Calsaga Barは本革がお・ス・キ♡
伊豆の山好き、茨城のファット野郎、広島のロングテールパパ、などなど周りには多くの方がCalsaga Barを颯爽と付けていらっしゃる。
そんな私も仲間になりました。
Calsaga Barはその特異な形状のために、ディスクブレーキレバーはオープンクランプタイプ仕様を前提としてます。
私の場合、Ritcheyに装着済みのXTR 988レバーだけがオープンクランプ。
なので、SalsaのXTとの交換です。
ここまでは、単純作業ですね。
さて、バーテープの巻き方には先端から巻く方法、手元から巻く方法の2種類。
さらに、巻く回転の向きもそれぞれ2種類あるいので、合計で4パターンあります。
私がロードに乗っていた学生の頃は、バーテープは最下部の先端から巻き始め手元でテープ止めするのが一般的でした。(今でもかな?)
人それぞれに好みがあるようなのですが、最初は某店長さまのアドバイスを真似て手元から巻いてみました。
手元から開始する巻き方のメリットは、手元の巻き始めをキツく巻き付ける固定方法となるため、ビニールテープなどを使わなくても良いシンプルなスタイルになることです。
ちょっと、エンドキャップ部分がモコっとなってますが、そこはご愛嬌ってことで。
ちなみに、これ私にとって初の本革バーテープ。Blue LugオリジナルブランドのFAIR WEATHERのクロコダイル系の型押しだったりします。
オリジナルはこんなにゲキ渋なパターンなのですが、強く引っ張って伸ばしながら巻き付けると極普通の革になってました。中学生の頃使っていた軟式テニスのYONEX製ラケットのグリップを思い出しますなぁ。
片方付けたところで、握り具合を確かめたところ、なんかシックリ来ません。
原因はブレーキポジションからバーエンドポジションへの移行する際の手のひらの滑り具合の悪さ。
どうやら、自分の癖のようですが、ブレーキポジションからL字ポジション、そしてバーエンドポジションへの内から外へ向けて動かす時は手をなるべく離さずに滑りながらスライドさせることが判明しました。
反対に、バーエンドポジションからブレーキポジションへは一旦手を離してから握るみたいです。
薄いバーテープならまだしも、厚めの本革でしたので革の向きは意外にも大きな要素でした。
というわけで、バーエンドの先端から巻き直し!
できた!
ちなみに、本革は厚みがあるのでエンドキャップの前処理が必要でした。
最初のヒダの一部をカットして、先端部分に取付けやすくしてます。
こうすることで、余った革を内側に納めながらきちんとキャップする役目も発揮してくれました。
そして、近所をお試しライド!
ワタシがMTBを始めた90年代前半は猫も杓子もバーエンド。あの頃の全盛時代を思い出します。
先端エンド部分は登りや穏やかな平地ではとても有効だし、L字部分はリラックスしたポジションで流す時などにもフィットします。旧き良き時代を懐かしめましたが、その代償として徹底的に登りたくなるのもこのBarのサガでもありますな。
まずは、お試しなのでステムの位置はフラットバーの時と一緒。100mm 0度を基本としてます。
ただし、このBarのおかげで、登りを重視したくなるのか? その際、高さや遠さはこのままがベストとなるのかは予測不可能ですので、走ってみてポジション決めを煮詰めていきましょうかね。
あれ、あれれ???
やっぱり、なんかヘン???
うわ、典型的な本革カラーの茶色が見事に浮いてしまってるよん。
ここで、カラーリングの原理原則!!!
「シートポストとステムは同色に! (できれば同じメーカーがヨロシ!)」
「グリップorバーテープとサドルは同系色に!」
この2大原則を守れば、多くの場合カラーリングは上手くいくはずっ!
ってことで、タンスの肥やしになっていたアイツを引っ張り出しました。
本革には本革で勝負!
以前はLTBに付けてたBROOKSでしたが、雨天で走ることがあるため合成皮革サドルに取り替えて以来、使わずじまいでした。やっと再度日の目を見れるわけでサドルもウレシイ顔してます!
なんてったって座り心地がMy BEST!
上下の振動吸収だけでなく、ペダリング時に太ももをアシストするかのような絶妙な動きがBROOKSにはあるんですからね。
またがる度に、このサドルには不思議な魔力を感じてしまいます。
バーテープもこのサドルのように汗や日焼けであめ色に成長してくれるのが楽しみだなぁ。
ああ、走りたい!
次のライド予定は来週末。SSWC誘致のために候補地をコレで走ってきます。