サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

これは知っ得情報! Chris KingのメンテTips

Facebookで知ったことなんですが、
Chris Kingの国内正規ディーラーであるSim Worksさんが、
かなり前から、ひっじょーーーーーーに重要で大切なことを、
エンドユーザーの私たちにも大変わかりやすく情報発信していたんです。


よかったら応援イメージ 12してね❤️

それが、

正確には、2013年12月17日に初回の投稿がありました。

その記念すべき初回記事が


なんです。
ううう、今までどうして見てこなかったのか悔やまれる。(え?自分だけ?)
もちろんリンク先を読んでいただければ、とってもわかりやすく書いて有ります。
このシンプルな早見表が、ズガガガガガーーーーンと、メンテ魂に日をつけてくれそうです。

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【表左側】
ブルーゾーンの横方向:コンディション
DRY=ドライ
AVG=通常  ⬅︎自分はコレ
WET=雨など
 
ブルーゾーンの縦方向:一週間でのライド回数
5/7=5日~7日
3/4=3日~4日
0/2=0日~2日 ⬅︎自分はコレ
 
【表右側】
左側グレイゾーン内の数字:新しいグリースの塗布が必要になるまでの月数
左側グレイゾーンのアルファベット:グリースのタイプ
自分は6Aに該当 つまり、
6ヶ月に一度の頻度で優良防水グリスでメンテでよろし!

今まで秋の王滝後に1回、シーズン初めに1回という年2回というのが私の頻度でしたが、ほぼほぼ近いメンテ間隔でした。

粘度とかも気になるし、主に走るところでの気温も関係するからね。
回転抵抗の低減は二の次として、オイル切れを起こしにくく防水性を維持できるのがいいな。
う~~ん、楽しく検討開始だ。(ま、Simグリース使うのが一番ってことかな)

そして、ベアリングの掃除、グリス交換のやり方もこと細かに記載があったのでシェアします。


こちらの8ページめにベアリングの掃除・注油方法がありました。
(なんて細かいんだ!)

1 クリスキングのシールドベアリングには、ラバーシールを留めておく取り外し可能なスナップリングを備えています。(図9参照)
図9 シールとスナップリング
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2 細心の注意を払い、小さなスクリュードライバー、ピックまたはペンナイフを使用し、スナップリングの分け目に道具を入れ、スナップリングを外して下さい。スナップリングの外側をベアリングのセンターに向けて、溝から外れるまでやさしく作業をして下さい。スナップリングが完全に外れるまで、ツールを使用してリングの周りに沿って少しずつ取り外しを行なって下さい。

3 ベアリングの内側の作業のために、外に出てきたラバーシールを取り除いて下さい。

4 薄いスプレー潤滑剤(WD-40TM)をベアリングに吹きかけ、そして風を吹きかけ乾かして下さい。腐食剤クリーナーや柑橘系の洗剤は使用しないで下さい。

5 シールやスナップリングから汚れなどを拭き取って下さい。ソルベントでシールを洗浄しないで下さい。劣化に繋がります。

メモ:少量のソルベント、合成オイルや、高圧添加剤のグリースなどが、メタリックではない素材や、シールにダメージを与えてしまいます。このような物質への塗る行為は最小限にとどめておいて下さい。そして、綺麗にした後は、必ず乾かして下さい。
サルサ野郎調べ:「ソルベント」とは、シール剥がしなどに使われる溶解剤。他の物質を溶かす成分もあり揮発性が高く、引火性も高いので取り扱い注意)

6 ビーズほどの大きさのリングドライブTMグリースを、ラージベアリングのスチールボールは1/3、セラミックボールは1/4くらい回ったところ、そしてスモールベアリングのスチールボールは3/4、そしてセラミックボールは1/3くらい回ったところにある内側と外側のレースの間を埋める感じで塗って下さい。ボールエリアのすみからすみまでグリースが行き渡るように内側のレースを回して下さい。

7 内側と外側のベアリングレースの間にラバーシールを再装着させます。

8 外側のベアリングレースの溝にスナップリングのエッジを入れます。スナップリングが完全にはまるまで、周りを押さえ続けます。小さな隙間がスナップリングの両エンドに見えるようにして下さい。

9 締め付けをテストするために、手によって内側のベアリングレースを回して下さい。ベアリングがなめらかに回らない場合、1から9のステップを再度行なって下さい。不適切なシール、スナップリングの装着は締め付けの原因になります。 

とありました。
あらためて、樹脂製ラバーシールへの攻撃性のないクリーナーや、グリースを使うよう、特別な注意を払いながら溶剤選びをするべきだと再認識させられました。



そして、第2回目以降からTachnicalTipsから「シムテック」へと特集名が変更されたみたいですが、興味津々なネタは続きます。

シムテックとなってから2回目になる投稿が、まさに今日(2017/1/9)発信されました。


なんとも、キャッチーなタイトルではありませんか!!!
Chris King社が定める各ボルトの締め付けトルクが記載されているのです。
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この投稿で一番言いたかったのは、ステムキャップボルトです。
衝撃な値なので、そのままコピペしますね!

1.7Nm
 
一般的なステムキャップボルトは3~5Nm位の規定トルクに対し、わずか1.7Nm。半分以下の数値になっている。

というわけなんです。
これは、盲点でした。ついつい他のヘッドパーツと同様に3Nmくらいのトルクで締め付けておりましたが、
※ただし、これにはきちんとした前提条件があります。
・ただしくフェーシングされたフレームであること
・スペーサー、ステムも高精度であること
・付属のオリジナルスターファングルナットを使用していること

私のChris King製ヘッドパーツはLTBのCharge、Chumba、Vassagoが該当するので明日以降全てチェックし、適正トルク値にて締め付けます!!!(宣言)

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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