サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

コンプレッサーなし・フロアポンプでできちゃうチューブレスの簡単ビード上げ 

いつもなら、サクっとFacebook投稿してしまうんだけど、それだとやはり一人でも多くの人に知ってもらうことはできないし、何よりこのBlogのコンテンツが少なすぎて、立ち寄ってくれた方に申し訳ない!

ってことで、今日はタイトル通りのチューブレスタイヤビード上げについて!

 

チューブレス(正確にはシーラントを使うのでチューブレスレディだけどレディは省略)の運用を経験した人なら誰しも面倒になる最大のハードルといえば、ビードをあげることに尽きると思う。
どうしても失敗してしまうのはいくつもの要因がある。

1) そもそもタイヤとリムの相性が悪く、ビードがガバガバ気味でゆるい
2) リムテープがヨレてしまったり貼り方が悪くて、気密性が保てない。
3) コンプレッサーが無い。住宅事情でコンプレッサーがうるさすぎて使えない
4) 圧送する時1回のポンピングの空気量が少なくて勢いが足らない

今回は、1)と2)に関しては条件をクリアしているという前提で。
3)について、実はコンプレッサーも持っているんだけど、集合住宅では音がデカすぎて使いづらいのでコンプレッサーを使わなくてもできる方法で解決したいところ。
つまり、4)の空気量問題をテーマに述べていく。
フロアポンプで圧送する空気量を大幅に少なくしている原因は
ズバリ、フレンチバルブのバルブコア!
バルブコアが抵抗となって空気の流れるスピードが激減し、結果的に流入スピード=流入量が不足しているから。

それならば、バルブコアを抜いてしまえ!

このオレンジのツールはバルブコア外しツール。もう一つ機能が存在するがそれは後述するとして。

もう一つのお助けグッズはこちら
TOPEAKのファットタイヤ専用のフロアポンプ
「JoeBlow Fat」

1回のポンピングで、一般的なロード用ポンプに比べて2〜3倍近い716ccの量が圧送できるぶっとい実力派!
ま、コレがなくても普通のポンプでも可能なので、無くても大丈夫。


さて、改めて最重要課題であるビード上げを失敗しないコツを述べる。

1) リムテープが正しく貼られていること。バルブホールの穴の部分が著しく破れていたりしてはNG。リムの内幅より3〜5mmほど幅が広いテープを使い、リムの底面だけでなくサイドにも1,2mmカバーするぐらい広めが良いと思う。

2) 可能であれば、TLRタイヤを一度チューブド状態で運用しておいた方が良い。
新品時に折りたたまれてできたシワや折り目がきちんと伸び、ビードの真円度が高まる。可能であればと書いたけど、やっぱりマストかもしれない。

3) タイヤをリムに嵌めたら、左右のビードをできる限り外側に引っ張ってビードとリムの接する度合いをタイトにすること。おそらくコレが最重要ポイント!
リムはニップルホール付近のセンターが凹んでいて、外側に向かって直径が大きくなる。タイヤを指でつまんで外に引っ張るのはやや力も必要だけど、ここで手を抜くとチューブレスは成功しない。頑張れ親指!


ビードをできるだけ両側に寄せることができたら、試しに空気を圧送してみる。
今回、なんと前後タイヤのうち、一本はシーラント無し状態でビードが上がってしまった!!しかし、ここで完全にビードが上がらなくても大丈夫。シーラントで隙間を埋めて再挑戦すれば良いだけ。

次はシーラントの用意。

今回は、PanaracerのSeal Smartというシーラントを使う。
Stansのようなアンモニア臭も無く、アルミリムやテープへのダメージが少ないという利点がある。目に見えるほどの粗めの粒子はクルミの殻からできた粒。

もう一つ必要なのは、Stans製のミニプラボトル。
シーラントをよくシェイクして内容物を攪拌したら、ミニボトルに適量を入れる。

このミニボトルは満タンで75ml入る。
シーラントはシェイクすると泡がボコボコとなって空気が入るから満タンに入れると
おそらく50〜60mlは入ると想定。
重量はほぼ50gとなったが、今回は700×42cのタイヤなので、満タンでちょうど良い量かと思う。

ミニボトルをバルブに突き刺し、このような角度でゆっくりと押し出してシーラントを
入れていく。一気に押し出してしまうと、ミニボトルの先端にクルミの殻が詰まってすぐに止まってしまう。

この1回分として売られているStansのプラボトルは本当に重宝するから、絶対に捨てないように!

