サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

て組のヒト

い~な~せだね 夏を連れてきた女(ひと)♪
な~ぎ~さまで
 噂走るよ ッ! 
(懐かしみたい人はコチラもドゾ!)

さ、というわけで手組デビューした暁に唄ってしまったサルサ野郎です。

なんでノリノリかっていうと、手組が本当に楽しいからです。
だから、組む時は↑この部分だけを100回くらい口ずさんじゃいます。
(本当に楽しい時は花の子ルンルンになるのはずっと内緒にします!)

手組の先輩の皆様から、公私に渡ってアドバイスを頂いており、やっとこさっとこ手組の作業が始まりました。
組み付けマニュアルみたいな誰が読んでもわかる記事を書くのは無理ですが、ちょこっと工夫したり苦労したことを時系列に羅列して書いてみようと思います。

1)スポークの脱脂
スポークには保護油のようなベタベタな皮膜が付いているのですが、おそらく酸化防止のものでしょう。組み付ける際には余分なので、脱脂しておきました。後に塗るプレップをしっかりとコーティングするためでもあります。

2)スポークプレップ塗り塗り
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これは、馴染みのショップでもやらせていただいた作業なので、難しいことはありませんが、4本ずつ手に取って、1本だけ多めに塗布してグリグリ廻しという手順でやりました。

左右同じ長さのスポークなので同色のプレップってことです。

3)ニップル表面に潤滑油
先人達のサイトを見ていると、ニップルには何も処理しないのが大半ですが、やはり振れとり時には回転抵抗のストレスを最小限にしたいこともあり、表面に軽くRESPOの防錆効果のある潤滑油を使用してみました。

コレです。
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アルミニップルの腐食防止にも繋がればいいかな?
サラっとして、匂いも悪くないですし、潤滑、浸透性も◎だそうです。

こいつを、小さいビニール袋に入れたニップルに少量スプレーします。
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このままだと、表面に油分が付き過ぎなので、ウエスに入れてモミモミして、薄くコーティング
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4)リムのスポークホールに注油
この作業も、昔のDHホイールを組んだ時の記憶でした。ハトメがあるリムなら滑りが良いですが、ハトメが無いリムなので、ニップルの回転抵抗を少なくするのが目的です。

ニップルにも使ったオイルを綿棒を使ってうすーく注油。
イメージ 9イメージ 10











たまにリムホールの内部にも切削したバリが残っているのでチェック
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こういうのを

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この状態にね!

5)ハブにスポークを通す
ここからプロの手で組んだホイールを参考にしながら作業を進めてみました。
まずは、スポークの位置を決定するためにバルブホールからハブのロゴが見える位置を割り出します。

割り出します。

割り、、、

あ、参考のホイールのハブはロゴが全周にわたっていたので、よくわからん。。。

ハドレーハブのセンターとにらめっこしながら、およその位置を決めてスポークの向きを決めてハブにスポークを全部通します。
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こんな感じで、スポークの首がリム方向に向かっていませんが、組み付け頑張るぞ!

6)リムホールにスポークを通す
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3クロス(6本組み)ですね。
まずは、反フリー側のみ通してみました。

ここにきて、自分の手で、カタチが出来てくる実感がジワリジワリと沸いてきます。
線と輪っかだけのものが、ホイールに近づいてるぞーー!

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ふぅ~!!
フリー側も通しました!

フリー側と反フリー側は、スポークの交差する向きが逆になる仕様です。
参考としたホイールも32H6本組ディスク仕様なので、難しいことは考えずそっくり真似てみました。

スポークのねじが見えなくなるところまで、マイナスドライバーで締め込みます。
一応、バランスを意識してフロントギアやディスクローターを取付けるように対角線のニップルを交互に締めていきました。

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じゃーーん!

まだまだユルユルのグラグラですが、カタチとしてホイールになっちまいました。
見かけ上、ホイール体になったので、72ノッチの空転音もリアルに体感できます!


ジーーーーーーーーー!! 

『この音を聞くために、、、、聞くためになぁ、、、』

『父ちゃん、嬉しすぎて涙がでてくらぁ~』





リムホールにニップルを落としてしまった時は、かなり慌てましたが、偶然にもポロリとできました。

さて、こうして仮組まではなんとか終了です。
明日のお休みの日は、ゆったりじっくり手組に没頭しますよ~!
これからは、テンションと振れの微調整を繰り返しながら組んでいくわけで、
こっちも緊張しますが、張りつめたスポークはもっと張ってる状態。
いざ! 真剣勝負ぢゃ~!


※て組の諸先輩の方々へ、
「こうした方がいい」、「これは気をつけろ」、「こんなモノも使えるぞ」 などなど、て組ヴァージンなわたくしにアドバイスいただけましたら幸いでございます。