サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

OMMで得たものは!

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この夏、私が一番楽しみにしていたイベントOMM(Original Mountain Marathon)が終わりました。
結論からいうと、どうしてもまた出たい最高に楽しく奥が深いイベントでした。
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その1 「バイカーとランナーの楽しさの共有」

前回の記事ではあまり触れなかったことですが、このイベント、もともとはマウンテンマラソン系イベントであり、OMM Lite(マラソン)と、OMM Bike(バイク)が同じ地図を使って同じコースを使い、バイカーとランナーがコース上に共存するスタイル。しかもOMM Bikeは日本では初開催という記念すべき大会だったのです。

主催者のスタッフの皆さんも、どっちかというとマラソン系(=トレラン系)の色が強い印象もあり、参加者もOMM Bike52チームに対してOMM Liteは112チーム。トレランとMTBの人口比率を表しているとも思えました。
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(photo by OMM Japan)

さて、同じスタートラインに並び、ランナーもバイカーも一斉にスタート!
さすがに、平地でのスピード領域が違う両者にとって、ほんのすこしだけ緊張が走りましたが、上位狙いなんてする必要のない私にはとても緩やか&和やかなムードでした。

公道はもちろん、シングルトラックにおいてもランナーとバイカーが同じ目的で同じ土俵に立っている一体感というものを感じ、ランナーの方にも「お疲れ様!」「こんにちは!」などの挨拶をこんなにも発信できたのは初めての経験でした。

ランナーとバイカーでは、お互いの言い分や考え方の違いなどがあり、ちょっとした争い事のようなことが起こりうる状況もある中、いざ一緒に走ってみると、苦しさも楽しみも分かち合えるような「同じ山を愛する同志」のような存在に思えてきました

希望を言わせてもらえれば、こういった複数種目同時開催のイベントはもっともっと増えていくと相互理解を深めるきっかけにもなるような気がします。
ランナーはバイカーを、バイカーはランナーを羨ましがるくらいの楽しさの伝染がおきてもいいんじゃないかと。

その2 「奥が深いロゲイニングの楽しさ」

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う~~ん、地図読みが苦手な私でも、2日も走ると楽しさがジワジワと脳内に伝わってきました。
といっても、反省材料ばかりですけど、反省点こそ次回へのステップになるはず。

・地図はいつでもすぐに読めるように、クリップボード&ハンドル固定がベター。
・受付はなるべく早くすませ、必ずチームミーティングする。
・獲得ポイントを、目標ポイントをマーキングする。
・ヒントの多いチェックポイントの特徴データをもっと有効活用する。
・方角はコンパス、距離はサイクルメーターを積極活用して、自分の位置、目的地までの距離感覚を磨く。
GPSでの距離計測はあてにならない時があるので、正確に測定するメーターがいいな!
・チームメンバーの長所を生かした役割分担化をはかる。
・チームメンバーの目的意識を共有する。
 (得点重視派か、無理しないで楽しむ派か、etc.)

ロゲイニングできたのかと問われれば、100点満点で40点くらいな自分ですが、その分、奥深いロゲイニングの楽しさの入り口に足を踏み入れたのは事実。
周回コースをがむしゃらに全力走るのではなく、戦略と予習の頭脳プレーで高得点を狙える楽しさは、病みつきになる要素がたっぷりありそうです。

「王滝SS100kmで◯時間を切る!」というハッキリした目標設定ができるのと同じように、「次回はOMMで700点取る!」っていうのも楽しいんじゃないでしょうかね!
今回は、初日300点、二日目280点の合計580点 52チーム中29位でした。
でも、両日ともレース直後に温泉に入るのはかなり早かったのでヨシとしております!


(あんまり撮ってないけど)Photoギャラリー

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初日のスタート1分前

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かやぶき屋根の家屋の前のチェックポイントにて

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見つけるのが難しいくらいが、達成感があったりする

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初日はSSWCジャージで ゴール後は即カンパイ!

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レースよりも楽しみにしていた夜の宴もスタート(だが、しかし)

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20時前に寝入ってしまい、ほとんど会話できず。(激しく後悔)

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二日間、ノントラブルで頑張ってくれた我が相棒:Vassago Verhauen


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また次回、1個でも多くポイントを取りに来ます!

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