サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

KOOWHOさんにお邪魔しました

昨日の定休日は、午前中からエアコンの取付工事と、ソフトバンクの屋内ホームアンテナ設置、そして1ヵ月前に購入したラグマットの到着という、軟禁状態で昼過ぎまで在宅。

ちょっとした時間ができたので、Bikeで出かけること15分。
自宅から最も近いプロショップがKOOWHOさんという現実は、カナーリ恵まれている環境ともいえますね。

SSJにも協賛いただき、当日も大変お世話になった永井店長とお会いできるのが1ヵ月ぶり。
ここに来ると、なんかホームタウンというか、実家というか、勝手知ったるというか(おこがましいですが)、とにかく落ち着く雰囲気があるんですよね。(少なく見積もっても200回は来ている鴨)

さて、今日はこの店にあるステキなBikeくんたち(一部)を紹介しちゃいましょう。

まず、眼に入ったのがコレ!

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一瞬、2000年頃のMADE IN USA時代のTREKかと思いました。
いたるところがカーボンのあやしげなリカンベントです。
どんなメーカーなんでしょうか?

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は? バケラッタ??
あのO次郎の名セリフがブランドに??

んでは、なくてっと。
どうやら、日本国内未入荷のリカンベントブランドのようです。
現在、オーナー様のカラダにジャストフィットするために、ワンオフで取付けるパーツを製作中だとか。しかもGOKISOのハブまで付ける予定だとか。。。もう知らぬがホットケって感じのセレブチューニングですね。

次に目に留まったのはコイツ!

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Blackbuck Tuned by KOOWHO

その仕様をみてみんとす。

フレーム:Blackbuck (size:M)
ヘッド:Chris King (Black)
フォーク:FOX F29 RLC 100mm 15mmThru
ハンドルバー:Ragley Carnegie's Bar
グリップ:Unauthorized 
ステム:KORE 100mm
ヘッドスペーサー:ワンオフ? (Titan&Carbon)
クランク:Rotor Agilis 175mm
チェーンリング:Rotor Q-Ring 34t
バッシュガード:GAMUT
ペダル:STRAITLINE
タイヤ:MAXXIS IKON
リム:Stans' CREST 32H
ハブ:F)Hadley 15mm Thru  , R) Hadley Single Speed
コグ:Endless Bike Kick-Ass-Cog 21t
ブレーキ:SHIMANO XTR BL-M975, BR-M975
チェーン:SHIMANO XTR 9S
シートポスト:THOMSON
サドル:SDG BEL-AIR Japan Special
ボトルケージ:KING Cage Titan
シフター&ディレーラー:NONE 「あたり前田のクラッ(以下省略)」

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というカスタムさんですよ、どーですか奥さん!

34×21tなのに、自分の34×22tより明らかに軽いのはどうしてでしょうか。
これでもチューブド仕様なんだそうですが、走りが軽いからてっきり野津部(Notube)かと思いました。

バックスイープの強いCarnegie's Barもかなりイイ感じでしたね。
こういう、大人のカスタムを見て触って乗ってみると、本当にイイ勉強になります。
単に、パーツのセレクトが良いというだけでなく、全体として見た時の統一感や、細かいサスのセッティングや激軽なタッチのブレーキフィーリングなど、プロの真髄が見えるところです。


おっとっと、このままでは終わりません。

次に乗ったのはコレ!
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泣く子(=俺)も黙るTurner Nitrous (size:M)

これに最新のXT 780シリーズのフルコンポーネント+Fox Forkであります。
タイヤは、初お目見え的な最新のIRC MYTHOS XC Tubeless(実測で643gらしいTubelessにしてはかなりの軽量)を履いてます。

コイツを前後サスとも私の体重に微調整していただき、試走開始! 

いや、これ?
なに、これ?
 
フルサスとは思えない加速性、漕ぎだしの軽さ、
Turnerってどのモデルもハンドリングが基本的に同じなので、全く違和感なく操れます。

さて、注目すべきはNew XTのコンポーネント。(特にシフトとブレーキ)
自分の感覚では970系XTRの上あたりのフィーリングです。
シフティングのスピードが、私のXT&XTRミックスの9sより段違いに速い。
そして、従前のXTにはありがちだったシフトレバーを押すクリック感の強さが、かなりXTRの柔らかさに近づいてる気がします。
ブレーキのタッチも申し分無く、強力なストッピングパワーでも扱いやすいカーブの立ち上がり方です。さすがSHIMANO! どえらいモンを造ってくれますな~。
もう、XTRは要らないかもしんない。


というか、このフレーム欲しい。。。。(Flux買う時に迷ったくらいでした)
今だからこそ、コイツにカシマなRP23を付けてマッキンキンにして(妄想は、もうよそう


Turner Nitrousの試乗を終えてウットリしていると、永井店長がたたみかけるように
「ソイツを乗った後に、コレ乗ってみて」と、手渡してくれたのがコレ!

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Turner Flux DW-Link Custom Paint by KeenEdge (size:M)

そんなナボナ
私、インプレがあまり得意でないのですが、こんな極上車を2台乗らせてもらうとは、どんな違いがあるのかまいっちんぐであります。

こちらはFサスが120mm、Rは4インチ(100mm)ストロークと前述のNitrousより前後1インチ分の懐の余裕があるFluxです。

もう一つ大きく違う点は

フルXTRだってこと! もちろんDynasys-10sね!

今年の3月にもほんの少し乗せてもらった(前回の記事はコチラ)わけですが、最新のXTとの違いがわかるのでしょうかね。

あ、違う

完成度100のXTより、さらに軽いシフティングで仕事をするXTRの味付け。
あえてサーボウェーブ機能を省略したBR-985は制動力のカーブがわかりやすい。
そして、懐の深さを感じるFluxに、どこでもイケルたくましさというか包容力というか寛大というか(あー、もうメロメロってことだね)をジンジンと感じてしまいましたね。
ちなみに9sの私のXTRよりも一気に2段変速するインデックスが強めなので、1段ずつ正確にシフトできる改良点はGood!

これぞ、私情たっぷりテンコモリの試乗車であります。
フレームサイズがマッチしているだけでなく、その場で試乗者に合わせた前後サスの圧を調整したフルチューンドバイクっていうのは、パーツのもつ特質やグレードごとの微妙な変化をきちんとドライバーに伝えてくれます。
(そういえば、本国アメリカでもバイクショーにおけるTurnerブースでは一人一人体重測定して圧を調整してましたね。)

いや~、Bikeってほんっとうにイイもんですね。

それでは!








(おまけ)
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KOOWHOさんでは、少し太めなABUSのロックチェーンを買いました。
なるべく目立つGermanyカラーでがんす!