サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

謹賀新年!2017年もサルサ野郎全開で走ります!

2017年も明けましたね!

今年も、妻の実家の秋田で静かな年を越しました。
妻が昼間から夜にかけてキッチンにこもり何時間も孤軍奮闘して、すごいおせち料理を作ってくれました。
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妻は、毎年おせち料理づくりに腕をふるうのが心底好きなようで、前日からイラストまで作って準備リストを作成するんです。
今年はとうとう、奮発して3段重ねの「お重箱」を新調してしまう気の入れよう!!

器が違うと味が違う。これは気持ちの問題かもしれませんが、
精魂込めたモノというのは、その苦労の分だけ何倍も美味しいものなんです。
めちゃくちゃ美味しかったのはいうまでもありませんでした。
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ところで、東京生まれの私には、かなり異例な慣習なんですが、
ここ秋田では、晦日の31日の晩におせち料理を作りみんなで美味しくいただくのであります。
日本各地で慣習の差があるって、行ってみないとわからないことだらけで面白いものですよね。
そこで、Wikipediaで調べてみると、

御節料理は元来は晦日から元旦にかけての年越しにおいて食べるものであったとされる北海道・東北など一部の地方では歳迎えの儀として大晦日に食べる風習が残っている

ついつい、自分が今まで行ってきたことが一般的=常識で、そうでないことが特別=異例と感じてしまいがちですが、時代とともに常識はどんどんと変わるもので、本来の意味・使い方・行動パターンとは違ってきたのに一部の人たちの行動パターンが何かのきっかけでジワジワと変わって、多くの人たちが真似するようになり、それが流行となって多数派となるだけで、ソッチが主流派にとって変わり、結果的に「一般的」という称号を貰えちゃったりするのですからね。

ここまで書いてみて、近年、どんどん種類が増えてくるMTBのタイヤ径のことが頭をよぎりました。
26インチ全盛だった30年間の後に29インチの大波がやってきて、新車販売のうち売れるのは29インチが大半を占めたという動向は、「大晦日おせち料理食い→元旦食い」に似ているんじゃないかと。

おせち料理の場合、どちらがいい・わるいの問題ではなく、その土地にあったいただき方をすればいいわけで、統合しようなんてことは愚の骨頂。

タイヤの場合も、確かに流行の波はあるものの、その地形にあった楽しみ方をすればよいだけのこと。自転車メーカーの洗脳とか購買層を無視した戦略などという尖った推察は一旦横に置いといて、「これは楽しそうだから、初めてみっか!」っでいいんですよね。

すると、新しいことが見えて来る。旧来の知識・経験だけでは発見できなかったことが増えてくる。たまには旧来の方法もじっくり考察したり実践してみて、温故知新なるものを体感し、さらに突き進んで、新旧をミックスさせてみるとさらに新しい可能性が想像できたりとね。

もちろん、新しいチャレンジには自分には合わなかった部分も見えて来ることもあるけど、それは裏を返せば、「自分が何をやっている時が一番Happyになれるのか」をさらに具現化するために大事な過程だと思えば、行ってきたことはけっして無駄になんかならないわけですね。

ちょっと強引なまとめ方ですが、2010年から始まったサルサ野郎の"29erから始めましょう”っていうのはそうした考えで突き進むBlogなんです。まだまだ追求の道は続きますが、これからも紆余曲折を楽しみながらワタシにとってのHappyスタイルを深堀し、広げていこうと思う元日の夜でありました。

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本年もどうぞ、よろしくお願い致します。

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