 

さて、空気充填だ。
先ほどのオレンジの小物パーツを、バルブコアが外れたバルブの先に、今度は逆むけに取り付ける。もちろんコレが無くても平気。バルブコアの無い状態のフレンチバルブの奥までしっかりとポンプのヘッドを差し込むことが肝要

このオレンジのパーツ。
実は、先月の浅草で開催されたパーツ展示会でメーカーの中の方から、「よかったら使ってみて」ってご好意でいただいた貴重な試作品。
フレンチバルブの先にねじ込んで付けていくと、ネジ切りした部分が先端に来るようになる。
もうお気づきかもしれないが、実はこのネジ切り部分、米式バルブそのものの形状
米式のフロアポンプで空気圧送ができるが、ガソリンスタンドに行けば米式のコンプレッサーがそのまま使えるというアイディア商品。バルブコアなどは無くシンプルな管状になっている高速圧送のための専用パーツなのだ。

脱線しかけたけど、このオレンジのパーツがなくてもフレンチバルブにそのままフロアポンプをブッ刺して勢いよくポンピング開始!
とにかくポンピングスピードが重要!
前述のTopeak Joe Blow Fatを使ってポンピングする。バルブコアが無い分、ポンピングの空気抵抗が少ないので、とにかく早く軽く入ってくれる!
今回も漏れることなく、どんどん入ってくれた。ビードも上がった。

注意するのは、ポンプヘッドを抜く時に、バルブが12時の位置にあることが望ましい。
バルブコアが無いため、一気に大容量のエアが外に出ていくわけだが、間違って6時の位置でヘッドを抜いたりすると、シーラントが溢れ出ることもあるからだ。

コアバルブを付け直して、もう一度仕上げのポンピング。
すでにビードが上がっているので、タイヤの適性空気圧内で最も高圧な値になるまで上げるのみ。(以下は3.5Barまで空気圧あげたの図)


なお、Topeakにはフレンチバルブのバルブコアをポンプヘッドの中で取り外す構造を持つ「JowBlow Tubi 2Stage (定価20,900円)」という高性能なフロアポンプもあったりする。コイツは大容量と高圧と空気量を変えられるから1本あればOKという万能性が素晴らしい。

https://topeak.jp/products/joeblow-tubi-2stage/

また、高圧で一気に圧送できるチャンバー付きのフロアポンプや、別体型のエアータンクタイプの空気入れはいくつも存在するが、今回のネタは高圧というより、大容量圧送を可能にするネタ。数百円で買えるコアバルブ外しツールさえあれば挑戦できるのがヨキ!

最後に、チューブレスタイヤの装着は慣らしライドも大切。
シーラントを入れた当日のうちに、数百メートルでも数キロでもいいから実走して、タイヤに荷重を繰り返し、シーラントの攪拌によってビードとリムの接合面にしっかりとシーラントを馴染ませるのがマスト作業ということ。
翌日になって、タイヤのエアがパンパンになるほどに気圧を保持していることを確かめてから初めてニンマリと笑える作業なのだ。

馴染み出しライドをすること数百メートル。
やはり、チューブレスの走りは良いね。
タイヤが路面の段差に当たる入力を受けた時に、素直に素早く変形するのが手と足とお股で感じることができた。特にお尻に受ける衝撃がなめらかにマイルドになる感じ。
体重60kgの私、通常42cタイヤで舗装路ならば2.5Barだが、シーラントを入れたばかりなので、3.5Barと高めの空気圧にも関わらず、タイヤのコシを残したまま初期の変形は実に気持ちの良い柔らかさよ!
50gのシーラント+5gのバルブで、ノーマルなチューブの半分くらいの重さになるという軽量化のメリットというより、乗っている間、快適な乗り心地が永続的に続くメリット。う〜んマンダム。。。

ミニマムな野点コーヒーは気持ち良さはマキシマム 〜TiNY Trivetを初試し!

今年の1月。あのPep cyclesがキャンプギアとして起こしたブランド、「TiNY (タイニー)」 の最初のプロダクト「Trivet (トリベット)」の1st ロットがやってきた。

今日になって、やっと野外で試せるタイミングがキタ!って閃きのような感覚になったので、サクサクっと野点コーヒーグッズを組み合わせ、風の少ない暖かな日差しの多摩川に向かった。

 

タイトルにもある通り、「ミニマムな野点コーヒー」の積載はこんな感じで

ネオンイエローのRESISTANT TANKにはライドに必要なツール、チューブ、チェーン錠はもちろん、野点コーヒーグッズまで全部入れてこの中に収まっている。


・キャップ付きの500mlのミニ・ボトル
・密閉ビニールバッグにはオヤツのドーナッツ
・メッシュバッグ入りの野点コーヒーグッズ
・EVERNEWのザブトンは17g

野点コーヒーグッズの中身はこんな感じにギュッとパッキングされている

この中に8種類のグッズが詰まっているとは信じられるかな?

