サルサ野郎は考えた

Bike(ジテンシャ)のコトばっかり。主にMTBとグラベルとバイクパッキングね

空気入れにまつわるミス

本日、やっと完成したRitchey P-29erを店長に見てもらいたく、馴染みのBikeショップに立ち寄ってきました。
日曜の午後、店内は繁盛しており、一見さんも常連さんもお客様ひっきりなし状態! 
イイネ!イイネ!


そこへ「空気入れ貸してくださ~い」とブレード断面のエアロフォルムの真っ黒ピストに乗った若い女性が来店。いかにも初めて来店されるようなそぶりの方でした。


店員さんが別のお客様に対応中でしたので、すかさず自分が中継しました。
「N店長、空気入れ使いたいそうです。ソトの空気入れ案内しておきますね!」と。


ここ、KOOWHOではタイヤの空気入れは無料サービスです。
一旦店員さんにお断りしてから、自己責任で空気を入れることになっております。


ふと、たしかお店の空気入れ(正確にはコンプレッサーのホースが店のソトに設置されてます)の適合バルブは英式のはず。
今の女性のBikeはきっと仏式だから、使えなくて困っているんじゃないかなと、
おせっかいながらも様子を見に行ってみると。案の定立ち往生中でした。


そこで、事情を店員さんに説明し、店内から仏式バルブ用の空気入れを持ち出し、空気入れのお手伝い。
押してへこむほどの超低気圧(1,2気圧)でした。差別するわけではありませんが、こういうのって女性に多かったりしますね。メカに弱いんだからしゃーない。


空気入れの差し込み口をバルブに装着しようとしたところ、50mmぐらいのディープリムに標準的な長さの仏式バルブが付いていたため短すぎでした。固定ネジが無いのでグニャグニャ。
つまり、バルブが固定されないので、差し込み口が入っていきません。
しかたなく、空気を一旦抜いてからタイヤの上からバルブを押して差し込み口をはめて、ポンピング開始。無事に7気圧入っていきました。


固定ギアのピストに乗る女性。ちゃんと前後ブレーキが付いているので、ひとまず安心。
本人にバルブを抑えてもらい、後半の力作業は私がポンピングしている時、シングル乗りつながりということで、私からもSSJというレース主催していることなどちょいと自分を宣伝しておきました。
また、バルブにはエクステンションバルブというもので延長するかロングバルブが付いたチューブに交換すれば問題は解決できるとも教えてあげたり。


さて、その女性が帰られた後、俺イイコトしたなぁとやや満足しながら、このことを店員さんに報告すると、

「その入れ方で空気入れると、パンクする可能性もあるんで気をつけた方がいいんです。」と!


え、私のやり方間違えていたのね! ま、マズイ!


店員さんの解説によれば、
フニャフニャな空気圧で乗っているタイヤは、それまでのブレーキングによってチューブがタイヤの中で後方にずれてしまっているケースがあるそうです。そのズレを直さないまま、空気を高圧に充填してバルブを強制的に直立させてしまうと、バルブ付近のチューブが寄れた状態でゴムに過度の負担がかかり、突然バーストしてしまうらしいのです。


生半可なおせっかい行動をとってしまったことに猛省。
きちんと教えてくれた店員さんには感謝です。
やはり、ショップではたらく店員さんの頭の中は、メンテナンスBookやマニュアルには載っていない豊富な経験と情報があるんですね。きっと彼らも失敗も積み重ねた結果かもしれませんが、どんな小さなリスクでもきちんと解消して安全に整備する姿勢は見習うべきだと反省いたしました。


あの女性が、これからもパンクをせずに無事に走ってくれていたらよいのですが、もしくは自分が紹介したSSJサイトのリンクからこちらのBlogを見て私のミスに気づいて早急に適正な対処をしてくれたらなと思い、記事にしてみました。可能性は低いけどね。


たった一つの作業ですが、ミスした私。
おせっかいする時は二重三重のチェック要!

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