サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

97マルゾッキ! 復活!!

ああ、楽しかったレースも、もう先週のこと。
よく考えたら過去のDHレースはINTENSE M1ばかりで参戦したので、Chumbaでマジ参戦したのは、初めてのことでした。

そんなChumbaを街乗りでも楽しく乗り続けたく、かなり下り系に寄っていた仕様を見直してみました。

<レース仕様>
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Fフォーク:09 TALAS 110mm仕様
Fブレーキ:SHIMANO SAINT 160mmローター
タイヤ:MAXXIS ADVANTAGE 2.4インチ
ハンドルバー:CHROMAG  幅740mm

フロント周りだけが進化しちゃいましたんで、元に戻すわけです。

使うのはコレ!
1997年製造の初代マルゾッキボンバーZ1です。
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オイル交換をしたのは、いつのことやら? 10年以上いじってないのは確実。
シールからのオイルのにじみも酷いので、オイル交換からスタート。

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全部ばらして開けてみるとーーー!!
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鉛筆の芯を溶かしたような黒煙の色。しかもクサイときた!
確か新品時のワコーズオイルは薄いピンク色でしたからね。
分解してみると、当時のチューニングしていたことを思い出しました。
・ダンパーカートリッジのシャフトを研磨+Microlon加工
・ワコーズ シリコングリス+フッ素スプレーのブレンド系ケミカルチューン
・スプリングのバリ取りと、外側のみ1000番ヤスリで研磨
・Bomber Z1用 Chumba製ブレーズ(友人に売っちゃいました! 大後悔ちう)

洗浄後、当時のマニュアルを見ながら油面レベルを測定
シール交換も行いたかったんですが、10年以上前のパーツの在庫があるわけないですね。
仮に在庫があったとしても、材質が経年劣化して使い物にならないケースが多いようです。

そんな時にドクターが提案したのはコチラ。

オイルにじみをシーリングしてくれるらしいです。
これを5%ほどフォークオイル(Fox #7)に注入してみました。
シール内部やOリングの樹脂部分には、スリックハニーを注入。快適指数も当社比200%

そして仕上がりましたー!
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他のパーツも組み付け終了!

Fフォーク:09 TALAS 110mm仕様 → 97マルゾッキボンバー 100mm
Fブレーキ:SHIMANO SAINT 160mmローター  → SHIMANO XT Vブレーキ
タイヤ:MAXXIS ADVANTAGE 2.4インチ → KENDA NEVEGAL 2.1インチ
ハンドルバー:CHROMAG  幅740mm → CHROMAG  幅680mm 

こうなりました。
ヘッド角が少し立って、本来の設計思想に近いディメンションになりました。
ブレーキはVならではの初期制動が抑えめですが、これでも十分に効きますね。

う~ん、メンテナンスって気もちええのぉ~。
なんといっても、フレームとフォークがビビッドなオレンジにそろったのが嬉しいわけですな。

今度はCharge Dusterの改造計画を企てている自分でありました。