メッシュバッグの中身(左から)
・Trangia アルコールストーブ  TRB25
・その中には、すでに燃料50cc入り!
・EVERNEW Ti 400FDカップ
・EVERNEW Ti フーボー
・TiNY Trivetは本体9.9g
・個装パックのコーヒー
・マッチ
ベルモントのTi トレイルカップ280

決して完璧なULを目指しているのではないが、これで収納袋込みで実測300g
重量面ではもっと軽量なチタンのアルストはあるが、燃料を入れたまま密閉できるのでTrangiaのアルストを選択。燃料ボトルを所持しなくていいと割り切ってみた。
また、もっと小型で薄いライターなどもあるが、アルストの下部付近に炎を近づけやすいのでマッチを選んでみたのは、意外にもとっても使いやすくてよかった。

TiNY TrivetはこのようにTrangiaの上に載せる。

3枚のチタンを知恵の輪(と言ってもメッチャ簡単)のように、組み合わせる。
組み合わせただけでも、容易には分解せずに持ち上げてもバラけない。
そして、Trangiaに載せた状態では、完全な安定っぷりを発揮。
Trangiaのジェット孔の外径にぴったりの設計だから、ズレようがない。
また、この五徳もミニマムなサイズで中心で交差しているので、ミニマムなマグやシェラカップを載せても安定度がピカイチだった。

二段に積んだTiフーボーも奏功し、微風がそよいでいたが、およそ5分程度で200mlのお湯が湧いた。もう少し時間がかかるかなと思っていたけど、ジェット孔から五徳上面まで34mmという高さがTrangiaの炎にはベストマッチだったのかもしれない。

コーヒーを淹れて

ドーナッツを食す! 
ちなみに、一口食べかけ状態なのは、出かける前に娘におすそ分けしたから。笑


改めて、もう一度

たった300gの野点コーヒーセット
この大きさと軽さならば、普通のフレームバッグにサクっと詰められるし、走りにも影響はミニマムだから、お気軽にコーヒーを楽しめる。
ギュギュっと何をセットするか、そこから野点コーヒーの楽しさが始まる。
みなさんは、どんなセットに?

これからどんどん暖かくなる。野点コーヒーの出番を増やそう!

命を守るためにヘルメットを新調

またまた、お久しぶりな投稿になってしまった〜。

言い訳を述べると長くなるのではしょることに。(不調すぎるPCが一番の要因。いや自分のヤル気か?)

さて、何故にBlogで伝えたくなったかというと、FacebookInstagramの投稿では伝えきれないし、フォロワー以外のいろんな方に見てもらいたかったから。

先月のこと、ロードレースのインカレ大会で落車事故があり、事故に巻き込まれた学生の1人の尊い命が奪われてしまった。また、友人がリサーチした情報によると、他の多くのスポーツの競技の中で自転車というスポーツは、あらゆる競技の中で死亡する確率が高いと言わざるを得ない結果に驚いた。

競技中で死亡という最悪の結果を導く要因は色々あるので、一つ一つの要因分析と解決には膨大な時間と手間がかかってしまうが、気づいたリスクから対処するのが、自分にできることだと思う。

競技(レース)では、自身の最大の力を発揮するがために、できる限りの高速域で全力で勝負する。また一方で普段のユルユルなツーリングだと、気持ち良いスピードで安全に流す。このどちらの方向性においても、技術も訓練も不要で初心者から上級者まで全対象に有効な安全策は何か?
たとえ落車などの事故を起こしてしまっても、1%でも多く重大な怪我から身を守るのは何か?

 

それが、ヘルメットだ。

ヘルメットをかぶらない or かぶるという争点は省こう。もう話す必要もないから。
ちゃんと着用するにしても、実はリスクを減らすことはまだまだある。

ここからは、今日の投稿の本題になってくる。(前置き長いね!)

 

1) ヘルメットには寿命がある

ヘルメットを扱っている、大手自転車ディーラーの担当の方に直接聞いたところ、何も触っていなくても、ヘルメットのインナーフォーム(発砲スチロール)は経年劣化していき、衝撃を減少させるための一定の硬さがなくなっていく。なんと3年が限度なのだそうだ。
つまり、どんなに高級で高価なヘルメットでも3シーズンを超えたら、現役を引退させるのが、頭を守るのである。勿体無いといって5年も7年も使い続けていき、大事故にあった時に脳を守らなければ、さらに高くつくのだ。だから損得勘定はしないで、3年おきに交換するのがベストだと断言してしまおう。


2) アイウェアも一緒に装着

事故などで頭への衝撃を減少するのがヘルメットならば、アイウェア(サングラス)は目を守ってくれるプロテクション。
約30年前、レース前の練習走行時に、顔面から落っこちてヘルメットを割ってしまうほどの大転倒をしたことがあった。その時装着していたOakleyのおかげで、目元は一切怪我なし。ほっぺにかすり傷を負っただけだった。肝心のOakleyは傷だらけにはなったが、割れることもなく私の目を守ってくれた。
また、アイウェアを装着することで走行時に虫やホコリなどの異物からも守ってくれる。目にゴミが入るだけで、目を閉じてしまったり、こすったりする瞬間に、視界が悪くなり、ライドへの集中力がなくなり、転倒を招くことだってある。
だから、頭も守るのであれば目も同様に守る必要があると言いたい。

