サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

1本で2度美味しいフレーム

実はP-29erに650Bをはめてみたのです。

29erフレームだから、クリアランスは余裕のよっちゃんイカですからね。
特に問題はないんです。
問題は無いというのはちょっと語弊があるかな。

やっぱりチェーンステイは15mm分長いのが気になるといえば気になります。
26フレームのTurnerは425mmのチェーンステイでした。
LITECの新作650Bのフレームも、コレと同じ長さの425mmとのこと。
つまり26と650Bはチェーンステイはかなり近い値で作ることが可能ってことですね。
Jamisにいたっても26のDragonと650Bモデルは両方とも425mm。

先に挙げた2社とも、29erフレームは20mm多い445~450mmでした。
29erのRセンターが突出して長くなるのは大径だから仕方ないことなのでしょう。


Ritcheyのスライディングドロップアウトを見ながらマジマジと思いました。
イメージ 1

「もっと、前に引ければいいのに」

ちなみに一番前に引いた位置で445mmくらいでした。(実測)
半コマチェーンを使えば、最短距離を実現しやすくなるでしょうが、それでもあと2,3mmの範囲です。

そ、そうか!!!

イメージ 2

このスライディング幅をあと15mm前方に引けるドロップアウトが開発されないかな!!!
もっと要求するならば、水平移動ではなく、約25°くらい前下がりになるような角度を付けるんです。
そうだな~、前後のスライドよって、最大1.5cmくらいの高低差があるといいかもな!

そうすると、一番前に引いた時は、Rハブ軸が下がり、結果的にはBBハイトが上がる仕組み。
反対に、一番後方に引いた時(=Rセンターが長い)は、BBハイトは下がり、ペダリング重視となる。
若干ではあるけど、ヘッド角もスライド最前方だと寝るようになって下り寄りになるという構造。
スライド最後方だと立ち気味になるという具合になるのでしょう。

こうすることによって、29erと650Bがフレーム一つで完結するんですよ!
スライド幅が40mmくらい長いドロップアウトで、若干ヘンタイさんチックになるかもしれないけど、1本のフレームでいろんな性格を持つフレームになるような気がします。

Paragon Machine Works さん、お願いです! 
いつかそんなドロップアウトを作って~

<<追記>>

いろいろ妄想してたら、既存のドロップエンドを模倣して、
ハブ軸をフロントへ1.5cmオフセットしたものをワンオフで作っちゃえばいいんじゃん!
ついでに、1.5cmほどエンドを下方にも伸ばして、BBハイトを下げすぎないようにするんです。
そうすれば、既存フレームをそのままにしながらエンドを交換するだけで、650B専用設計にかなり近いリアバックを持つことに!!
(フロントの設計の違いは、後で考えましょう)

PMWのスライディングエンドユーザーが集まれば、個数はイケルンじゃないかと思ってます。
どうかな~~???





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