29er+の速い瞬間
これ、平地に見えますが、実はまぁまぁ斜度のある登りです。
ですが、登り返しの地点なので、それまでの下りで得たスピードの慣性を利用すればたいていの人なら乗車で登れます。
「Knardなら、あえてギャップがあるところを行きたくなる・挑戦したくなるんです」
実は、この写真
自分のFBのカバー写真にも採用しちゃったくらいのお気に入り。
なぜかって言うと、Knardを履いたセミフロントファットだと、あえて段差を越えていく瞬間がタマランのです。
そのタノシミを説明する前に650Bで走った時の印象を。
Salsaで走る前に、Ritchey(650B改)でも登りきったわけですが、この時は、根っこをできる限り避けるようにジグザグなライン取りを楽しみました。
650Bならではの軽快なハンドリングによって向きを変えるのが簡単にできるのと、鼻先を変えた直後のスピード激減によるゼロダッシュも、容易にできてしまうから。29erと違うタノシミの一つです。
その時の登坂例の写真はコチラ↓
一番上の写真とは違う場所ですが、同じような登り返しの急坂箇所です。
ひょいひょいと鼻先を変えられるのが楽しくて、あえてこんなルートをたどってみたら、危なげなくクリアしちゃいました。
もし、ギアードバイクだと、考え方も走り方もきっと変わるかもしれませんね。
そこへきて、Knard3.0装着のSalsaです。(一番上の写真)
ただでさえ大径な29erをさらにファット化したわけです。通常出回っているMTBタイヤの中では最大の直径であるかと思います。(36erは売っているのだろうか? よくワカラン)
そんなデブタイヤがギャップを飲みこむようにして進む様は実に豪快そのもの。
怒濤の低圧 0.8気圧です。
手でつかむとブニュブニュしますけど、柔らかいのがイイみたい。
凸な部分を飲み込み、乗り越えた瞬間にゴムの反発により凸を吐き出していくような感じかな。
サスの減衰などはありませんので、限界スピードは高くありませんが、飲み込む際にスピードが落ちないのが不思議。
この刹那に感じるスピード感がKnardの魅力の一つでしょう。
26であれば、抜重するかFサスがイイ仕事をするかしないと、確実にスピードがダウンするけど、29er+は懐の大きさで全てをカバーできるのです。(って、言い過ぎかな)
ふぅ~、
これでも29er+の魅力を語ったつもりですが、
百聞は一見に如かず。
百聞は一ライドにはかないません。
大会当日に出展されるブースの中には、Krampusがあることでしょう!(という期待)
もちろんワタシのSalampus号は、どちらのイベントでも試乗OK。
いろいろ乗ってたくさん語って、楽しいひと時を過ごしましょう!