さらに言うと、私はヘルメットと装着するフィット感の相性の良いアイウェアを選んだり、アイウェアのテンプル(つる)の部分に滑り止めテープを貼るなどして、激しい振動がある路面であっても、アイウェアがずれない工夫をして、どんな時でも視界を良好に保つことに注力している。

3) MIPS SPHERICALを選ぶ
MIPSとは、IT用語だと1秒間に何百万個の命令が実行できるかの指数の単位だけど、Bike関連では、Multi-directional Impact Protection Systemの略。
訳すと、多方向衝撃保護システムといわれるもの。
MIPSの歴史や重要性について、ここで解説することはいたずらに文字数を拡大してしまうので、ヘルメットブランドのGiroのオフィシャルサイトのリンクを貼っておくとしよう。(自転車用ではなくスノボ用ヘルメットのサイトだけど、説明が詳細です)

www.giro-japan.com

そんな私も、2年前からMIPS採用のヘルメットは使ってきた。

ところがだ。そんなMIPSにも近年はさらなる大進化を遂げたらしい。

それが、

MIPS SPHERICAL(スフェリカル)
BELLやGIROといった、ヘルメットの大手ブランドが最上位モデルを中心に採用した新しいMIPSの方式だそうな。
ざっくり言うと、MIPSが1mmくらいの薄いプラスティックのシートだけがニュルっと動いていたのに対し、MIPS SHERICAlはヘルメットが二重になったもの、外側の硬いシェルで大きな衝撃から守り、内側の少し柔らかいシェルが、形状を凹ませて衝撃を吸収する。

実際に新製品展示会にて、BELL社の新製品XR SPHERICALを被ってみて、実感したことだけをコレから述べていく。
ブツはコレだ。

BELL XR SPHERICAL 2023モデル
  

・特徴その1
内側シェルが頭に完全フィットしてスライドする。

それは外側のシェルを動かす時に顕著にわかる。
旧式のMIPSは外側シェルにストラップが付いているので、外側のシェルが動く時にストラップに顎や頬が引っ張られる感覚に対して、MIPS SPHERICALは外側シェルの動きにストラップが連動しない。つまり頭・内側シェル・ストラップが三位一体となっている。
これは何が言いたいのかというと、外側シェルの動きが実にスムーズであること。


・特徴その2
髪の毛が引っかからない!

自分の頭髪の長さは10〜15cmくらいなんだけど、以前のMIPSは薄いプラスチック可動部の隙間に引っかかることが何回かあったが、薄いMIPSだと、可動部が頭皮に近いので少量の髪の毛が入り込んでしまう。
それが、MIPS SPHERICALだと、稼働部分は15mmほどの分厚い内側シェルの外側になるので、髪の毛が入り込まない。
この特徴は衝撃時のダメージ吸収性能とは違い、ヘルメットを外す時に必ず起こってしまうちょいと痛いトラブル。本来の機能とは違うけど、日常的に着用するときの快適さに繋がる素晴らしい機能なのだ。

 

・特徴その3 
MIPSとしての稼働量が前後左右に大きい

内側シェルと外側シェルがスライドする量のこと。旧式MIPSは前後方向の動きが少なくその可動域は10mm程度、左右方向は15mm程度だった。
ところが、XR SPHERICALの場合、前後も左右も実にダイナミックかつスムーズに動き、どの方向にも最大25mmの稼働範囲があった。

さて、気づくと文字ばかりの投稿になってしまったので、旧式MIPSMIPS SPHERICAL採用のBELL XR SPHERICALの動きの違いを動画を。


www.youtube.com

・特徴その4 
マグネットで脱着できるFIDLOCK BUCKLE(フィドロック・バックル)が秀逸すぎ!

これはMIPSとは違うネタになるんだけど、BELLの売りはここにも!


www.youtube.com

確かに、1gでも軽くしたいなら、ごく普通のプラスティックな軽量バックルの方が有利なのだけど、少し重いマグネットが入ってでも、脱着のしやすい利便性を追求するのがヘルメットのパイオニアのBELLらしい。ちなみにBELLは世界で初めて自転車用ヘルメット作ったメーカーで、GIROは兄弟ブランド。開発プロセスは違えど、両者は協力関係にもありライバルでもあるとのこと。

そんなわけで、私はBELL XR SPHERICALを採用することに。大きな転倒がなければ最長でも3年使うことにした。定価で3万円ちょいするが、これで、もしもの時のリスクが少しでも減らすことができるなら、決して高くつくことはない。





Mt.高水MTBヒルクライム準備編

とうとう明日。
今年最初のレース参戦だ。ワクワクする!
テンションの上がり方は、尋常じゃない!
レースというのは、コレね。
詳しくは、コチラをチラ見してほしい。

salsayaro.hatenablog.com
試走したのは4/17だから今から3週間前。
それ以降に坂練習はほとんどやってないけど、まぁ、体調は悪くはないのでなんとかなるっしょ。

試走をした時は34×23tで1.48というギヤ比だったけど、
やはり、ちとキツカッタ!
2本目の最後の登りには登る体力が売り切れてしまったほどだった。
だから、1t足して自分の限界に超戦だ!
1tの調整に賭ける!
コレが「Single Speed Spilit」なのだ。


34×24t で1.42だ!

