サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

HOPE PRO4 SSハブを開けたよ

やっと届いたHOPE PRO4 SS/Trial Hubです。
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Pro 2 Evoシリーズが終わり2016シーズンからはPro 4へとリニューアルしたようです。この色を待ち望んでおりました!

新品のハブですが、同社の場合グリスの塗り方が”雑”ということを何度か体験済みですので、早速バラして確認してみました。

特別な工具は必要とせずに分解。
フリーボディを取り外しますと!!!

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見事に、グリスが少なめ。。。
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44個のギザギザの外周にも、グリスが控えめでした。
多すぎなこともあったり、少なすぎもあったりですが、だからといってメーカーを責めることはしませんよ。ユーザーが自分の好きな粘度のオイルorグリースを塗布すればいいだけのことです。

爪と跳ね上げ用のスプリングをフリーボディから外し、付けてあった向きを揃えて並べておきます。
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綿棒で溝についているグリースを全部除去します。
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今回はBlue LugのBlueグリースを付けることに。
柔らかすぎず、硬すぎず、極圧添加剤、摩擦調整剤などが配合され、BBやカップ&コーンのベアリングにもオススメとあり、高回転のハブ内部にもきっといいはず。
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適量を塗布し、4個のスプリングと爪を元の位置にキッチリと納めます。
(スプリング、爪ともに、一番奥まで挿入すること!)
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Pro4シリーズになり4つ増えて44個となったギザギザ部に、指の腹を使ってギザの最奥の溝に馴染むように塗布。
グリースてんこ盛り状態はかえって抵抗を生んだり、タレてきて外部に流れるので塗りすぎにならないように注意!
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新しくなったライトグリーンのシールを取っ払ったら88ノッチの様子がビジュアル的によ~~~くわかりました!!(だからどうした?)

世界一どうでもいい内容なんだけど、ごく一部のHOPEマニアにはちょっとうれしくなるヘンタイ動画がコチラ


4個の爪のうち対角線にある一対の爪たちが同時にカチリと奏でる。
すると次に、別の一対が爪たちが山の中腹でカチリができるのを今か今かと待っている。

てな具合に、2対の爪が交互に鳴らすわけで、44×2=88ノッチの協奏曲が生まれるのであります。

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Dannyも愛用するHOPE Pro4ハブ。
これで、さらに楽しいライドができそうですぞ!


p.s.
先週末に行ってきた大阪&奈良SSライドのレポートは、今セコセコと画像を編集中なので、記憶が乾かないうちに近日Upします。


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