サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

Krampus ラブになりかけているSalampus号の今後

SSJプレイベントでは、我が愛車Salsa El Mariachi改造→Salampus 29er+号は試乗車として、多くの方に乗ってもらいました。

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そしてSalampusの右隣にあるのが、もう1台の愛車:Ritchey P-650B(元P-29er)
う~ん、それぞれ設計者の思想を徹底無視した自己責任系改造車なのです。

さて、本題のSalsaですが。
セットアップしたのが数日前で、オフロードを走っていなかったのが仇となりましたな。
やはりダートで慣らし走行して、隠れた問題点を洗い出して煮詰める作業が必要だったのであります。
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元々、振れていたホイールがさらなる振れが出始めていて、ごん太タイヤがシートステイと干渉しはじめてきました。
また、あさぎりトレイルでの本コースに入ると、登りのダンシングではもっと顕著に「ブブブ!!」と干渉音が強くなり!

「想定外」
ホイールがダンシングによって右に左によじれるなんてまさに「想定外」でしたね。
イタイけど、これもいい勉強になった気がします。

しかし、乗っているとこれがなんとも絶妙に楽しい!
とにかく、リジッドなのに段差越えが楽しい。トラクションが抜けない。登り坂でもリアが滑らないので、多くの人がクリアし損ねる急坂でも、涼しい顔して登れちゃう。というか、何故に皆がスリップするのか、コイツに乗っていると不安要素がやってこないので麻痺しちゃいそう。

幸いなコトに、当日CirclesさんがリアルなKrampusを持って来てもらったので躊躇無く乗せてもらいました。
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(photo by bakiさん)

う~ん、別物だ。
どっしりとして軽くはない重量だけど、ダウンヒルマシンのような安定感につながっている気がしました。ヘッド角が寝ていることと、私のよりも重いホイール(リム+チューブ)がハンドリングを一層安定志向に導いているようです。言い換えれば私のはあくまでSalsa El Mariachiのヒラリヒラリ感いっぱい。

ファット乗りの大先輩ことJONES野郎さんにも乗ってもらいました。
あ、ちなみにJONES野郎さんは、もっとFatでエンスーの世界の方です。
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JONESフレームを塗り直したツワモノですから!!

そのJONES野郎さん曰く、「コレ(Salsa)、めっちゃオモロい! アリだよ、アリ!」
だそうです。
Krampusと比較してのインプレだったので、なんだかとてもウレシかった。
そして、リムやスポークのコトについて、経験豊富なFatユーザーとしてありがたきアドバイスももらいました。
(ふっふっふ、この日の収穫はこの会話の中身だったのだよ、明智君!)


かたやRitchey P-650Bはどうだったか?

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(増設終わったばかりの、できたてホヤホヤのシングルトラックを試走するオレ)

う~ん、29er+に乗った後にコイツにまたがると、アメ車のピックアップトラックからロータスヨーロッパに乗り換えたようだ。(どちらも乗ったこともないけど、多分そんな感じ)

Salsaが楽に走れて面白いのに比べて、Ritcheyは戦闘態勢になったエリートレーサーそのもの。
同じスピードでも、29er+の目線と、低くなった650Bはドえらく違いました。
Salsaは急坂を楽しく会話しながら登りきって頂上で「イェ~~~!」って叫びたいけど、Ritcheyは無言で登り切った後も激しく漕ぎたくなる乗り物。

果たして自分ならSSJで、どちらで参戦するか?
参加することに意義があるなら、間違いなくSalsa。しかも仮装したくなる楽しさがある。
一つでも順位を上げたいなら、Ritchey。
今時点では、決めきれないです。どちらもSSJの楽しい要素ですからね。


さてさて、
本題に移ろう。(て、これまではなんだったのよ?ってか!)

プレイベントにてたっぷりと課題をもらってかえってきました。
まずは、少しでも振れが少ないホイールへの変更でござんす。

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Stan's ZTR ARCH EX 29er、DT Swiss Champion #15-14 DB Spoke + AL nipple

前述のJさんからもらったアドバイス
バテッドスポークではなく、ストレート(#14以上)でテンションをしっかり上げたホイールが吉とのこと。
すぐにスポークを変更するわけにもいかなかったのですが、Maxなテンション強度はCrestが95kgFに対して、ARCH EXは125kgFと31%も強度アップが図れます! (Stan's サイトを参照)

一度、タイヤを剥がして、振れを取りさらに強度をMax値まで引き上げました。
これで、ココリコ遠藤の愛~ほほほーい~ぐらいハイテンションになりました。

そして、次は前後ギアの交換。
F34×R24t (ギア比1.42) → F33×R23t (ギア比1.43)
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ギア比の変更が目的ではなく、前後の歯数を1tずつ合計2t減らし、スライディングエンドをできる限り後方にずらすことが狙い。(これはbakiさんからのご意見をもらい閃きました)

おかげさまで、見ての通りエンドはかなり後方の位置に、
そのことによって、タイヤがシートステイやチェーンステイからほんの少し遠ざかり、クリアランス増加に貢献できそうなのです。(せめて気持ちだけでも!)

そして、Salampusをさらに、Krampusへ昇華させるリーサルウエポンがコイツだ!
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(※ステッカーチューンではありませぬ)

もう、Salsaなんだか、Surlyなんだか。。。。


最後に、誰にも言えない自己責任系な小ワザを使って、アライメント終わり。
一応、クリアランスは、以前よりも確保できてはいるが、あとは乗ってみての判断。

しかし、これでNGくらったとしても、まだアノ手コノ手を使ってやろうと悪巧みしてます。
次回のライドがとってもタノシミ~~!!!

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