アウターのチェーンリング(42t)とコグ(19t)を取っ払い、完全にSingleモードに突入!
やはり、SSerってーのは、前一枚、後一枚っていう潔さを、他者に見せることで、
「あいつ、、、ヒルクライムなのにシングルじゃん?!」って瞬間的に惑わせるのが快感なのだ。

最後に、9sのCN7701チェーンにBLUBのセラミックチェーンルブを塗布
コイツはテフロンより、潤滑効果が長持ちするとのこと。



明日の本番、ギュンギュン踏んでいくぞ!


勝手にグラベルシンドバッドの冒険!フロム茅ヶ崎

やっとGWらしいワクワクする旅の日の朝。
スタート地点はサザンを生んでくれた茅ヶ崎駅。この駅のホームでは発車チャイムが「希望の轍」だ。どうやら2014年からこの曲のようなんだけど、日替わりでいろんな曲にしちゃったほうが面白いんじゃない?って思ったり。
ちなみに、彼らのデビュー曲「勝手にシンドバッド」は当時、大ヒットしていた沢田研二の「勝手にしやがれ」とピンクレディーの「渚のシンドバッド」を足して二で割ればヒットするという論法で付けられたタイトル。だから歌詞とはほとんど関係ないみたいね。デビュー当時から破天荒でお茶目な彼らだ。
というわけで、この記事のタイトルも、サザンの影響と昭和歌謡&アニメに感化されまくりなワタシなりのノリでレッツらゴー!

駅から裏道に入り住宅街を抜ける。
サザンビーチに着くと目の前にエボシ岩!
「砂混じりの茅ヶ崎」こと、サザンビーチのサイクリングロードを走るには、
やっぱりグラベルバイクに限る!

今日の相棒は、神奈川県横須賀育ちのTさん。
三浦・湘南を熟知している彼に先導してもらって楽しむ自分。
Always Thanks!


今回のルート設定。大まかにいうと神奈川県を縦断しつつ横断する。
あ、文字で言ってもわかりにくいね。
地図だとこうなる。

茅ヶ崎駅からビーチに出て、しばらくサザンビーチを西に進み、
相模川で北上。合流する目久尻川に進路を取り、住宅街、幹線道路を経て
町田を抜け、恩田川、境川を通り武蔵小杉に帰ってくるという
神奈川県のちょっとマイナーな川沿いをメインにしたルート設定だ。

自分では「マイナー」と評してしまったが、都心部サイクリストにとって「メジャー」なのが「多摩川」や「荒川」だとすると、もっとサイクリストが少なく、歩いている人もほとんどいないぐらいを「マイナー」と言ってみただけのこと。

マイナーにはそれだけマイナーたる理由が存在するのだけど、
・交通量が少ない
・歩いている人も少ない
・川の水量が少なく川の幅も太くない
・水量が少ないから水害が少ない(想定)
・護岸対策がほどほどなので、自然の情景が残されている
・舗装路が少ない!

そう、舗装路が少ないということは、グラベル率が高いのだ!
特に目久尻川のサイクリングロードはグラベル率80%(自己感覚値)

Tさんのタイヤはルネ・エルス Barlow Pass 700×38c
ワタシのタイヤは、ChallengeのSTRADA BIANCA 700×36c
両者とも非常にしなやかなスリック系グラベルタイヤなのだ。

3Barを入れた36cのChallenge STRADA BIANCAに乗る自分。
25や28cの純粋なロードバイクと比べて未舗装のダートを駆け抜ける爽快感は全く別物

さらにいうと、こういうフラットダートというのは、2インチ以上のMTBだと
なんだか物足りない。MTBはやはりシングルトラックや起伏のある里山トレイルか、常設コースが本領発揮できて楽しい。
そこへ来て、グラベルバイクはMTBよりも巡航スピードが速く、フラットダートでの疾走感の満足度は大きい!流れるタイヤのスリップ感などMTBタイヤよりも低い限界値のおかげで操っている実感が楽しめるのも、たまらない魅力ともいえよう。
グラベル専用バイクを用意しなくても、クリアランスさえ確保できるならロードバイクに35c以上のスリック系グラベルタイヤを履かせればいい。
昨今のカーボンロードバイク、特にS社とかG社には、クリアランス大きめなエンデュランス系ロードがあったりするので、ぜひタイヤを太くしてダートの冒険を楽しんではいかがだろうか。左右にそれぞれ3mmくらいのクリアランスがあれば、ダンシングでホイールがたわんでも、そこそこイケる!(ことがある)


