけないってことです。

もう一つ。
少し気になるけど、慣れの問題ですが。
SPEED DROPPERを下げたポジションで、サドルをつかんで上に持ち上げると、最上位置まで簡単にサドルが上がってしまうのであります。まるでバネのなくなったサスペンションのようにスコっと。
構造上、固定できないのかもしれませんね。
なので、止まっている状態のバイクを持ち上げる時に、サドルを掴まないように慣れることが大事ですね。

<気にならなかった点>
シートポストだけを手に取った段階では皆無だと感じたヤグラのガタですが、全てインストールするとごくわずかなガタはあります。
今回のようなサドルを上げ下げするようなトレイルでは、べったりと座ることがなく、むしろサドルから腰を浮かした状態が多いわけで、コレぐらいのガタは全くといっていいほど気にならなかったです。
でも、可能であればガタは無いほうがいいかな(気持ちの問題かな)


そして、次に650B化したTurner Fluxです。(フォークはF120 RLCを120mmストロークで使用)

ここ数ヶ月、29erのリジッドに乗ってきたカラダには大変たいへんタイヘンやさしいBikeです。
ただでさえ優等生なBikeがさらに650B化することで性格が大人しくなり、アグレッシブなアクションをしようとして失敗しかけてもなんとか立ち直るから不思議。ヒヤっとする瞬間が激減してしまうのです。
面白くないのかっていうと、語弊があります。正確に表現するのであれば、もっともっと難度高めなセクションが欲しくなるようです。だから無茶をしない通常スピードであればココロにゆとりができて、安全ライドをじっくりと楽しめるってことです。

また、下り系トレイルですが、前後とも25%のサグ量がバッチリのようで、8,9割のストローク内で走ることができました。
ここ数日、雨降っていないので路面もかなりドライな状況も、クリアランスの少ない650B改でも全く問題なしでした。

ここまで優秀バイクに成長したTurnerですが、やはり、650B専用フレームも乗ってみた上でないと正確な比較はできないかも。これが26Turner Fluxの限界だと感じました。
高過ぎ傾向にあるBB位置、よりハイグリップで太めのタイヤを履かせた時の専用フレームの乗り心地というものを知りたい欲求がふつふつと芽生えてきてしまいます。


以上、マーシートレイルの一本目が終了。

さぁ、次に2本目だって時に、予想だにしなかった展開がおとずれてしまったのであーる!

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次の記事へ続く!


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今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!