サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

メスティンという選択 炊きたてご飯という贅沢

バイクパッキング友人が使っているアレ。
実は、何十年も前からの世界的大ヒット製品でもあり、
コレだけで、レシピ本が出るほどのスタンダードなクッカー

それが、
なのです。
恥ずかしながら、この歳で今年に入るまで、見たことも聞いたこともなかったんです。

あのアルコールストーブでも有名な trangia 社の名品です。
サイズは大小の2サイズがあるのですが、お米1合炊きにぴったりの小さい方
「TR-210」を入手いたしました。

メスティン、ハッキリ言って安すぎます。
上の小型モデルTR-210で1728円。
750ccの容量でこの値段って、コスパ凄すぎ!
trangia って、スエーデンのメーカーだけど、何十年も前から値上げしていないってくらい安いですよね。

で、入手してみると
それなりに安い理由があります。
「メスティン」・「使い方」で検索すると、いくつも出てくるのですが、
作りが粗いというか、アルミのバリが荒々しく残っているので、やすりがけをする必要があるんですね。
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まぁ、それくらいはチョチョイのチョイです。
#200くらいのヤスリで大まかにサンディングした後、#2000で仕上げてみました。
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容器本体と蓋の両方で10分くらいの作業でした。


続いて、シーズニング!いわゆる「慣らし」っていう儀式です。
シーズニングをすることで、アルミの表面を焦げにくくする効果があるそうです。

シーズニングといってもとっても簡単。
お米のとぎ汁を煮るだけなんです。
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15分ほど沸騰させていると、水に接している内側表面が黒ずんできました。
茹で汁を捨てて、洗剤で洗うとこんな感じに
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ああ、儀式って楽しい!

そうこうしている間に、一度洗米してざる上げしておいたお米が、いい感じで水気を含んでくれましたので炊飯スタートです。

そして、重要な水の量ですが、
定説どおり、ハンドルが付いているリベットのポチっとしたところの中心まで水をいれます。
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いわゆる「ポチ中」までいれると、お米(1):お水(1.3)となるらしいのです。
初めてのメスティン炊飯なので、この基準通りにやってみることに!

飯ごうらしく、オソト(東京ドーム0.00018個分のベランダ)で、SOTO製のシングルバーナーを持ち出し、炊飯を始めてみましたぞ!
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沸騰まで10分弱、一度かき混ぜ再沸騰まで3,4分、10分とろ火、
火を止めてひっくり返して15分の蒸らし。と、トータル30分くらいで終了。
通常、調理のみで30分もかかるのは比較的長い調理時間だけど、基本的に火加減だけを注意していればいいので、その間に他のおかずの準備をしたり、コーヒーやビールでマッタリするのにちょうどイイ時間が生まれるってわけ。
火を止めてから、10〜15分の蒸らしの時には、シングルバーナーは別の調理を始められるからね。

それで、できたお米がコレ!コレ!
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今まで、オソト飯の主食には、ラーメンやパスタなどの麺類が多かったわけだけど、
「白米 is ベスト」と断言しても、文句は出ないでしょうね。

それがね、
本当に、美味しいご飯なの。下駄履かせたわけでなく、お世辞でもなんでもない。

しかも、失敗した形跡なない!
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実はチョイと心配していた「アルミ鍋の焦付き」があるかと思いきや、皆無でした。
まるで、テフロンコーティングされた鍋のように、お米は焦げ付かず、米離れ?もいい感じです。

これで「サトウのごはん」のようなレトルトパウチされた湯煎で温める白米一択だったという暗い過去から解放されちゃいました。
あのサイズ、ソロクッカーだと鍋が小さくて入らなかったんですよね。
しかも、保存料バリバリで薬っぽい臭いがダメでした。

これからは、
旅にメスティン!
主食は炊き立てご飯!

という贅沢オソト飯ライフが満喫できるんです。

1合のご飯、空腹の大人男子ならペロっていけますね。

しかも白米はもちろん、炊き込みご飯、チャーハン、それからラーメンやパスタもコレでいけちゃいます。もちろんしゅうまいなどの蒸し料理だって贅沢できちゃいます。

ボソボソしたウルトラライトなアルファ米なども、遊び方によってはアリですが、
私ゃ〜、やっぱりできるだけ「気持ちいい」&「美味い」を連呼したいんで、
多少重くてもコレを当面使ってみますよ〜〜!

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今度は、大空の下で「ごちそうさまでした」って叫ぼうっとネ!

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