My 1st OAKLEY
実家に置いてあった白い棚を整理していました。
自分の背丈より少しだけ高いその棚は横に3列、縦は10列も収納スペースがあり、
自転車、
アウトドアグッズ、
サングラス、
時計、ネクタイピン
地形図、
名刺やカード、
Apple製品、
グルーミンググッズ、
手品・パズル
写真たて
などなど、独身時代に持っていた小物グッズを集結した宝箱のような棚でした。
中身も、ほぼそのままで残っていたのですが、そろそろ現在の住まいで使おうかと、
棚のみの引っ越しを行いました。
すぐに手に止まったものはコレ
OAKLEY Eyeshade
80年代後期か、90年代初頭に買ったものだと思います。
やはり、この人でしょう。グレッグ レモンさま。
ツールの覇者です。抜群に速くてかっこいいアメリカ人でした。
当時は、代々木にある予備校まで安いクロモリフレームで組んだロードレーサーでチャリ通してました。
この唯一無二なルックスを持つサングラス(=ゴーグルと呼ばれてたらしい)のおかげで、クラスでは「サングラスくん」と影で囁かれていてましたっけ。
しかし、レンズはかすり傷だらけだし、フレームに着いたスポンジの汗止めは劣化しまくりで触っただけで、粉状になって剥がれてしまいます。
こんな状態だったので、
思い出の写真を一枚撮った後、FacebookにUpし、もう使うことは無いだろうと
「不燃ゴミ」のビニール袋に入れてしまったのであります。
片付けもどんどん進行し、大きなゴミ袋が一杯になった頃、
Facebookを見ると、先ほどの写真にコメントが沢山。
「かっこいい」、「新鮮」、「欲しい」、「ステキ、うらやましい」などなど、
ウレシイじゃありませんか!
不燃ゴミの一番下にもぐってしまったコイツを慌てて取り出し、
もう一度眺めてみると、なんかあの頃に自転車に夢中になっていた若い自分が、
今、自分がいるクーラーの無い暑い部屋とオーバーラップしてきました。
「おれ、なんでコイツを捨ててしまったんだろう。」
「使わないかもしれないけれど、自分にとって最初のOAKLEYだろ!」
「最高にカッコイイサングラスなんだよ、思い出はゴミじゃない。捨てちゃだめだ!」
そんなココロの整理もついたところで、現在の住まいに持って帰って来てあげました。
復活はしないかもしれませんが、コイツのおかげで私のサングラス人生はOAKLEY一色です。
たぶん、これからもOAKLEYをかけ続けるでしょう。
ありがとうEyeshade。これからも君のファンでおります!
そうそう、今日、実家に戻ったのはこの白い棚の他に、
コレも持って帰ってくるのが、メインだったのかも。
スポンサーロゴの無い、Ritcheyの長袖ジャージ。(Made in Italy PARENTINI社製)
数回のレースの時しか着なかったので、未だに新品同様の極上な保管状態。
やはり、RitcheyにはRitcheyでしょう。
今日、お店に入荷したP-29erを触りまくっていると夢を見たサルサ野郎でした。