悲しいカレーライスにしないために
(タイトルが ? ですけど、今日はこのテーマで書きます。)
ワタシはカレーライスが大好きです。
週に2度食べなきゃイヤっていうわけではないです。
おそらく平均的な日本人レベルでしょうね。
特に自分で作るカレーは格別です。
ルーを調合したり、かくし味に凝ってみたり、ジャガイモを別茹でしたり、ハンバーグを載せたり、
黙々とアレコレ考えながら、「アタリ」を出すのは本当におもしろい。
そして、当然のことだけど、めちゃくちゃ美味い!(自画自賛だけど、これだけはしゃーない)
家族のために、各人の好みや希望を想像しながら、当人に「美味しい」って褒められるのは至極幸せでありますし、なにより自分自身の口の中が幸せなカレー味が広がり、豊潤な香りが鼻の穴から抜けて行く瞬間がたまりません。
し・か・し、
そんなワタシですが、食べ始めて1/3くらいで
突然に悲しみが襲いかかってくるのです。
避けられない悲しみが!
無視できない悲しみが!
それは、
「この勢いで食べてると、美味しかった食事もあっ言う間に終わってしまう」という
どうしようもない平和な悲しみなのです。
2時間以上かけて作った美味しい料理が、10分以内に跡形も無く消えてしまう瞬間が
実に悲しい。
ま、満腹になるとこの悲しみはどっかに消えてしまうので、
まったくもって平和な悲しみです。ハイ!
SSJという自分たちが主催するレースが5/11,12に行われます。
今回も、ほぼ一年ちかく準備に費やしてきました。
場所選定、現地下見とコース作り、ルール策定、チラシ作りとチラシ配り
協賛獲得活動、名刺作成、当日の運営、備品の手配、
公式サイトやFacebookでの広報活動、そして2000件以上のメールのやり取り。(and more)
そして今晩、
いつもの場所で、ついに最終ミーティングを終えました。
レース開催を重ねるにつれて、反省内容も増えるかわりに、
やりがい・達成感・高揚感・そして自分というちっぽけな人間がこの瞬間にSSJという歴史に携わっているという存在感を強く感じ取ります。
しかし、それは、レースが終わってしばらく経つ頃のハナシ。
実際はレースも中盤を迎えるころに、
「ううう、もう少しでこのイベントも終わってしまうというよ~」という焦りにも似た一種の悲しみが襲ってくるのです。前回も自分で選んだBGMを会場で聴きながら泣きそうになりました。
(オレってナルだっ!)
今回も多かれ少なかれ悲しみはやってくるでしょう。
しかし、今回は前回とは違って、何か心の準備というか、もっと先に構えている大きなものを見据えている気分なのであります。きっとワタシだけではなくスタッフ一同も同じ気持ちかもしれません。
ワタシたちスタッフはSSJをさらに昇華させていきたいのです。
まだ未定だらけなので具体的なことは言及できませんが、
次にやるべきこと、その次に考えて行きたいこと、SSJの進む道、などなど。
美味しくもあり数々のハードルが待っている険しい山々に向かって行こうと思います。
なので、今回のSSJは決して悲しむ余裕なんかありません。
皆さんの笑顔をエネルギーに変換して徹底的に楽しみ、その瞬間瞬間を次の機会につなげていきます。
あと、10日でSSJ開催。
連休が始まった気のゆるみを軌道修正し、開催に向けて一気に集中していきますぞ~~!!
皆で集まるのが楽しみでしかたありません。