それにしても、マイナーな小川サイクリングロードはステキな空間だ。
いかにも地元暮らしの親子の散歩、老父婦による草刈り、大きな鯉の大群、子供達の川遊び、上半身ハダカのおっちゃんの昼寝、ひっそりと見守る先祖たちのお墓、水源を大切に使う畑。。。
小川には、そこで昔から人間や動物が川と一緒に生きてきた証が、生活の一部となっていまでもはっきりと存在を主張する。
そうした空間を匂いや風を感じながら、快適な速度で長距離を走り抜けることができる自転車は、やはりグラベルが最適なのかも。

もちろん、こうした小川から少し離れて、車が多く行き交い、人々が賑わう幹線道路や街中へ繰り出すことも自転車ならでは。太めのスリックタイヤの低い抵抗と柔らかく静かな走行は、スムーズな移動だけでなく、市中にも存在する多くの段差超えにも重宝する。ロードバイクでの段差越えとはストレスの度合いが全く違うので、一日中走った後の体へのダメージの残り方も変わってくる。(ロードにはロードの高速巡航の痛快さがあるのもよ〜くわかる。それもアリはアリだ!)

言いたいことは、グラベルバイクってのは街中冒険車だってこと!
生活圏のそばにある「マウンテンバイク未満ロードバイク以上」の未舗装路アドベンチャーを追求できる最適解なバイクなのだ。

Tさんと会話した中に、その昔、自転車で初めて10km程度の遠出をした時の「遠くまで頑張ったなぁ、今日の俺」の距離感覚は、あれから数十年経った今では、もう10倍を超えてしまったのかもしれない。幾つもの街を超えて、自分の力で旅をする実感が持てる我が自転車よ。

冒険はこれからもつづく!

Instaライブ出演決定? 4/22の夜8時から!

当Blogで告知するのが遅れたけど、Instaライブ開催決定!

しかも4月22日(金)夜8時から1時間

何故、Instagram Liveに出るのかって、ちょっと説明しておきたいので、
まずは、ホスト役のYoh Yamadaさんを紹介
さかのぼること、5ヶ月ほど前の昨年12月、ワタシたちは一緒にBiCYCLE CLUB1月号(11/20発売)に掲載された。
そう、このワタシがなんということか、表紙になっちゃった記念すべき号なのだ。

くっは〜、今でも照れるぜ、コンニャロ!
その号の36〜39ページに、このYoh Yamadaこと山田洋平さんも特集記事の中で載っている。たくましくてカッコイイ姿がコレだ!

メキシコ在住歴7年という彼。高校から本格的にロードを始め、グラベルに目覚めた後、メキシコ初のグローバルグラベルレースの主催をやり遂げてしまった日本人なのだ。なんだかスゴイ!(詳しくはぜひ本誌を読み返してほしい)

そんな彼が、昨年12月に日本に一時帰国した時があって、バイシクルクラブ副編集長(現在は編集長)の山口博久さんのお声かけによって小田原周辺のグラベルをツーリングしたのもイイ思い出。


いろんな縁が重なって、若くてエネルギッシュなライダーとつながることができた2021年末だった。

と、それ以降SNSでも連絡を取り合っていたら、「シンゴさん、私のInstaライブに出ませんか?」と打診されてしまった。彼はYoutubeでも自身のチャンネルで「自転車関連ワード」の一言スペイン語講座というのを開設している。とにかく発信力がスゴイ!
Youtubeチャンネルがこちら→ HUEKAPIPO YOH  
(どれも1分ちょいの短い動画で見やすい。現在30ワード更新)
もっと彼のことを知りたいのなら、HUEKAPIPO (ウェカピポ)で検索してみると、彼の発信力・行動力が読めてきて、どうやら「自転車で繋がりたい・世界に羽ばたきたい」って熱意のカタマリのような人物だということがすぐにわかる。
このInstaライブも、今年の2月から始まり「金曜夜スタート」というのが定番になっていて、グローバルな活躍、大人気ユーチューバーなど、多彩なゲストが出演し、今回で12回目になる。

こんな青年実業家(言い方が古いか?)と話せるなら、きっと楽しいことになるはず。
彼がホストで聞き役、私がゲストで話題を提供する役になるみたいなので、事前に話すテーマを絞ってみた。
「ジャンルにとらわれない遊び方発見力を高めよう」

ムムム? 硬いぞ自分。30文字くらいのキャッチフレーズだったので、何を言いたいのやらわかりにくいが、とにかく自分が30年近くの自転車歴の中で、やってきたこと、楽しんできたこと、発見した先に何が見えたのかを飾ることなく語ろうかと思う。

Instaライブ当日は、Whatineed代官山スタジオから発信予定!
4日前に染めた髪の色も、そこで発表となる!!(誰も気にしてねっちゅーの)

Instagram Live 「向こう側サイクリスト」
2022年4月22日(金)20時開始 (21時終了予定)
視聴方法は、Whatineedのアカウント#whatineed_shingo か、
Yoh Yamadaさんのアカウント#yohyamadaperdida をフォロー
開始時刻にトップページにLive中の画像が画面上部に表示&クリックで視聴参加

Mt.高水MTBヒルクライム試走編

今年初参戦のレース系イベントに選んだのは、
第1回Mt.高水MTBヒルクライム

マウンテンバイクでヒルクライムだって?!

