サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

タイムスリップしました

今日はとある用件のために、街中のクルマ整備工場へ行ってきました。
実家からクルマで5分の近さにある、決してキレイとはいえない油染みた工場は、幹線道路から面してクルマ3台分の奥行きしかないのですが、その奥まったスペースは一気に40~50年(下手すると60年)近くもムカシの異空間な風景だったのです。

真っ先に、目に飛び込んできたのはコチラ!!!

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もう、年代不明。年齢不詳。国籍不明。マッハGoGo系な地球外構造体じゃないですか!!!

(ちゃんと、店長に許可いただき撮影させていただきました)

自分の用件はチャチャっと早めに済ませ、しばし目の保養タイムです。

次にフロントマスクです。
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こういった赤くて流線的でフロッグ系は大抵はイタリアまたはイギリスの車です。
よく見ると、メーカー名が!

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ERMINI だそうです。
初耳・初見です。

さっそく、ググってみると、
やはりイタリアンな車でした。ERMINI
同社のサイトでチェックしてみたのですが、同型の車種が見つけられず。
おそらくERMINI 357 Sportと思われるのですが、
ボンネットの小さなふくらみを見る限り、素人予想ではボアアップした改造エンジンを載せたのかもしれません。テールライトも同じタイプのものは見当たらず。
1950年代中盤の時代だということは想像つきました。
つまり今から60年近く前ですよ!!
純和風な国産車であれば、こんな車たちが走っていたわけです。
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博物館で展示されているレベルなんですよね。

しかし、同社は現在でもこんなレーシングカーを作っているそうです。(たぶん)
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絶対的に国内に流通が少ない激レア車を維持するのって、オーナー様の圧倒的な愛情と時間と資金力と情報収集力と頼れるショップの合わせ技じゃないと、絶対に無理。
ホント、感動を超越して感嘆・敬服いたしますわ。


そして、その隣には!!!
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ナンバーからさっするに1959年製です。これも御歳55歳です。
Ford Fairlane Skylinerというとんでもなくでかいアメ車でした。
すごい美学のあった時代ですよね。造形も配色もね。
きっと燃費なんてカタログには掲載していなかったんじゃないだろうか。

こういった車のルーフにサイクルキャリア付けてトレイル行ったら、テンションめっちゃアガルんでしょうね。(しないけど)

そして、トリを飾ってくれたのがコチラ。
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やっぱり国産。落ち着きますな。
しかも私と同い年!!(って、歳バレちゃったか?!)
いすゞ ベレット GT TypeR ベレGの最高峰です。

いつかは、自分の同い年の車(しかもナンバーも揃えて)、Myガレージを眺めながらオッサン談義したいものです。
ミーハーですから、アルファ2000GTV、MGB ロードスターフェラーリデイトナ、究極的にはやはりMIURAかな、、、(夢のまた夢のまた夢かな)

しかし、こんな街中の工場に、いろんな熱いファンから信頼をよせる店だったんだなぁって、あらためて感じ取りました。
おまけに仕事が迅速で、頼んでいた確認次項の返答が1時間で返ってきました。

う~ん、高い技術力だけでなく、こういったところにも小さな信頼っていうのが重なり合って仕事への依頼が継続してやってくるのかもしれない。

本日は異空間の居心地さとともに、少し勉強させられた午後でありました。

 今週末、またまた積雪ライドか?? 

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