ハンドメイドバイシクル展に行ってきました
たまたまぽっかり時間が空いた日曜日となったので、ハンドメイドバイシクル展に行ってきました。
数年前から年1回の頻度で開催されているようでその存在はわかっていたのですが、実際に現地を訪れたのは今回が初めて!
って、なにこれ?
江戸の香りをプンプンさせるデカすぎる門を抜け、会場に着きました。
以下、通った道順ごとに写真で紹介します。
最初に入り口近くに展示されていたのはなんと昭和20年頃のスポーツ車!
一体、だれが取っておいてくれたんでしょうか?(もちろん博物館クラス!)
サドル、ゲキ狭い!
うそでしょ!
と、だれもが目を疑うブレーキが付いてました。ギャグか?
なんと、尻ブレーキです!
お尻を後退させてパネルを押して、てこが作動し、タイヤを摩擦板が抑えるという構造。さぞかしスンゴイ音を鳴らしながら急制動したんでしょうね。
Helavna Cyclesさんのワンオフキャリア
おうつくしい頭と肩を持つビルダーらしい作品
う~~ん、Vassagoにはこの肩の形状のフォーク似合うかも!
こちらのシートステイの曲げ方にも「愛」を感じました。
フレーム内装ケーブルが美しすぎ~~!このためにアシンメトリーなパイプって気合いのいれ方がスゴイ~!
「みて、素敵なワンピースよ!」って女子に言っても通用しないがワンピースなのだ
そして、ハンドメイドといったらBYOB Factory
オーナー自らがフレーム製作できるという究極のロマンの香り!和みましたわ~
東洋フレームのブースでは!!
あ、あ、あ、
Ritcheyに引っ張られて、展示フレームを撮るの忘れました。
トーマス・フリシュクネヒトが着用していたジャージ!!!
(後でわかったことだけど、彼が生まれた1ヶ月と1週間後に、ワタシが生まれた)
なんか、あまりにも美しすぎるフレームもいらっしゃった。
フレームに性別をつけたとしたら、この方は間違いなく女性だ。
これも、同社の作品なんだけど、なんだろう。ジーーンと来ちゃって何分も立ち止まってしまった。
う~~ん、来た甲斐があったというのを最も強く感じた一台、
しかも工房がものすごい近所でして、自転車で20分ほどでいける距離!
いつかはフルオーダー!!!!!!
そして、あのSunriseは、スタンドまでもがSunriseの世界観を持つ自作スタンド!
福祉車両というくくりで展示されていたが、これは二人ならんで実に楽しいサイクル
なんかチャーミーグリーンのように手を繋ぎたくなる自転車!!
そして、とっても心動かされた車両がコチラ
一見、ごちゃごちゃしているように見えなくもないが、歩行のハンディを持った人の自立と、自分で漕げる楽しさをとことん追求したとんでもなく素晴らしいバイクなんです。
片方の脚がわずかに動くだけで、前進も旋回もできるスーパーリハビリマシン!
説明してくれた方が、とっても丁寧にそして自信にあふれた笑顔で機能や構造を教えてくれました。
こういった研究と技術がどんどんと進化することも自転車が広げてくれる夢の一つなのかもしれませんね。
ジーーーンとこころがあたたまったので、会場を後にしました。