ちょっと珍しいじゃん!
しかも、あの敬愛する池田祐樹選手がコースプロデューサー&参戦ていうんだから、
参加して楽しんで、東京・青梅開催という地元参加のレースイベントの発展に貢献したいぞよ!第1回目という記念すべき開催でもある、こりゃ参加する意義アリのアリだ!

どんなレースなんだ?

主なルールとして公式サイトの一部を抜粋してみよう。

  • 全長5km 標高差400m、なちゃぎり林道+シングルトラック
  • 競技は2度のトライの合計タイムで順位が決まる
  • 1本の最速タイム賞もあり
  • MTB部門とシクロクロスorグラベルバイク部門の2種目あり
  • 第1トライで60分以内でゴールにたどり着けなかった選手は第2トライはできない
  • シングルトラック区間では、各自のスキルによっては押し担ぎがあり

わお、2本走ったうちの最速タイムではなく、2本の合計タイム!!
ということは、どちらも気を抜けないってことだ。キツイぞ!

いや、せっかく参加費払うんだから、2本たっぷり楽しめるんだって考えた方が良い!

My Bikeどうする?

ヒルクライム系というのは、昨年2021年の5月末に参戦した、あの”坂バカ系最強最悪のイベント” The PEAKS奥日光 Round8 以来だ。(正確にはPEAKSはレースではない)

50歳を超えてからの挑戦ということで、エントリーをクリックしてから半年間も坂に強くなるトレーニングをコンスタントにしてきたおかげで、今でも坂を登ることに抵抗が少ない、いや、好きだと言える方かな。しかし、奥日光は本当に死ぬほどツラかった。。。

実は今年の春の王滝もグラベルバイクで参戦しようと思っていたけど、諸事情で開催されないことになり、そこへきてMt.高水ヒルクラが現れたので、グラベルバイクで臨むことはほぼ決定済み。悩むべきポイントは

 ギヤードかシングルスピードか?

という命題に常にぶつかるのが、ワタシなのだ。

もうね、普通の生き方では満足できない性分なので、普通にギヤードバイクを選択することができないんだよね。「え”?? シングル?ヒルクライムなのに?」という変態を見る眼差しを浴びずにはいられないんだな。

SS(シングルスピード)を選ぶということは、悩むべきポイントは一つ。

 ギヤ比どうするよ問題
単純な構造のSSなんだけど、1tの差が勝敗を決めるといっても過言ではない。

これまでの王滝参戦やトレイルライドの経験値から判断し、

1.40〜1.44がやや軽め、1.45〜1.50がやや重めという実に小数点第2位で判断する崇高な世界なのだ。SSライダーさんなら、わかるよねこの感覚!!

さて、前置きが長くなったので、そろそろスペックを紹介だ。

f:id:stsg0325:20220417172820j:plain

フレーム:MONORAL GR (サイズM)
フォーク:OnebyESU OBS-GBD1.5TH
ホイール:HOPE RS4 32H、HUNTリム、DT SWISS  #14DBスポーク、Pro Lock Squarx Pro Head ALニップル
スキュアー:DT SWISS RWS
タイヤ:MAXXIS MAXXLITE 29 (実測値 最大幅47mm)
チューブ:F:tubolito R:tuboliteインサート+BULBシーラント
ハンドル:PNW コーストハンドル 480mm
バーテープ:Cycology Black Rose
ステム:THOMSON 100mm(普段は90mm)
ヘッド:Wolftooth
サドル:ADEPT MOTIVE 
シートポスト:Ritchey WCS Carbon 1Bolt 27.2mm
シートクランプ:Wolftooth 31.8mm
ブレーキレバー:TRP RRL SR
ブレーキキャリパー:GROWTAC EQUAL Mechanical Disc
BB:Niner EBB
クランク:SHIMANO FC-RS500 172.5mm
ペダル:Crank Brothers Candy 7
チェーンリング:アウターSHIMANO Biopace 38t、インナーWolftooth 34t
コグ:HbC 19t × Hbc23t
ボトルケージ:Wolftooth MORSE CAGE Ti by KING CAGE
ツール:Fix It Sticks
サイコン:Garmin EDGE 530J

ギヤ比は、アウターが2.0、インナーが1.48というやや重めに踏み切ってみた。
2.0で行けるところまで踏んで、途中でインナーに掛け替えるというディングルスピードという試みだ。なんと公式に試走会まで準備されている大会なので、試走でギヤ比の感触を確かめてくるという寸法だ。


この仕様で、実測8.8kg
飛び道具として、今回特別にあつらえたMAXXIS MAXXLITE(実測350g)の効果が高い!
実はこのタイヤ、  MAXXISの中でも唯一170TPIという超極細でしなやかなケーシングで作られている。しなやかさが生きてくるのは、路面からの衝撃を瞬時に吸収し、瞬時に戻るので、細かな凸凹がフラットに感じること。これほど乗り心地が良いのは乗ったことがないと断言できるほどウルトラスムーズ。その代わり極薄に作られているのでパンクには弱いのは否めない。

4/17 試走会にGoだ!

