サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

マイノリティレポート@信州極上ツアー!

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日本が誇るトレイルカッターことマーシーさんのツアーに参加してきました。
サイコーに天気が良すぎて暑いくらい。。。

今回のツアーに超ビッグゲストも。
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この横顔でわかっちゃうかもしれませんが、

全日本チャンプでDH業界をぐんぐん牽引してきた
内嶋亮さんです。直接的にも間接的にも彼から教わったことは数知れないのであります。
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そりゃ、2ショットいただいちゃいますよ。当然です。




ワタシのマシンは、
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前後異径な79erSSのSalsa El Mariachi
このBlogでは、当然Salsaが主役なのですが。。。

今日集まったKOOWHOさんつながりのライダーさんは13名+マーシーさんらスタッフ2名の合計15名。

さて、15台のうち、
フルサス・・・11台
ハードテール・・・マーシーさん、スタッフでMonkey乗りのSさん、クロマグ乗りのYさん、そして自分

ま、まあね、下り専門トレイルですからね。この比率は普通でしょう。

次に、29er比率
15台中、2名でフルサスのKONAを駆るWさんとワタシ。
いやー、下り系の29er比率っていうのはこんなものなんでしょう。
いや、正確にいうとワタシの後輪は650Bなので、希有を通り越してヘンタイな異端児。

さらに、
「自分だけクリップレス」
「おそらく自分だけ100mmストローク。他は短くても120で150が一番多いかな」
「でも、なぜか自分だけ上下ダイネーゼ着用のフル装備チック」

で、もって、
SIngle Speed ただ独り。。。。

(下りだって、ぜんぜんおっけ~なんだよ~!)



でも、さらにすげぇ数値データが!

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いかにもKOOWHOっぽいですね。13名のお客様のうち5台がTurnerですもん。


コースコンディションは大変よくて、むしろ乾き過ぎていたぐらい。
前回が霧の中のライドでしたので本当にウレシイ。
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今回もできたてホヤホヤのトレイルをガイドしてくれました。
中には、本日初公開の1stトラックなルートも!!

1日に頑張っても20mしか整備できないくらい、トレイル作りっていうのは非常に骨が折れる作業なんです。1本のコースを完成するのに3年もかかったというから驚くだけでなく有り難さで鳥肌が立ってしまいますよ。
そういった肉体作業も当然として、地元の方々との関係作りはさらに深く難しいハードルがあるわけですからね。走る前にマーシーさんに手を合わせて拝みたくなるくらいです。

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なんかいつもコーディネイトのセンスが一歩先行く永井店長さん



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休憩中に感嘆するみんなの笑顔をみてウホウホハッピーなマーシーさん


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脳内が溶け始めたデタガリサルサ野郎



コースの取り方はいろいろあるようですが、トレイルの顔、性格は様々でして、
下りマニア垂涎なバンク付きコーナーが連続する横系な動きもあれば、地形を活かした縦の動きで浮遊感を満喫できる縦系ライド。

29erで走っていると、周りからは
「こうしたトレイルには29erってどうなの?曲がりにくくない?」って
聞かれることがあります。

ここ3年ちかく29erがメインの脚になっているワタシには慣れてしまっていて違和感とか無いのですが、この日もその点を含め改良点なども意識しながら走ってみることに。

【きちんと倒し込むこと】
バイクの基本はハンドルを曲げて走るのではなく、曲がりたい方向にバイクを倒します。
カラダはむしろリーンアウト的な動きになります。
それくらい意識的に倒せばきちんと曲がるわけですが、これを続ければ強制ギブスのように倒すのがうまくなるかも~?!

【フロント29erは非常に走破性高い】
これはスピードが出る下りではあまり差はわかりません。
それよりロングストロークだったりフルサスだったりする方が奏功します。
差がわかるのは、緩い下りや平地、登り返し!
大径で慣性が働くのと、げんこつ大の石ころやギャップに殺されない乗り越える力で、
 フルサス軍団に追い着くのも不可能ではないんです。

【リア650B 大正解】
悪いことなんて無いっす! それくらいナイス!
29erよりも小径になり重量も慣性も少なくなったおかげで、
レーンチェンジの際の下半身の軽さがハンパない!
今回は登りセクションは少ないのでクランクは170mm+バッシュガードでした。
ペダルヒットもほとんど感じられなく、土踏まずよりのクリート位置もDHでの踏ん張りにヨカッタです。ただ、交換用のチューブが無いという、ちょっとお粗末なリスク付き。
カフェラテックスでNoTube化してますが、今のところパンク未経験。
空気圧はF:1.6 R:1.7でしたが、弾かれることもなくトラクションもバッチリ。 

【こういう時だからこそ苦手克服すべし】
自分は右ターンが苦手! 谷側が左手になったとたんビビる! という苦手がわかる。
通常行く里山よりも、斜度があってスリッピーなタイトターンや、バンク付きのスピードコーナーの連続そうした際に、自分の弱点ははっきりでてきちゃいます。
だからといってゆっくりソローリと無難に超えるだけなら、上達なんかしません。
こういう真剣トレイルだからこそ、いつもよりも苦手の原因を研究し、コワイを楽しいに変える工夫を考えましょ!
今回はフルサスのトレインの中間にいて、ある程度スピードが乗っていたので、徐々に克服しながらなんとか追いつくよう踏ん張ってみましたよ。


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これで、今年の下り納めがビシっとしまった一日でした。
マーシーさん他スタッフの皆様、そしてお声かけていただいた永井店長さん
ありがとうございました。

今回のツアーで、またココロが通い合うライド仲間が増えたのが一番の収穫でしたね。


いじょう、
日本ではまだ数人くらいしか乗っていないであろう79er的な超マイノリティなレポートでした。

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今日もありがとうございました!