サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

久々のグラベル 100km走って得たものは!

思い立ったが吉日!
2日前、閃いたかのように「土曜はグラサイしよう!」と先輩の声かけに思わず胸が高鳴り、久々のA川でグラベルサイクリングしてきました。

朝から快晴でしたが、朝は特に冷えました~~。
コンビニでもらったパンフレットを腹に詰めて防寒対策をして、気心知れたグラサイ仲間4名で出発です。

初秋のグラベル
思わぬ落とし穴がいくつもありました。

まだまだ勢いよく健在するヤブの多さ!!!
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これ、数10メートルの区間ですんだのですが、ここを進むしかルートがなくて。。
バイクも見えなくなるほどの草むらを押して歩いたのもいい思い出です。

もう笑っちゃうしかないです。
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撮影こそできませんでしたが、
シングルトラックの両側には、左右から垂れる草木の多いこと多いこと!!
ハンドルを取られたり、ブレーキレバーを引かれたり、顔をビンタされることもしばしば!

まだまだ元気な蚊の大群にもハマりました。
仕方ないですね。彼らの生息地をドカドカと走っているのですから、怒らせて当然!
まぁ、蚊ぐらいなら10km/h以上だせば寄ってきませんが、もっと「痛い」虫がたくさんいましたよ。

都心部では全く見ない、大型のバッタです。おそらくトノサマバッタかな?
これが田んぼの周りには3mに1匹以上いるほどで、先頭ライダーが通り過ぎると、慌てて飛び立つもんだから、2番手以降のライダーのホイールや顔にめがけて飛んできました。あああ、何回ヒットさせちゃったことだか。。。

でもね
やっぱりグラベルライドはいいもんです。
苦難の道のりもあることはありますが、それはごく一部。
そこを抜ければ、

冷や~~~とする木陰のトンネルも、
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乾燥した走りやすいダートも
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地平線まで走り抜けるような、草原のど真ん中も
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空のデカさと同じくらい快方される心・かぐわしい田んぼのかおり・走りやすいダート
これらが揃うと、舗装路の時よりも平均スピードがギュンっとあがって、
ダンシング、重心の荷重&抜重、ギャップのコントロールのオンパレード。

グラベルの真骨頂ココにあり!みたいなライドが延々と楽しめました。
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自家製野菜が豊富でどれも美味なイタリアンで舌鼓を打ち、
この日誕生日を迎えたMさんには誕生日ケーキでお祝いし、
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午後も快調に飛ばして、(いつものジェラートも完食して)

日も落ちかけたサイクリングロードの風は、この日の旅の締めくくりには絶妙の心地よさでした。
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滅多に出会えないちょうど100kmの瞬間。
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ローディーで100km行くのは、わりとススっと行けるようですが、
全行程の40%ぐらいが草・石・砂のダート系でしたので、もうお腹いっぱい!

全てのライドが終わり、駅前で生ビール&焼き鳥を食らうという完全フルコース。
起床してから12時間、とても濃密なひと時でした。

帰路の橋の上で一人。
帰るのがもったいないくらい、綺麗な月が川の水面にも写ってました。
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グラベルツーリングは、ルートが命!
長すぎるだけでもつまらないし、ダートばかりでも疲れちゃう。
休憩場所も適宜あり、テクニックも要求されるほどすばらしい。
コツコツと経験を重ねてきた先輩方の知恵と判断を頂戴しながら、その楽しさに多いに共感し感謝する。

つまりは、人が一番大切なのかなって、つくづく思いました。
人と人のつながりができてこそ、グラベルライドの醍醐味がさらに倍加するのです。

これは、グラベルだけにとどまらず、MTBのトレイルライドにだって、舗装路オンリーのロードバイクだって同じことが言えるのですが、
超超マイノリティーであるがゆえ、グラベルイカーにとってのグラベルに特化した生の情報はとっても貴重でプライスレス。
それだけに友人・先輩との絆はかけがえのない財産なんだなと、帰宅後のビールを飲みながらつくづく感じた1日でした。

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