やっと、この投稿の本題に入ってきた。我ながらいつも前置きが長い。これがサルサ野郎の持ち味?だからしゃーない。
ワクワクしてなかなか寝付けず12時をすぎても眠れない、まるで遠足前の小学生か?
と思いきや、アラームが鳴る1時間前の3時半にピシャっと目覚めるのは50過ぎのオッサン的起床タイマーだ!

霧雨に近い小降りの雨が心配だが、なんとか現地に着いたら雨は止んできた。現地には3番目に早く着いた。池田夫妻を始め、TEAM MONORALの仲間たちとも再会のご挨拶。また、自分たちが主催していたSSJに参戦してくれたSSライダー仲間のMさん、速そうなナカザワジムライダーのHさん、そして「もしかして佐藤さんですか?」と声をかけてくれたのは、The PEAKSに三回も完走経験を持つHさん。他にも続々と集まり、”坂好きライダー”さんの集まりは、30名弱に達した。

そして、大会主催者の大西代表からのブリーフィングが始まる。

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photo by Kenta Onoguchi

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photo by Kenta Onoguchi
わかりやすくコースの説明をする祐樹さんの話を、大真面目に聞き入る自分

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photo by Kenta Onoguchi

そして、コースプロデューサーの池田祐樹さんと一緒に、TEAM MONORALの3人がポールポジションを陣取る!(レースじゃないよ。写りたがり屋さんなんだよ)

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photo by Kenta Onoguchi

標高310mからスタートする青梅のなちゃぎり林道。水分を含んだ草木の香りや、マイナスイオンいっぱいに含んだ清らかな空気に包まれる。まだ乾かない路面からの冷気も心地よく体温も徐々に上がってくる。いいんだよね、試走だけど、本コースを走れるからレースの雰囲気も味わえる素敵な瞬間。

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photo by Kenta Onoguchi

↖︎左のスカルのソックス履いたのが自分。
SSなのは、TEAM MONORALのSさんと、ワタシだけ。(ま、そりゃそうだ)
ジワジワ登る中で、ギヤ比の正解を探る旅に出ているよう。
多くのライダーが75ぐらいのケイデンスペダリングだが、自分は60ぐらい。
時折、斜度がキツくなると、スピードを落としてケイデンスをキープすることができない自分は、否が応にもケイデンスを落とさぬまま、皆より速く登らざるを得ない。
そこが辛くて楽しい。SSライダーの苦しみでもあり、快感でもあると言えよう。

この日は数日前から降っていた雨のために、MTBが生きるシングルトラックセクションは乗車を回避し、インスペクション(歩いて視察確認)を行った。

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photo by 自分 祐樹さんによるコース説明

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こりゃかなり難易度高め! 

一本目は、スローペースで祐樹さんによる説明も交えてだったので、少し抑え気味に登って35分ほどで終了。高水山常福院の前で記念撮影

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photo by Kenta Onoguchi

コースの全体像が掴めたので、2本目はほぼノンストップ走行をトライ。
途中、今日遅れて来られた参加者ライダーさんに、難所を教えながら会話しながら走り、28分というタイムが出た。
ただし、シングルトラックセクションは省いているので、+10分はかかると思われる。
コレを2本走るというから、体力のペース配分や休憩中のリカバリー度合い、エネルギー補給が肝心なのはいうまでもない。

それにしても、イベントというものは多くの人が携わっているからこそ成功するわけで、主催者を表から裏から支えている池田夫妻に感謝。

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池田清子さんと池田祐樹さんご夫妻

祐樹さんは、主催者からMTBでも面白いコースをという要望に答えるために、コースレイアウトを作り整備も行い宣伝も欠かさない。清子さんは暖かいコーヒーを振る舞ったり、Tシャツをデザインしたり、本番ではゴールエリアで全員を応援する女神という大切な役を担うとのこと。ありがたや、ありがたや

毎年春に開催されるSDA王滝の前哨戦としての位置付けとして、脚を作る励みにもなるだろう。また青梅の地に根付くイベントとして成功し、地域の活性化を促進し、人気MTBイベントの一つになるように、この第1回目の大会を心から応援したいと思う。

最後に大切なことを。
申し込み期限が延びて、明日の4/18までエントリー可能!
定員はまだ空きがあるとのこと。みんなで超戦!

www.sportsentry.ne.jp