サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

Tioga リアエンドホルダーを142mmスルー対応改造したぞい


グラベルロードにとって、なくてはならないのが輪行バッグ。
実は、いわゆるロードバッグ専用の輪行バッグをそれまで所有していなかったのですが、、、
とあるきっかけで、神戸在住のMさんからのご厚意でいただいてしまいました。
(本当にいつもありがとうございます。Mさん)

省スペースで場所をとらず、手荷物で運べる規定サイズの範囲内というと、やはり両輪を外す縦置きタイプというのが主流。
今回頂いたのは、TIOGA Flex Podという一部にストレッチ素材を採用した軽量・コンパクトな輪行バッグであります。

さっそく、自宅内で輪行パッキングの練習です。
同封の説明書を見ながら慎重にトライしてみること20分
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まだ、クランクもペダルも組み付けていないので余裕ですっぽり入りました。

ところがです。
これまた、サービスでMさんが追加してくれたパーツをインストールできませんでした。それがこちら

Flex Podはサドルとリアエンドが地面に接地する置き方となり、SS仕様といえどもエンドはなんらかのプロテクションが必要になるわけですが、同製品は130~135mmのノーマルエンド仕様。

私のNew愛機のエンドは今やスタンダードになりつつある12×142mmスルーアクスルタイプ。どう頑張ってもこのままでは装着することはできません。

また、SS仕様のバイクはリアディレーラーが存在しないので、後輪を外すとチェーンがタラタラ。リアディレーラーのようにテンションを張る機構はどこにもないので、チェーンリングからもダランと外れてフレームのあちこちをチェーンが引っ掻いてしまい傷をつけてしまいます。

というわけで、久しぶりに私の「自作魂」に火がつきました。
用意したパーツはこの二つ
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今回は、SS専用パーツとしてリアエンドガードとチェーンキャッチャーを合体させるようにします。

ホームセンターに行き、塩ビ管(2mで\360)と、12mmドリルの刃を購入
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この塩ビ管、内径が12.5mmくらいで、12mmアクスルにはちょうど良いサイズ。
アルミや真鍮などと違い、ある程度の厚みがあるため接触面も増え、締め付けてもエンド部分の金属表面を攻撃しない特性があるので最適でした。

設計図は頭の中

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まずは、142mmにカットしてみた。エンドの内側と塩ビ管の断面の面積には全く問題ないぞ。

次に、チェーンキャッチャーの厚みを計測
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リアエンドガードを内径12mmにするためにドリルで拡張
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チェーンキャッチャーの軸も直径12mmに拡張
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そうして、できたのがこちら!
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フレームに付属するアダプターをそのまま利用するので、否が応でもアクスルシャフトは忘れない!(これ重要)
塩ビ管を適切な長さにカットし、トータルで142mmぴったりに合わせて締めこんでいくので、チェーンキャッチャーの固定力もまずまずだ。

しかし、このままではちょいと角度が悪い。
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このような向きで直立させるためには進行方向の真後ろに向かってエンドアダプターの方向を合わせないといけないのだ。

ところが、エンドアダプターの造形上、エンドの出っ張った箇所とエンドアダプターのリブ部分が干渉してこれ以上真後ろに向かない。
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だが、しかしエンドアダプターは硬質な樹脂製。ヤスリで磨けばすぐに削れます。
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そして、再びインストール
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チョベリグなバッチグー状態!
塩ビ管にはなぜかSSの文字が!!!

そして、偶然にもチェーンラインもバッチリ合っているんですよん。
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というわけで、2個のプロダクトが1つに合体し、めでたく142mmSS仕様となりました。(ニヤリ

「ああ、工作って楽しい」な土曜日でありました。

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