サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

USBテスターでバッテリーの容量管理

最近、コレにハマってしまいました。

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USBテスター というものです。(もちろんChina製)


モバイルバッテリーからUSB出力してライトを点灯させているわけですが、
その中間にUSBテスターをかませることで、

出力時の瞬間電圧(V)、通電時間(T)
出力時の瞬間電流(A)、通電積算電流(mAh)の4つの値がわかるんです。

上の画像からは、
5.02Vの電圧で、10分経過し、1.63Aで放電し、積算271mAhの容量を放電した。
ってことになります。

つまり、このライトを使った時の出力状況では1分間に27mAh分の消費をするってことがわかります。
(後々に必要になる燃費みたいな値なので、27mAhをメモっておきます。)

この電池の公称値の電池容量は10400mAhですから、もし満充電で最後まで使い切ることができれば385分≒6.4時間の点灯が可能ってことがわかります。

まぁ、でもこのバッテリーも2年近く使っているのでヘタっているはず。
満充電しても公称値の10400mAhまではいかないだろうし、最後まで使い切らないうちにライトを点灯させることができないほど電圧も落ちるので、0mAhまでは使い切れないでしょう。その辺をさっぴいて5時間くらいとみたほうが無難かもです。

これにハマるのは、放電時の容量計算だけでないんです。
充電している時も同様の計測が可能なんです。

つまり、十分に使い切った(と思われる)バッテリーを0から充電する時に、このUSBテスターを充電器とバッテリーの中間にかまします。
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上の画像だと、
瞬間電圧5.13V、通電積算時間10分、
瞬間電流0.96A、通電積算電流202mAh  と読み取れます。

重要なのは、通電積算電流ですね。
これを行うと、一旦ゼロになった(はずの)充電池にどれだけ充電できたのかという、かなり正確な満タン容量が把握できます。
おそらくは、カタログスペックの満容量はないはず。この値を知っておけば、実際に使うライトの連続使用時間がかなり正確に計算できます。

たとえば、満充電した時の通電積算電流が8000mAhだとしたら、
さきほどのライトの『燃費』は毎分27mAhですから、
8000÷27=296≒4.9時間 ほぼ5時間ということですね。
(あ、さっき当てずっぽで推測した持ち時間と一緒だ)

他にも、充電器の実際の性能を測るのにも有効だったりします。
上の画像の充電器はiPhone6に付属していた立方体のやつです。
充電器の裏面には、出力時5V 1Aと表記がありますので、ほぼ正確な値です。
ただし、バッテリーが満充電になると電流が多く流れないで0.2Aくらいになります。
後半は微弱電流で充電するいわゆるトリクル充電というものですね。 

アフィリエイトでもなく、宣伝担当でもありませんが、
Amazonで990円で買えたUSBテスターで、なんだか楽しいバッテリー管理ができちゃいました。
コチラのUSBテスターなり!

類似品たくさんあります。多くの安価品は瞬間電流と瞬間電圧の2つのみがわかるもの。
しかし、コイツには積算電流や、それに費やした時間がわかるので、いわゆる燃費計算というのが可能というのが賢い! 
積算電流もわかる=バッテリーの実容量がわかることで、およその寿命がわかるのも楽しいですね。


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